今日は七草粥の日。
気温がマイナス2度となった東吉野村木津川(こつがわ)では山の神さんを奉る日だ。
早朝から村のセンターに集まった上、下、薬師、中、長瀬の五垣内の九人は手際よく山の神のオソナエを作っていく。
昭和のころまでは各垣内毎に作っていたが、人が少なくなってからは寄り合って作るようにしている。
山の仕事道具の木型はタイ(二尾)、オコゼ(一尾)、カマ、ヨキの四種。
ノコギリやチェーンソーも作っていたが今日は時間もないし製作断念。
杉板をサンプル通りに象って、サカナは墨でヒレやウロコを書いていく。
裏には金壱万円の墨書。カマ、ヨキも墨を塗ってそれらしくする。
一方ではススコ(ススンボ)の竹で弓と矢を二本ずつ五組作る。
矢の先っぽは形が違っていて東に置くサスマタ、西に置くのがカブラだという。
そして藁で作るオソナエは山添、曽爾、室生で見られるホウデンと同じ形の「コメダワラ」。
これにイワシ(お頭付きならなんでもいい)とモチを括り付ける。
「タル」と呼ばれるお神酒を入れる二股にした竹筒などをぶら下げて、ウラジロを取り付けてできあがる。
(H21. 1. 7 Kiss Digtal N撮影)
気温がマイナス2度となった東吉野村木津川(こつがわ)では山の神さんを奉る日だ。
早朝から村のセンターに集まった上、下、薬師、中、長瀬の五垣内の九人は手際よく山の神のオソナエを作っていく。
昭和のころまでは各垣内毎に作っていたが、人が少なくなってからは寄り合って作るようにしている。
山の仕事道具の木型はタイ(二尾)、オコゼ(一尾)、カマ、ヨキの四種。
ノコギリやチェーンソーも作っていたが今日は時間もないし製作断念。
杉板をサンプル通りに象って、サカナは墨でヒレやウロコを書いていく。
裏には金壱万円の墨書。カマ、ヨキも墨を塗ってそれらしくする。
一方ではススコ(ススンボ)の竹で弓と矢を二本ずつ五組作る。
矢の先っぽは形が違っていて東に置くサスマタ、西に置くのがカブラだという。
そして藁で作るオソナエは山添、曽爾、室生で見られるホウデンと同じ形の「コメダワラ」。
これにイワシ(お頭付きならなんでもいい)とモチを括り付ける。
「タル」と呼ばれるお神酒を入れる二股にした竹筒などをぶら下げて、ウラジロを取り付けてできあがる。
(H21. 1. 7 Kiss Digtal N撮影)