マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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南之庄のカシワメシ

2009年07月28日 07時16分49秒 | 奈良市(旧都祁村)へ
田植えが終わっても農作業は毎日のこと。

奈良市都祁南之庄で農業を営むMさんはその農作業の合間に食べるカシワメシを作っている。

カシワメシはホオの葉がなければできない。

4月半ばの若葉を摘み取って保存しておく。

そのホオの葉は十字に置いて、ジャコを混ぜた温かい御飯を中央にのせる。

そこにキナコをまぶす。

葉を折りたたんで稲稿で十字に結ぶ。

ぶら下げるように注連縄のように紐を編む。

これで出来上がり。

ホオの葉は御飯の温さで徐々に焦げ茶色に変わっていく。

これがでてきたら食べごろだ。

ホオの葉の香りが移ったカシワメシはとても美味しい。

何個も作って腰にぶら下げて畑に行く。

お腹が減ったらこれを食べる。

箸はそこらにある樹の枝を削って作る。

ここら辺りでカシワメシを作っているのはMさん以外に数人の方がいる。

中身は違うがキナコは同じだという。

南之庄ではカシワメシ、田原ではホオの葉弁当、日笠地区や山添村北野ではホガシワと呼んでいる。

(H21. 5.24 Kiss Digtal N撮影)