不安で眠れない夜が続いた。
症状がおかしいよ、再手術するようだったら病院替えたほうがいいのではとかーさんはいう。
このままでは不安な日々が辛いので明後日の通院日を二日早めて病院に行くことにした。
医師に症状を伝えると、それは順調な回復になっているという。
えっ、なんで。
退院直後のハレは少しずつ治まっている。
当時、病室で医師がそれを内部に押したときとても痛かった。
それはハレが大きかったためで入れるのは困難だったそうで、一昨日の入浴時に抑えることができたのはハレが治まってきたからだという。
ハレの具合は手で感じるように三つの山がある。
検診してもそうである。
それは内痔核と外痔核の中間のようなものでほとんど外痔に近い。
内痔がハレているのではなく、外痔なので手術したところが徐々に治ってきて内部から引っ張られるようになって外痔が内部に入っていくそうだ。
突然に飛び出したものではないということが判ってほっとした。
完治するには一か月、二カ月はかかるそうだ。
ハレが治まるにはまだまだ日にちがかかる。
それでもハレが引っ込まない場合はゴムで括って壊死させる。
括って一週間ほどでそれはポロリと落ちる。
この次の治療はそれを考えているといい、再手術は要しない。
ますます安心した。入浴時にハレを手で挿入する処置は正しいことであった。
液体も少なくなってきているのは完治に向かっている証なんだ。
日にちが経過するにつれ挿入の痛みも和らいでくるという。
で、来週の17日を次の通院日に設定した。
それにしても手術前の内痔核のデジタル映像を再び拝見して卒倒しそうになった。
こんなデカイものがうん十年間も育てていたなんて我ながら驚く。
何事も早期発見、早期の処置、その気になるということが大切なんだよねぇ。
(H21. 7. 8 記)