気温が0度となった松尾山。
山田の里から自転車をこいで松尾寺に向かう集団は高校生ら。
急坂を登り切るとそこが松尾寺だ。
拡張された駐車場には次々と車がやってくる。
既に到着している参拝者は護摩壇のとんどで暖をとっている。
今夜は同寺で営まれる除夜の法要。
八月に参加した心身修練教室の一休さんらが除夜の鐘を撞いて般若心経を唱える修業の夜だ。
夏期心身修練教室は今年で100回目。
昭和27年に始まった一休さんの修業は伝統行事のひとつに数えられるだろう。
夏期の修業に参加したなかから希望者を募って行われる除夜の鐘撞きは11時から始まる。
それまでは前座の修業をしている。
住職や僧侶らは行者堂に籠もって法要を営む。
法螺貝の合図で本堂に向かった一休さんの一行。
後方には家族や一般参加者の長い列が続く。
小坊主頭はみられないが灯りに照らされた装束がそれらしく見える。
本堂の前に整然と並んで礼拝する。
大きく円を描くように手を広げる真言の礼拝だ。
それを終えると厄除け鐘楼に並ぶ。
初撞きは僧侶。
手を合わせた一休さんは番人の合図で鐘を撞く。
煩悩の歳まで幾つ数えるのだろうか、天真爛漫な瞳が輝く一瞬だ。
除夜の鐘を撞いたおよそ30人の一休さんは本堂の回廊に座って般若心経を唱える。
真剣な表情はまさしく修業の身。
百八つ修業の鐘が撞き終わるまで唱えていく。
その後も撞かれる除夜の鐘。
長い列はまだまだ続き鐘の音は遠くまで響いている。
一休さんの参加資格は小学3年生から6年生まで。
今夜の鐘撞き修業で卒業する自然が大好きな学徒くんは一所懸命に般若心経を唱えていた。
(H20.12.31 Kiss Digtal N撮影)
山田の里から自転車をこいで松尾寺に向かう集団は高校生ら。
急坂を登り切るとそこが松尾寺だ。
拡張された駐車場には次々と車がやってくる。
既に到着している参拝者は護摩壇のとんどで暖をとっている。
今夜は同寺で営まれる除夜の法要。
八月に参加した心身修練教室の一休さんらが除夜の鐘を撞いて般若心経を唱える修業の夜だ。
夏期心身修練教室は今年で100回目。
昭和27年に始まった一休さんの修業は伝統行事のひとつに数えられるだろう。
夏期の修業に参加したなかから希望者を募って行われる除夜の鐘撞きは11時から始まる。
それまでは前座の修業をしている。
住職や僧侶らは行者堂に籠もって法要を営む。
法螺貝の合図で本堂に向かった一休さんの一行。
後方には家族や一般参加者の長い列が続く。
小坊主頭はみられないが灯りに照らされた装束がそれらしく見える。
本堂の前に整然と並んで礼拝する。
大きく円を描くように手を広げる真言の礼拝だ。
それを終えると厄除け鐘楼に並ぶ。
初撞きは僧侶。
手を合わせた一休さんは番人の合図で鐘を撞く。
煩悩の歳まで幾つ数えるのだろうか、天真爛漫な瞳が輝く一瞬だ。
除夜の鐘を撞いたおよそ30人の一休さんは本堂の回廊に座って般若心経を唱える。
真剣な表情はまさしく修業の身。
百八つ修業の鐘が撞き終わるまで唱えていく。
その後も撞かれる除夜の鐘。
長い列はまだまだ続き鐘の音は遠くまで響いている。
一休さんの参加資格は小学3年生から6年生まで。
今夜の鐘撞き修業で卒業する自然が大好きな学徒くんは一所懸命に般若心経を唱えていた。
(H20.12.31 Kiss Digtal N撮影)