云十年ぶりに奈良公園で出合うことになった夫婦連れ。
伊丹に近い西宮に暮らすT夫妻とはこれまた云十年前に長野県の旅行先で一緒になった。
我が家は自家用車であったが夫妻は観光ツアー。
自由時間の際に合流して秋日のサイクリング。
道祖神を見たり、里山で栽培する松本の山葵田の畑などを見学した。
アイスクリームを食べたことは帰宅してから思いだしたけど、皆目記憶にない。
が、泊まった民宿の夜はむちゃくちゃ寒くて朝に起きた頭が凍っていたぐらいの寒さに身体自身が覚えている。
夫妻には最近飼い始めたワンコがいる。
家で留守番ができないワンちゃん連れはどこへ行くか。
かーさんと会社時代の同僚だったKさんと相談の結果が奈良公園である。
行きしなにどこかで弁当でも買って公園に持ち込もうということだ。
自宅からは徒歩、電車の旅。旅といっても遠足程度の短距離。
駅までの徒歩も奈良公園の散歩のリハビリ運動を兼ねている。
弁当を買う場は途中下車を要しない駅ナカ。
近鉄西大寺駅がそうである。
手軽に食べられる軽食リクエストを受けて店屋を見て回る。
かーさんは頭のなかですでに決定しているようだ。
あそこで、これを。
これはあそこで、という具合だ。
まずは奈良の名物と云えば柿の葉寿司。
駅構内にある「箱夢」がある。
三角おにぎりもあるがやはりサバの柿の葉寿司だろう。
4人が食べるには偶数が良い。
一人一個じゃ寂しい。
一人二個であれば箱詰めパックで8個入り。
ところがなぜかそれはない。
864円の7個入りなのである。
それも、まっ、いいかと思って商品棚に指で示したら、店員さんが大胆な行動をした。
商品を並べたケースに身を乗り出して柿の葉寿司を客が見ているほうから手を伸ばして取り上げたのだ。
これにはびっくりした。
一般的には店員側にあるスライドを開けて商品を取り出すのだが、前からなのだ。
しかも、身を乗り出して・・・。
衝撃的な手法に、こんなことってあり?。
もしかとしたら、どこかのテレビ番組がドッキリの撮影中とか・・。
そんなことはなかった箱夢の売り方はいつも通りだと云う。
ちなみに箱夢の柿の葉寿司は「柿の葉寿司本舗たなか」の商品。
好みの旨さが嬉しい。
次はサンドイッチ。
入店した店は「LITTLE MERMAID」だ。
山盛りの商品ケースから選んだ商品は二つ。
四人前だから二つ、である。
一つは314円のプチサンド。
もう一つは345円の「とんかつ野菜サンド」だ。
次は惣菜屋さん。
鶏惣菜や弁当を作って販売している「蔵や」で買ったのは684円の鶏のからあげ。
グラム単位販売であるが、思いの個数も可能と云われたのでパック詰め8個入りを購入した。
大きさの重さでグラム数は変位する。
店員さんが取り上げた8個で684円。
スーパートライアルで買えば500円ぐらいかも知れない。
寿司にサンドイッチ。最後に買った品物は手巻き海苔がパリパリのコンビニおにぎりにした。
入店した店は日本全国のどこにでもある「FamilyMart」。
あれやこれやと迷うことなく選んだおにぎりは四つ。
110円の手巻紀州南高梅と同額の手巻シーチキンマヨネーズ。
同じ手巻き系でも値段が上の紅しゃけは140円。
私の好みで選んだおにぎりは138円の青磯海苔ねぎとろ。
待ち合わせの場所は近鉄奈良駅上の路上。
携帯に電話が鳴っていち早く到着したので待っているという。
ここで合流した車はどこへ停めるか、である。
選んだ場は高畑の駐車場。
平日なので乗用車も少ない。
一日停めても千円。
安心して停められると思っていたが、そこより一日パーキング料がもっと安いところがあった。
高畑の信号よりまだ南へ下ったところにタイムパーキングがある。
時間制だが一日800円の文字が見える。
次回、来る場合はそこにしよう。
ワンちゃんは小型犬。
散歩がてらに出かけた行先は鷺池付近。
青葉茶屋や江戸三から見下ろす荒池で暑い日差しを避ける。
樹木の下にあるベンチがある。
ここはトイレもある。
鹿もいる。
流れる風も爽やか。
歓声もない静かな場で云十年ぶりの会話が弾む。
少しだけ移動して藤棚のある東屋に落ち着く。
