マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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滝川裏地のハデ

2017年05月03日 08時14分52秒 | 民俗あれこれ(干す編)
かれこれ云十年も通い続けている十津川村の滝川渓谷。

最上流に滝百選に選ばれている笹の滝がある。

初めて訪れたのは40数年前になる。

地道の林道を走っていた。

覆いかぶさるように生い茂った山の木々の葉がキラキラと光っていた。

天井がオープンできるワンボックスカーの座席から眺めた景色は最高のロケーションだった。

数年後、奈良交通の路線バスを乗り継いでやってきた滝川にある民宿。

二十歳代半ばもまだいっていない年齢だった。

当時勤務していた会社の人たちとやってきた滝川。

会社の人たちと連れだってやってくるこの地はいつしか寛ぎの地になった。

仕事のストレスから開放されて静養する地でもある。

2年前の平成26年8月末に訪れた際も上流に向かう林道を走っていた。

山間傾斜地に建つ集落がある。

いやがおうでも目に入る集落を停車してまで撮ったのは初めてだ。

ここにある構造物の用途はなんであろうか。

この年、平成28年の9月10日に訪れてわかった。

これまでずっと盆があけた8月末の土曜、日曜に訪れていた十津川村の滝川。

風屋(かぜや)ダムから下った地に支流の滝川がある。

そこにある民宿は二十歳代のときから毎年のように利用している泊まりの宿。

始めて訪れた時の印象は今でも残っている。

今でこそ車で行くようになったが、最初はバスで出かけた。

風屋のバス停留所を下りて村落まで歩いた。

今、思えばまあまあの距離である。

泊まりの宿、朝日が昇る前に渓流釣りをして遊んでいた。

短パンでは寒かったぐらいの避暑地である。

泊まりはいつも8月末の土日。

決まっていた。

平成27年の7月に身体を壊して大手術。

入院加療を経てなんとか生きている。

車の運転もできるようになった私の身体や連れたちの事情を考慮して9月の第二週目にした。

向かう先は笹の滝のちょっと手前。

そこへ行くまでにアユ釣り人で賑わう滝川に架かる橋を渡る。

渡ってすぐさま停車した。

こんなところにもあったんだ。



連れたちにちょっと待って、といってシャッターを押し続けていた。

あまり待たせるわけにはいかない感動の場。

広がる青空を背景に撮っていた。

多段型のハザ架け竿は何段あるのだろうか。

先を急がねばならないから数えている余裕はない。

(H28. 9.10 EOS40D撮影)


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