マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
すべての写真、文は著作権がありますので無断転載はお断りします。

下笠間の正月行事

2010年01月23日 08時47分30秒 | 宇陀市(旧室生村)へ
イタダキの膳に敷いていた半紙は、字が上手になりますようにと書き初めして小正月のどんどで燃やす。

書き初めでは「あらたまの としのはじめに 筆とりて」と唱える。

燃やすのは成人の日になったので、どんどは9日(平成22年)に作られる。

心棒は太い竹を使う。火を点けてじわっと燃えてきたら恵方のアキの方角へ引っ張る。

燃えた竹は倒れてから細かく割って家に持ち帰る。

それをお味噌を作った瓶、樽などの器の上に置く。

機嫌よう使わしてもらうのだと上に置く。

それでこの竹を「ミソダケ」と呼んでいる。

(H21.12.30 Kiss Digtal N撮影)