マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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春日大社奉納南京玉すだれ

2009年03月27日 08時06分35秒 | 奈良市へ
奈良県内の行事で活動されている南京玉すだれ協会奈良支部。

大和郡山市のお城まつりや高取町の高取城まつりに参加されている。

大和郡山市や大和高田、奈良市の施設で練習指導にあたっている代表者の八房美都香氏はいつも元気がいい。

親方は異色の大道芸人と呼ばれる八房梅香氏。

奈良が好きなんだと会うたびに笑顔で話される。

今日は奈良支部の発展と健康を祈願して春日大社で初の奉納玉すだれを披露された。

一同は春日さんの本殿の前で整然と並んで厳かな神事に拝礼する。

林檎の庭で隊列を組んだ支部のみなさん。

田楽で用いられるピンザサラが原型のささら(編竹)を巧みに操って妙技を奉納披露する。

玉すだれの口上は親方が受け持った。

川で鯉を釣った姿、三笠の山に登った朝日、大山・小山の神いる大和三山、大和の七福神宝船、大仏殿のシビ、大和を飛ぶ白鷺は目出度い姿の玉すだれ。

ソバ屋のカンバンからドジョウ掬いになって鯛の形から富士山へと変化。

ラストは五穀豊穣、豊年満作を祈願して稲穂の福笹。

参拝者からは拍手喝さいを浴びた。

春日さんも初めて見る玉すだれに喜んでおられたことでしょう。

(H21. 1.15 Kiss Digtal N撮影)