マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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東川古典太鼓踊り

2005年11月23日 18時07分52秒 | 川上村へ
太鼓を打ちながら踊る民俗芸能は古くから流布している風流踊りのひとつです。

カンコ踊り、ナモデ踊り、イサミ踊りといろいろな呼び名があるいわゆる雨乞い(満願)踊りです。

川上村東川(うのがわ)でも古くから伝統が続くもので、4年ぶりに公民館の竣工記念に東川古典太鼓踊りが行われました。

近年の太鼓踊り記録によれば大正4年、昭和3年に途絶えたのち昭和41年に明治100年を記念して40年ぶりに復活されたもので、その後は3、4年の周期で行われています。

烏川神社の氏子総代らの話では、長老が当時の古い記憶を辿りながら踊りの振りや歌詞・音頭を糸を手繰るように思い出していったそうです。

衣装や飾りは手作りで復元され、当時はまだ子どもで練習を重ねて踊れたときは嬉しかったとおっしゃる。

6人の大太鼓打ち、26人の子どもたちの小太鼓にシデ、棒振り、鉦、天狗が音頭取りの唄にあわせて踊られる晴れ姿は、地区の方々にとって久しぶりに拝見するもので大勢が集まります。

(H17.11.13 Kiss Digtal N撮影)