平群町檪原(いちはら)の当家宅庭前にオハキツキができあがった一週間後の神幸祭(オタビ)は、生駒山口神社で神職から御霊を遷されたサカキを持って、烏帽子、狩衣姿の本当家、敬用人、提灯人らが頭屋宅へとお渡りをします。
道中、「道造り」というクワをもった人が、道を掃きならすような所作で行列を先導します。
行列の前を、人がすれ違うことは許されない神聖なお渡りです。
当家宅に着くと、サカキをオハキの竹筒に差込み祭神のお旅は終わります。
当家、敬用人は前日の早朝、檪原川の御幣岩の場で禊ぎの垢離取りを行い、身を清めて小石を70個ほど拾い持ち帰ります。
その小石は毎日、オハキの前の手水に三個ずつ沈める所作を行います。
オタビを終えて翌週の宵宮の「後夜おくり」までの毎日、同神社の神職は毎朝当屋宅へ来られてオハキを祭祀します。
なお、当家と敬用人だけによって行われる神聖な「後夜おくり」神事は、極秘の遷幸であるゆえすべての火が消され、集落の人々も見ることがでいない神事であり、撮影も禁止されています。
(H17.10.2 Kiss Digtal N撮影)
道中、「道造り」というクワをもった人が、道を掃きならすような所作で行列を先導します。
行列の前を、人がすれ違うことは許されない神聖なお渡りです。
当家宅に着くと、サカキをオハキの竹筒に差込み祭神のお旅は終わります。
当家、敬用人は前日の早朝、檪原川の御幣岩の場で禊ぎの垢離取りを行い、身を清めて小石を70個ほど拾い持ち帰ります。
その小石は毎日、オハキの前の手水に三個ずつ沈める所作を行います。
オタビを終えて翌週の宵宮の「後夜おくり」までの毎日、同神社の神職は毎朝当屋宅へ来られてオハキを祭祀します。
なお、当家と敬用人だけによって行われる神聖な「後夜おくり」神事は、極秘の遷幸であるゆえすべての火が消され、集落の人々も見ることがでいない神事であり、撮影も禁止されています。
(H17.10.2 Kiss Digtal N撮影)