マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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発志院の簾注連縄

2010年01月27日 07時18分56秒 | 大和郡山市へ
発志院町の八王子神社では年番の当屋さんが注連縄を作って鳥居に取り付ける。

注連縄は簾型だ。集落の各家でも同じように簾型の注連縄が飾られる。

K家ではたくさんのウラジロを飾り付けた注連縄を玄関口に取り付けている。

藁を垂らした本数は少ないがウラジロの多さが目立つ作りだ。

ユズリハは葉を折りたたむような形になっている。

これは番条町でも見られた形式である。

ウラジロの数に違いはあるものの地域のいたる家で見られる。

本殿も同じ注連縄でしていたが簡略化されたそうだ。

大晦日の夕刻には砂の道を境内に敷いていた。

当屋の都合でそうなったのか、今年はないなあと仰るKさん。

隣村は中城町。ここは八王寺神社が鎮座する。

発志院町の八王子神社は男の神さんで中城町は女の神さんを祀るというが簾型の注連縄は見られない。

(H21.12.31 Kiss Digtal N撮影)