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『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』

2023年06月23日 | 映画(さ行)
『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』(原題:Spider-Man: Across the Spider-Verse)
監督:ホアキン・ドス・サントス,ケンプ・パワーズ,ジャスティン・K・トンプソン
声の出演:シャメイク・ムーア,ヘイリー・スタインフェルド,ブライアン・タイリー・ヘンリー,
     ルナ・ローレン・ベレス,ジェイク・ジョンソン,ジェイソン・シュワルツマン,
     イッサ・レイ,カラン・ソーニ,ダニエル・カルーヤ,オスカー・アイザック他
 
109シネマズ箕面のIMAXシアターにて字幕版を鑑賞しました。
 
関連作品が多岐に渡りすぎている“スパイダーマン”
“アベンジャーズ”のメンバーでもあるし、実写版もあればアニメ版もあり、
しかも実写版の主演俳優はこれまで3人にて、初代はトビー・マグワイア
卒業するとスーパーヒーロー役のイメージを払拭したいのか、
最近の作品だと、トビー・マグワイアが裏社会のボスを演じていた『バビロン』で目が点になりました。
顔色が悪すぎて、ヤク中そのものでしたから。(^^;
 
本作はアニメ版の『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018)の続編。
 
ピーター・パーカー亡き後、スパイダーマンを継承した男子高校生マイルスは、
各ユニバースから選抜されたスーパーマンが集うマルチバースの中心へとたどり着く。
そこでマイルスが知ったのは、愛する人と世界を同時に救うことはできないということ。
 
いいや、そんなことはない、両方守ってみせると断言するマイルスだったが、
もしも本当にそうしたならば、マルチバース全体が崩壊する危険がある。
マルチバースを守るためには愛する人を犠牲にするのも致し方ないと考える、
マイルス以外のスパイダーマンたちは、マイルスを止めようと攻撃をしかけてきて……。
 
絵も美しいし、テンポも良いし、最初のうちは楽しく観ていたのですけれど、
過去のスパイダーマンを復習してから観に行っているわけではありませんから、
こんなふうにとにかく登場人物が多いうえに誰でも彼でもスパイダーマンやスパイダーウーマンだと、
途中から話について行けなくなって、どうでもよくなるというのが正直なところ。
 
序盤ときおり説明は挟み込まれるものの、新規のファンを獲得しようとしているとは思えず、
一度ずつしか観ていない私のような者を意識しているとも思えない。
したがって、次第にワケがわからなくなり、睡魔に襲われてしまうのでした(笑)。
 
そもそもマルチバース自体がようわからんじゃないですか。
近頃なんでもかんでもマルチバースで、それって本当に行き来できる時代は来そうですか。
違うバースに自分がいるなら、話をしてみたいですねぇ。
 
“to be continues”ですって。140分の長尺で完結させずにまだあるんかいっ。
愛する人と世界を同時には救えないと聞くと、これを思い出します。
両方救うのは無理ですか。でもそのうちスパイダーマンはやってのける?
観に行くでしょうけれど、また寝るかも。(--;

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