マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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入院28日目

2015年08月08日 10時34分29秒 | むびょうそくさい
ぐっすり眠ることができた目覚めの朝は6時。

起床した直後の体重測定は66.7kgで体温は36.4度、血圧は102だった。

もよおすが大便は出ない。

ただ小便は利尿剤投与の関係でよく出る。

朝食後、O外科医師の回診があった。

少々、足がむくんでいる。

そういえば昨日のいつか覚えていないが両足ともぷくぷく状態の浮腫みに仰天したのだ。

足の浮腫みは胸水の関係もあり、水がぐっと下りてきて足に溜まるのだ。

少しでも足を揚げている方がいいと看護師さんが云っていた。

いずれにしても胸水は心臓の活動で生成される。

体内に吸収されていくのだが、量が多い場合は残ってしまう人もある。

手術時において溶剤が使われた。

それが胸に水として溜まる。

すべて抜けるには2~3週間もかかると話す。

また、不整脈があるのは心不全。薬剤投与をしていく。

10時半、ベッド上で心電図計測をする。

10時40分、手術開腹執刀痕を保護していたガーゼは除去された。

このときの体温は35.9度で血圧は104だった。

看護師のYさんの話しによれば、切除痕は1カ月ぐらいで落ち着くそうだ。

ノコギリ切断された肋骨・脊柱は硬い紐のようなもので固定している。

それは溶けることもなく残存する。

今後、レントゲン撮影をしたらリングが巻いているように見えるらしい。

切除痕は3カ月ぐらいで固着する。

それまでは胸帯を外すことはない。

11時20分、介護福祉士が洗髪をしてくれた。

明日はシャワー入浴ができると思われるが、医師と相談した上で決定される。

ただ、身体は石鹸を泡立てて身体に塗って優しく綺麗に洗う。

11時30分、急遽であるが、窓際の大部屋が空いたといって移動することになった。

特別VIPルームは別として窓の外を見られる部屋になるのは始めてだ。



窓から眺める景色。

開放感を思い切り感じる。

移動した部屋で始めて食べる昼食。



外の光に映し出されて美味しく見える。

食後の計測。

体温は36.1度で血圧は120だった。

この日の心臓リハビリ運動は歩行器なしの自力歩行。

1周100mの廊下を2回周回してみた。

午後2時から始まった久しぶりの心エコー。

手術前の苦しさはない。

心臓を下にした横向きもできるようになっている。

午後3時10分、この日2回目の大便。

お腹は痛いが出るものがない。

出ても水分をともなうプチュプチュ音だ。

この日、2回目の心臓リハビリ運動は午後4時半。

歩き歩行のリハビリはウオーミングアップに50mを歩く。

一度、階段を歩いてみましょうということで17段の階段を登る。

上がって計測した脈拍は124。

しんどさが数値で判る。

小休止すれば118に落ちる。

階段運動は避けたほうがいいと診断された。

廊下の歩行は続きの150m。

脈拍は85に落ち着いていた。

リハビリ療法士がつかない土曜、日曜日は自主的個人プログラムを設定される。

歩行練習のスピードはゆっくり走行。

距離をかせぐように歩く。

休憩は自身で判断して適宜とる。

最低2周の200mを目標とする。

そのプログラムは朝食の1時間後、昼食の1時間後、夕刻の3回とする。

歩行訓練だけでは物足りないので追加プログラムも設定する。

足首の筋肉トレーニングだ。廊下の手すりに手をおいて、両足の爪先立ち。

低めに上げて負荷を感じるまで連続運動。

回数は毎回記録しておく。

これは歩行訓練に続いてするのが望ましい。

午後5時半、最後の点滴痕が除去された。脈拍は120だ。

10分後、窓から見える景色が一変した。

俄かに真っ黒になった雲。

横殴りの雨が降りだす。

病室を出て自宅に戻ったかーさんは濡れないで帰宅できただろうか。



晩食も美味しくいただいた。

それから2時間後は定例の計測。

体温は36.3度で血圧は131になっていた。

今朝の回診で見られた足の浮腫み。

歩けば解消されると看護師が云う。

活動していない足は知の巡りがよくない。

血流は足の先まで届かないのだ。

今まで寝てばかりだったので症状が出なかったという。

今夜も「みん剤」のお世話になって就寝する。

酸素吸入量は「1」だ。

(H27. 8. 7 SB932SH撮影)