マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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鯖・サバが好き!旨すぎる国民的青魚のすべて記念イベントin大阪・ロフトプラスワンウエスト

2019年09月06日 09時54分42秒 | メモしとこっ!
平成30年の3月12日に全国発売された『サバが好き!旨すぎる国民的青魚のすべて』がある。

著者は池田陽子さん。

出版は山と渓谷社。

編集者は草柳佳昭さん。

ひょんなことから知り合ったお二人が、『サバが好き!旨すぎる国民的青魚のすべて』発刊記念に大阪にやってくるとFBで伝えていた。

知り合ってからすべての交信は電子メールにFBメール。

一度もお会いせずに、黙っておくのは私の気持ちが許せない。

発刊記念のイベントの主役は著者の池田陽子さんにある。

池田陽子さんは全日本さば連合会・広報を担当する美人のサバジェンヌ。

日本各地の漁港から魚屋さんにサバ調理人に顔が広い。

地域活動も幅広く駆けずり回っているようだ。

池田陽子さん
もう一つの顔

薬膳料理家に薬膳アテンダントである。

とにかくお忙しい池田さんと面識させていただきたく会場に出向くことにした。

実は二の足を踏んでいた。

理由はチケット購買である。

記念イベントの会場は大阪・ロフトプラスワンウエスト(2014年オープンのライブハウス)。

大阪市中央区宗右衛門町の美松ビル3階が会場であるが、誰でも彼でも入室できるのではなく、チケット購買を要する有料会場。

生まれてこのかた、チケット購入なんぞしたことがない。

方法、手段がさっぱりわからない。

もう一つの理由は前売りが2300円の当日飲食代が別途の2800円。

奈良からの往復交通費も入れりゃ私の生活費では賄えない。

顔出しだけが精いっぱい。

お会いして、コラム執筆にサシサバ写真を掲載してくださった発刊のお礼を伝えたい。

あわよくば入場でもできれば、と思って電車でやってきた。

久しぶりの夜の街。

大阪の夜の街は何年ぶりになるだろうか。

ビジネスマン時代のころは、淀屋橋で飲んで難波でも。

若いときはなんでもなかった金力、体力。

どちらも随分と衰えたものだ。

会場は午後6時半に開場。

イベントオープンが午後7時半。

早めに到着したいと思って近鉄難波駅に午後45分に着く。

日本橋駅を目指してイベント直線。

地下街の虹のまち(※現在はなんばウォーク)を歩く。

たしかここら辺りで地上に出て・・あそこを曲がってあそこらへん・・。

なんせスマホを持ち合わせていない私が頼りにするペーパ出力マップ。

ウロウロするだけでなかなか美松ビルに出会えない。

ここら辺りだろうと思って2階に上がったら大勢の人たちがいたが風体が違う。

受付もないし、会場を匂わせる雰囲気もない。

間違ってあがったビルを背中にまた歩き出す。

焼肉食べ放題のまんぷく市場でもない。

もしかとすればこの筋では・・・。



アタリである。

それにしてもこの宗右衛門町界隈を歩く人の姿にビジネスマンは少ない。

とにかく多く見られるインバウンド。

ぞろぞろ引くキャスターの音があっちからもこっちからも。

まず間違いなくアジア系のインバウンドで溢れる街になっていた。

美松ビル玄関口にあるフロアー案内。



ホストクラブもあればラウンジなどなどに混ざって文字表記で「サバが大好き!ナイト」。

「国民的青魚のすべてを知って、食べて楽しむ」とサブ表示。

出演は全日本さば連合会の小林崇亮会長サバニストに池田陽子応援サバジェンヌ。

お一人様、1コース2700円で食べられる9品のSPサバメニューも書いていた。

そう、入場料に食事代は別。

当日なら5500円。

飲み放題でもなく別途にドリンク代も、当然要る。

メニューのサバは新作料理もあるとFBで伝えていた。

そのメニューは、島根県浜田のサバ竜田揚げスイートチリソースORブルドック「滋養ソース」に島根県浜田のサバトマト照り焼き、島根県浜田鯖ほぐしと海藻の中華和え、豆腐のっけ・三重県南伊勢おかげ鯖のしゃぶしゃぶ、三重県南伊勢おかげ鯖の焼き串・福井県美浜のへしこと刺身、大阪府の魚庵の金華さば棒寿司、大阪府の魚庵の鯖寿司茶漬け、鳥取県因幡の塩鯖麹漬の9品。