五月初めなら香りもあったが今はない。
この付近にはエビフライ型の松ぼっくりが落ちていた。
ムササビが住んでいる証拠である。
秋から冬にかけて食べた痕カスはけっこう見つかる。
ムササビの観察会に参加したことがある。
夜の観察は難しい。
正体はニホンリスであるという人もいる。
どちらであっても正体を見たいがたぶんに無理であろう。
ここで鹿にエサを与える男性がいた。
それまでじっとしていた鹿。
何頭かは芝生を食べていた。
音がしたのか、それとも声がかかったのか、判らないが一斉に走り出した鹿の群れ。
芝生よりも旨いんだろう。
鹿にエサを与える人はもう一人。
何人かがいるようだ。
その辺りを黙々とゴミを拾い上げる男性もいた。
海外から来られた観光客もよく出合う。
家族の人が押す車いすで公園を移動する外国の人もいる。
そのような環境下で話す久しぶりの会話。
ワンちゃんも待っているだけでは辛いだろうと場を代える。
目的先は東大寺門前にある「夢風ひろば」。
ワンちゃんもともにお茶する場である。
かーさんが予め調べていた情報がある。
ワンちゃん連れも可能な外のテラス席がある店情報だ。
その店は故川島英吾の息子娘たちが経営する「TEN.TEN.CAFE」。
ワンちゃんには水もサービスしてくれる。
暑い日差しが照るテラス席には大きな日傘がある。
時間帯は午後2時。
やや西日になった日差しは日傘の陰を斜めにする。
椅子は動かさざるを得ない。
この日の天候はキツイ日差し。
最高気温は30度超えの真夏日。
今年初の真夏日気温は奈良市内で30.7度。
十津川村風屋では32.0度。
上北山村でも31.7度になった。
奈良市内の方がまだましなんだが、7月中旬並みの暑さにまいった。
奈良公園のどこをみても日常的空間に鹿がいる。
暑い日差しをさけて木陰で休む。
記念写真を撮る観光客。
これもまた日常的景観である。
近鉄九条駅から自宅までは行きも帰りもリハビリ運動を兼ねての歩き。
流れる汗で脱ぎ捨てた衣服はびしょびしょだった。
(H28. 5.23 SB932SH撮影)
伊丹に近い西宮に暮らすT夫妻とはこれまた云十年前に長野県の旅行先で一緒になった。
我が家は自家用車であったが夫妻は観光ツアー。
自由時間の際に合流して秋日のサイクリング。
道祖神を見たり、里山で栽培する松本の山葵田の畑などを見学した。
アイスクリームを食べたことは帰宅してから思いだしたけど、皆目記憶にない。
が、泊まった民宿の夜はむちゃくちゃ寒くて朝に起きた頭が凍っていたぐらいの寒さに身体自身が覚えている。
夫妻には最近飼い始めたワンコがいる。
家で留守番ができないワンちゃん連れはどこへ行くか。
かーさんと会社時代の同僚だったKさんと相談の結果が奈良公園である。
行きしなにどこかで弁当でも買って公園に持ち込もうということだ。
自宅からは徒歩、電車の旅。旅といっても遠足程度の短距離。
駅までの徒歩も奈良公園の散歩のリハビリ運動を兼ねている。
弁当を買う場は途中下車を要しない駅ナカ。
近鉄西大寺駅がそうである。
手軽に食べられる軽食リクエストを受けて店屋を見て回る。
かーさんは頭のなかですでに決定しているようだ。
あそこで、これを。
これはあそこで、という具合だ。
まずは奈良の名物と云えば柿の葉寿司。
駅構内にある「箱夢」がある。
三角おにぎりもあるがやはりサバの柿の葉寿司だろう。
4人が食べるには偶数が良い。
一人一個じゃ寂しい。
一人二個であれば箱詰めパックで8個入り。
ところがなぜかそれはない。
864円の7個入りなのである。
それも、まっ、いいかと思って商品棚に指で示したら、店員さんが大胆な行動をした。
商品を並べたケースに身を乗り出して柿の葉寿司を客が見ているほうから手を伸ばして取り上げたのだ。
これにはびっくりした。
一般的には店員側にあるスライドを開けて商品を取り出すのだが、前からなのだ。
しかも、身を乗り出して・・・。
衝撃的な手法に、こんなことってあり?。
もしかとしたら、どこかのテレビ番組がドッキリの撮影中とか・・。
そんなことはなかった箱夢の売り方はいつも通りだと云う。
