マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
すべての写真、文は著作権がありますので無断転載はお断りします。

続、野遊び②in矢田丘陵

2009年07月24日 08時14分13秒 | 自然観察会
4月の中頃に作った苗代。

矢田郷の苗代の神さんが見守ってきた苗はすくすくと育っている。

花飾りにムギ穂が見られた。

ところで保護者のお父さん方と視聴率20%を超える長寿番組となっている探偵ナイトスクープが話題になった。

ジャンボタニシや大きなシジミは食べられるのかをテーマになった作品で盛り上がる。

一本のサクラの木には何枚花びらがあるのか、これをネットで囲って数えたテーマもあった。

探偵と依頼者がくりだす作品は笑いのなかに自然観察の奥義がある。

ある意味、教育的な作品だったと三人は今でも子どもと一緒にテレビを見続けている。

その週の放送では夕方になると塩ラーメンの匂いが漂ってくるので正体を確かめてほしいいう依頼だ。

探偵さんが近くのラーメン屋さんとか大学食道とかを探し回ったが見つからず。

周囲に桜が咲くいつも漂ってくるバス停付近で確かめることになったところやはり匂ってくる。

強烈な匂いの発生源を探しまわった結果は「ヒサカキ」だった。

これが塩ラーメンの元だったとは。

探究する心が自然観察の極意。

興味をもてるようこれからも支援していきたいものです。

(H21. 5.17 Kiss Digtal N撮影)

続、野遊び②in矢田丘陵

2009年07月24日 08時11分16秒 | 自然観察会
環状剥皮の樹は樹木の生育を遅らせ、(一時的に)樹勢を抑える手法だそうですが、なぜにこの一本だけなのか。

木目肌に特徴があるコナラの木。

環状剥皮は道管・師管を共にとって、水分・養分の補給を断ち、樹を立ち枯れさせる1つの方法だそうです。

切り倒す手間を省き、倒すことにより周りの木に傷をつけないようにする手法は大きな山で時々見かけるとguchi先生は仰った。

果樹栽培でも利用されている環状剥皮。

樹勢の強い木は、なかなか実をつけないのでこれをすることにより、樹を弱らせて実をつけるようにするといい、取り木の手法でもあります。

(H21. 5.17 Kiss Digtal N撮影)

続、野遊び②in矢田丘陵

2009年07月24日 08時06分42秒 | 自然観察会
昨年の秋に稲を刈り取られたハサガケの跡がある。

その田んぼにはアマサギがいる。

亜麻色の帽子を被ったアマサギはこの時期に田んぼで見られる。

もう一羽いるのだが亜麻色がまったく見られないサギ。

姿形は同型なのだがコサギのような鶏冠はないし、チュウサギのようなくちばしは黄色くない。

全身白色のアマサギなのだろうか。

その田んぼにキジが現れた。

なにか警戒しているような様子だ。

奥の森にはメスが抱卵しているのだろうか。

(H21. 5.17 Kiss Digtal N撮影)

野遊び②in矢田丘陵

2009年07月24日 08時04分57秒 | 自然観察会
昨日から降り出した雨は今朝になってカラリとして青空が見えたが、それはひとときであって長続きはしない。

集合時間のころは雲が立ち込んできた。

いつ降ってもおかしくない今日の野遊び自然観察会は柔軟な対応ができるようショートコースで矢田丘陵を目指した。

親子保護者会30人にスタッフは10人を加えた一行は少年自然の家を出発した。

田んぼは既に水を張っているところがある。

同じ地域には苗床も見られる。

(H21. 5.17 Kiss Digtal N撮影)