マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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浮腫みに膨満の原因はロキソプロフェンナトリウム錠

2019年09月10日 08時15分50秒 | むびょうそくさい
前日のお腹は驚異的に張り出した膨満状態。

食事処で私の姿をみたおふくろもかーさんも驚いた顔をする。

翌日の体重も気にかかる。

迎えた4月28日の朝。

特に起きにくいとかの症状はない。

起床時に測った体重は71.8kg。

前日よりもさらに増えた値にこれはもう医者行きの決断。

追い打ちをかけたのは血圧である。

これまで類をみない値は185-91。

そのくせ心拍数といったら、いつもとかわらない42拍。

朝食後の血圧は若干下がって151-70。

心拍数は44泊。

足の浮腫みは前日よりも顕著にでていた。

膨満状態はあいもかわらずだが、食事は摂れる。

もう、行くと宣言して通院している循環器内科に電話を架けた。

つい一週間前は3カ月診断。

特に何も問題もなかったが、医師の言葉はいつものお変わりないですか、浮腫みや体重増加はないですか、である。

その問いにいつもと同じで特に症状はでていないと伝えていた。

症状に大きな変化があれば、緊急的診察を・・と以前から云われている。

昨年の11月は突如として出現した頻脈症状に緊急診察行き。

症状がおかしければ休みでなければお願いする。

前回もそうだ。

2年と数か月前にもあった。

そういう場合は外来棟受付に電話をする。

本日は土曜日。

一般診療は受け付けていませんという。

そりゃわかっている。

私は貴院に通院している身。

今にも膨満状態が爆発しそうだと電話当番者に訴える。

そうしたら、その人は循環器内科の医師は休みで総合内科になるという。

それもわかっている何度かの土曜日緊急処置願い。

受付は総合内科に振られて受診カードナンバーを伝えて名乗る。

浮腫み、膨満症状に経緯を伝えたら、今すぐ来てくださいと・・。

普段、車で行けば35分から40分はかかる。

それぐらいで到着しますので、と云えば、お気をつけてください、と。

承諾を受けて、自宅を出発した時間帯は午前9時15分。

9時に電話をして話している時間、大急ぎで支度しても15分も経過。

時はすぐに過ぎてしまう。

外来棟駐車場に着いた時間帯は9時42分。

普段の平日の混み具合はまったくなく、信号待ちにかかることも少なかったのでとても早く着いた。

9時45分に総合受付。

そして階段を登って総合内科の受付。

9時48分から10時10分にかけては、痛みどめ服用から体重増加、浮腫、膨満症状に至る経緯を問診票に記入して提出した。

そのころ、突然にもよおしてくる小水。

受付からは問われなかったが、念のためと思って受付に申し出た尿採取。

医師に確認したらお願いします、である。

10時10分から20分までは看護師面談。

問診評に記入した状況を口頭説明だけでなく、毎日記入している体重、血圧、心拍数をもって状況説明。

合わせて診療所で痛み緩和している処方箋や、泌尿器科で男の病気の前立腺処方箋(※ナフトピジルOD錠75mg(サワイ))も伝える。

看護士曰く、前立腺処方箋は服用しても問題はないが。

気にかかかるのはロキソニンと云われる。

循環器系病をもつ患者さんで、ロキソニンを服用しても何ともない人もあるが、影響受ける人もいる。

私はどうやら後者に匹敵することになる。

本日指摘されるまでもなく、実は前夜の服用は自己診断で服用を中断した。

抗生剤は3日間服用で終わっていたが、鎮痛薬のロキソニン(※正式処方箋はロキソプロフェンナトリウム錠60mg「CH」)が多分に影響しているのでは、と思っていたからだ。