2700円でこれだけのごつっぉに出合えるなんてありえない。

それぞれ何切れずつなのかわからない。

最小の数であっても9品。

舌が肥えてしまうだろうな。

少しノゾキミを、と思ったところに店員さんが顔を出してくれた。

これ幸いに、お願いしたサバジェンヌ池田陽子さんの呼び出し。

用件と名前を告げたら、断られることもなく受け入れてくれた。

呼び出しに声をかけられたサバジェンヌ。

初対面に名前を告げたら、わーぉ。

まさかのここで・・と喜んでくださった。

お話しているときに声をかけてくださった男性。

こちらも初対面になる草柳佳昭さん。

お会いできただけで感動もん。

会話する時間もない忙しさのサバジェンヌ池田陽子さん。



この日はテレビ局の取材が入っていた。

スタジオはいつ来夏客が来ても間に合うよう準備が調っていた。

ギラギラの会場にスポットライトを浴びる。

今からショーでも始まりそうな雰囲気の場で取材に応じていた。



その一こまを記録する草柳佳昭さん。

写真好きの行動派の草柳佳昭さんはときおりFBでとらえた気になる映像を紹介している。

ショーが始まるまでもうすぐ。

申しわけないが、失礼させてもらって退室。



入口にはすでに行列ができていた。

会場を出て通りに出る。

相変わらずというか、さらに増えていたアジア系のインバウンド。

ガラガラ引きずるキャスターの音量もまた多くなっていた。

さらに南下した処に派出所がある。



見覚えのある派出所は大阪府警の道頓堀交番所。

懐かしい同級生の顔を思い出す。

昭和45年に卒業した大阪府立東住吉工業高校のときの同級生であった安藤くん。

剣道が達者だった彼は警察官になった。

高校を卒業してから1年後くらいだったように思えるが定かでない。

私が初めて勤めた就職先は日本レイヨンの宇治工場。

数カ月は寮生でいたが1カ月くらいで退寮。

京阪電車の寝屋川?駅近くのアパート、トイレも風呂もない四畳半一間の住まいで一人住まいして通勤。

やがてそれも負担になって大阪・実家から片道2時間もかけて通勤していた。

それもまた嫌気をさして退職。

自宅でぶらぶらしている日々に覚えた麻雀屋のアルバイト。

このときに覚えた喫煙も平成27年7月の大病で卒業した。

麻雀で稼ぐつもりのなかった息子を不憫と思ったおふくろが頼み込んで受けた就職試験。

日本生命の関連会社になる情報処理会社で勤めるようになった半年後くらいに会社の同僚たちと飲みに来た。

その帰りに覗き込んだ道頓堀交番所に彼が座っていた。

あれぇーとお互いが指さし。

久しぶりの出会いにすっかり酔いが覚めたかな。

公務の邪魔をしてはならないと思ってすぐに立ち去った。



その交番所すぐ傍を流れる道頓堀川。

昭和の時代、水質汚濁によって悪臭を放つどぶ川だった。

さまざまな取り組みによって浄化

一部、報道によれば鮎魚が戻ってきた、というが・・。



奇麗な川になった道頓堀川に大勢のお客さんを載せた観光クルーズ船が行き交う。

ビジネスマン時代の道頓堀川、近くにいてもそんなに臭いの?って、逆に思うのだが・・・。

ただ、ネオンサインはずいぶんと凝ったものになって、眩しいほどのギンギンギラギラに移り変わったけど・・。



懐かしい金龍ラーメンの看板が見えるが、初めて食べたのは御堂筋川。

この道頓堀川店は、当時部長だったYさんが、食べに行こうと誘ってくれた通り。

今ではアジア系の人ばかりが気になるどこかの国かと見間違うような景観である。

(H30. 4.25 SB932SH撮影)