6月13日(金)東京オペラシティ コンサートホールで開かれた
「ウィーン少年合唱団」のコンサートに行きました。
ウィーン少年合唱団の前身は、1498年神聖ローマ帝国皇帝マクシミリアン1世
が、20名ほどの宮廷礼拝堂少年聖歌隊として創設した少年合唱団というから
歴史は古い。その後1924年に「ウィーン少年合唱団」として公式に団体として
創設されました。現在は団員数約100名で、4つのグループに分けられて世界各地で
それぞれ約80回の公演をこなしているといいます。そして14才で退団。
これは、当日買ったCDのジャケット。
ウィーン少年合唱団というとモーツァルトやシューベルト、メンデルスゾーン、シューマン
の歌曲を天使の歌声で聴かせてくれる少年合唱団というイメージがあります。
とりわけ、シューベルト「野ばら」、シューベルト&グノー「アウ゜ェマリア」、映画「サウンド
オブ ミュージック」などの曲が印象にありました。
しかし、現在は、こうしたウィーンの伝統的な音楽に加えて、様々な国の曲、
現在良く歌われている新しい曲などもレパートリーに加えていました。団員も
様々な外国語の曲を歌わなければならず、たいへんだと思います。
なお、今回来日の団員の中に、日本人が一人いて日本語の発音なども教えているようでした。
年齢も体型も違う子供たちで構成されている合唱団ですが、規律も良く保たれ、
よく鍛えられた声で美しい歌を聴かせてくれました。
今回は、「ひこうき雲」、震災関連の「花は咲く」、などの日本の曲をメインにして
いました。印象に残ったのは、マイケル・ジャクソンの「ウィー・アー・ザ・ワールド」
トルコの民謡「ウスクダラ」、そして「美しく青きドナウ」と「ラデッキー行進曲」は
納得の終わり方。
アンコール曲は「アンと雪の女王」から、「レット・イット・ゴー」でした。