ちなみに箱夢の柿の葉寿司は「柿の葉寿司本舗たなか」の商品。
好みの旨さが嬉しい。
次はサンドイッチ。
入店した店は「LITTLE MERMAID」だ。
山盛りの商品ケースから選んだ商品は二つ。
四人前だから二つ、である。
一つは314円のプチサンド。
もう一つは345円の「とんかつ野菜サンド」だ。
次は惣菜屋さん。
鶏惣菜や弁当を作って販売している「蔵や」で買ったのは684円の鶏のからあげ。
グラム単位販売であるが、思いの個数も可能と云われたのでパック詰め8個入りを購入した。
大きさの重さでグラム数は変位する。
店員さんが取り上げた8個で684円。
スーパートライアルで買えば500円ぐらいかも知れない。
寿司にサンドイッチ。最後に買った品物は手巻き海苔がパリパリのコンビニおにぎりにした。
入店した店は日本全国のどこにでもある「FamilyMart」。
あれやこれやと迷うことなく選んだおにぎりは四つ。
110円の手巻紀州南高梅と同額の手巻シーチキンマヨネーズ。
同じ手巻き系でも値段が上の紅しゃけは140円。
私の好みで選んだおにぎりは138円の青磯海苔ねぎとろ。
待ち合わせの場所は近鉄奈良駅上の路上。
携帯に電話が鳴っていち早く到着したので待っているという。
ここで合流した車はどこへ停めるか、である。
選んだ場は高畑の駐車場。
平日なので乗用車も少ない。
一日停めても千円。
安心して停められると思っていたが、そこより一日パーキング料がもっと安いところがあった。
高畑の信号よりまだ南へ下ったところにタイムパーキングがある。
時間制だが一日800円の文字が見える。
次回、来る場合はそこにしよう。
ワンちゃんは小型犬。
散歩がてらに出かけた行先は鷺池付近。
青葉茶屋や江戸三から見下ろす荒池で暑い日差しを避ける。
樹木の下にあるベンチがある。
ここはトイレもある。
鹿もいる。
流れる風も爽やか。
歓声もない静かな場で云十年ぶりの会話が弾む。
少しだけ移動して藤棚のある東屋に落ち着く。
五月初めなら香りもあったが今はない。
この付近にはエビフライ型の松ぼっくりが落ちていた。
ムササビが住んでいる証拠である。
秋から冬にかけて食べた痕カスはけっこう見つかる。
ムササビの観察会に参加したことがある。
夜の観察は難しい。
正体はニホンリスであるという人もいる。
どちらであっても正体を見たいがたぶんに無理であろう。
ここで鹿にエサを与える男性がいた。
それまでじっとしていた鹿。
何頭かは芝生を食べていた。
音がしたのか、それとも声がかかったのか、判らないが一斉に走り出した鹿の群れ。
芝生よりも旨いんだろう。
鹿にエサを与える人はもう一人。
何人かがいるようだ。
その辺りを黙々とゴミを拾い上げる男性もいた。
海外から来られた観光客もよく出合う。
家族の人が押す車いすで公園を移動する外国の人もいる。
そのような環境下で話す久しぶりの会話。
ワンちゃんも待っているだけでは辛いだろうと場を代える。
目的先は東大寺門前にある「夢風ひろば」。
ワンちゃんもともにお茶する場である。
かーさんが予め調べていた情報がある。
ワンちゃん連れも可能な外のテラス席がある店情報だ。
その店は故川島英吾の息子娘たちが経営する「TEN.TEN.CAFE」。
ワンちゃんには水もサービスしてくれる。
暑い日差しが照るテラス席には大きな日傘がある。
時間帯は午後2時。
やや西日になった日差しは日傘の陰を斜めにする。
椅子は動かさざるを得ない。
この日の天候はキツイ日差し。
最高気温は30度超えの真夏日。
今年初の真夏日気温は奈良市内で30.7度。
十津川村風屋では32.0度。
上北山村でも31.7度になった。
奈良市内の方がまだましなんだが、7月中旬並みの暑さにまいった。
奈良公園のどこをみても日常的空間に鹿がいる。
暑い日差しをさけて木陰で休む。
記念写真を撮る観光客。
これもまた日常的景観である。
近鉄九条駅から自宅までは行きも帰りもリハビリ運動を兼ねての歩き。
流れる汗で脱ぎ捨てた衣服はびしょびしょだった。
(H28. 5.23 SB932SH撮影)