何故なら痛み治療は前月の3月11日にも処方・服用していたが、浮腫み、膨満症状はでなかった。

4月24日の診断で処方された薬は3月発症と若干の違いがある。

その若干とはロキソプロフェンナトリウム錠60mg「CH」である。

3月にはそれがなかった。

ところが4月はそれがある。

ロキソニンの怖さはFBとか新聞の医療相談にもある伝え聞き。

副作用が出る可能性があるということだ。

10時30分から40分は、本日担当してくださるK医師の診察に経緯ならびに状態訴えた。

主治医であれば、即座に状況把握ができるが、なければ経緯を詳しく・・ということになる。

状況的には心不全。

状態をもう少し明確にしたい、と血液検査、レントゲン、心電図の指示を伝える。

診察室を離れて検査にでかけた時間帯は午前10時45分から11時18分まで。

一番長く検査したのは心電図検査である。

検査担当技師は、なんと4月入社の新人のNさん。

初々しい指示に新人とすぐにわかった。

心電図検査をするには胸を大開き。

人工心肺に置き換えて形成手術した痕跡は赤く腫れて今でもはっきりとわかる状態。

手術は平成27年の7月31日。

たいへんだったでしょと云われて、思い出した幻影症状。

ICU室に居たころの数日間は蠢く魔物に悩まされぱなしだった。

手術中は怖さも何もないが、幻影の怖さは、目をつぶらなくとも映像が今でも出てくる異常なものども。

そんな話に興味をもつ新人技師。

心電図をセットし終えて先輩技師に検証してもらう。

そこでOKが出ればスイッチオンとなるが、私は普段、安静状態であれば40拍前後の心拍数になる。

過去、なんどもあった新人技師。

計測の貼り方が悪かったのかと思えるほどの波形の乱れ。

研修中には見られなかった波形におろおろするはず。

そういう場合は3分から5分間の持続型検査になる。

そういう場合は、必ず技師は患者さんに確認しなくてはならないのだろう。

何度もそのことを経験してきた私は、新人技師さんに話してあげたら、その通りの波形。

こらなんだと思ったらしく、今から3分間の計測と伝えられた。

波形はどうでしたかと尋ねたら、まさにその通りの波形。

p波は綺麗に出ていましたかと尋ねたら、そのことにも驚かれた。

当院にどれほどの数の検査、診察をしてきたことか。

心臓のリハビリ運動なんて、昨年の3月末に卒業するまで60回以上も通った。

ペダル漕ぎに実見できる心電図波形。

教えてもらった波形のp波。

それさえ鮮明な波形であれば問題なし。

そんなことを話してあげたら、これもまたびっくりしてはった。

研修や机上学習では味わえない特殊な症状。

経験はこれからの毎日によって積み重ねることであろう。

仕事内だけでなく、仕事外にも考える情報はいくらでもある。

ただ単にSNSを見ているだけでは知恵は増えない。

直接体験する情報だけでなく、他にも入手できるのは、例えば新聞紙に掲載される医療相談がある。

新聞だけでなく他の媒体にもある。

そういったものを自主的に拾って身につける。

研修中はどちらかといえば受動的。

自らの疑問をもって調べた方が身につく。

なんてことをお話ししたらガンバリますと返してくれた。素直な技師はおそらくいろんなことにぶち当たるだろうが、壁を壁とも思わないよう、ぶち壊してほしいとエールを贈る。

検査を終えて総合内科の待合室に戻って30分。

検査後の診察時間は午前11時の50分から55分。

レントゲンおよび心電図検査についてはまったく問題なし。

曇りもブレもない綺麗な映像に波形だったという。

異常値が見られたのは血液検査の結果である。

特に異常だったのがBNPである。

BNPは脳性ナトリウム利尿ペプチドの略。

心臓の負荷が増え、心筋肥大が起こるとBNPの血液濃度が増加する。

値が高いほど心臓が良くないということであるが、今回の値は236.9。

なんという数値であろうか。

一週間前は何事もなかった111.3。

もう一つの異常値は肝機能に関するAST。

心臓や肝臓などの臓器になんらかの障害がある場合に数値が高くなる。

先週の数値は25であったが、今回は62。

13-30の基準値範囲を越えた数値も影響を与えていたロキソニンである。

原因はわかったが、さて治療法である。

忘れもしない平成27年12月26日

本日とほぼ同じような浮腫みに膨満症状の発症に緊急連絡をして処置してもらった日である。

そのときは、年末にかかろうとしていた日。

機会を逃してしまえば、迎えた正月に難義すること必至であった。

今回は明日の29日からゴールデンウィークモードに突入する。

膨満を放置すれば溜まった尿で尿毒症にもなりかねない。

そうなる前に処置をするというわけだ。

2年と4カ月も前の処置は注射によるラシックス20mg利尿液剤処置。

なんぼでも出てくる尿の量は合計で3400mlにものぼった。

おかげさんで魔物を排出することができた。

今回はそこまでいかない。

結果、処方されたお薬は4日分のラシックス錠。

本日は昼食後に、翌日からは朝食後に服用の指示がでた。

BNPにAST数値が下がっているかどうかの検証が要る。

5月1日は火曜日。

主治医の循環器内科医師が担当する曜日だから、その日に一般診察として来てください、ということで終えた。

しかし、それにしても院内に入ってからもよおすことがむちゃ多くなっていた。

昨日、一昨日とえらい違いのもよおし回数。

受付から会計支払いを精算するまでの院内滞在中の回数は6回。

9時45分から12時半までの短時間になんと6回も、である。

また、帰宅したとたんにも1回あった。

トイレで用を足す度に身体が少しずつ軽くなっていくのがわかる。

つまりは朝に飲んだ利尿剤が利いているのである。

昨日までは飲んでいても利かなかった。

その原因はロキソニン。

中断したのは昨夜に今朝の分。

尤も以下次は服用しない。

つまりはロキソニンを中断した途端に、今まで通りの利尿剤の効き目があったということである。

(H30. 4.28 SB932SH撮影)