マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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お手軽な手作り蕗味噌

2022年01月11日 10時39分39秒 | カンタンオリジナル
大量に出来上がった蕗のつくだ煮

初夏の香りちゅうか、独特の苦みを感じる蕗のつくだ煮。

かーさんも美味いと云って食べたが、数日来の食卓に上るつくだ煮は私の席だけ。

毎夜に食べるつくだ煮の味はさすがに根負け。

飽いてくるのはすぐだと思っていた、その通りになった。

出来上がったつくだ煮は味替え。

頭の中に浮かぶ作り方は信頼おけない素人判断。

予想もつかないヘンテコ味にしてしまう可能性は大、大・・。

参考にするネットは蕗の茎どころか、フキノトウばかりが出てくる。

私が求める蕗味噌は、葉っぱが主であるが、いくら探しても出てこぬ。

探して、探してやっと見つかったお料理ブログはスガさんの「週末の作り置きレシピ」。

レパートリーは数多く、その幅も広い。

数冊のレシピ本が著書にある。

見つかった蕗の葉で作る蕗味噌。

題して「ほろ苦いのに柔らかな ふきの葉味噌」に、なーるほど、である。

初の取り組みにそんなにたくさんの量は無用。

小鉢にちょっとくらいで十分。

詰め詰めに蕗のつくだ煮を詰め込んだむちゃ大きな、それこそ中鍋くらいのタッパー保存容器から小鉢の分量だけを取り出す。

その量は、たったの1/20くらい。

まったく減ってもいないタッパー保存容器のつくだ煮に、あぁー、としかため息がでない。

それはともかく、今回の量が決まれば、その量に合わせて普段から使っている合わせ味噌を取り出す。

味噌の量と同じくらいの味醂も揃えたら、味付けに砂糖を、その量の半分。

参照するブログでは、醤油は砂糖の半分の量と書いてあったが、出来上がってから舌で感じる調合のときに、合わせることにした。

ガスコンロにかけたフライパン。

ごま油をとろとろ落として油の海に。

底にたっぷり溜まるくらいの量を確かめて火を点ける。

合わせ味噌に味醂を調合、砂糖を溶かして味見したオリジナル調味料。

箸で摘まんだちょっとをフライパンに落としたらパチパチ跳ねる。

丁度、良か状態の油温度になったところにすべてを落としてかき混ぜる。

かき混ぜは先の尖がっていない昔からある割りばし。

先の柔らかい箸でかき混ぜる。

ぐるぐる、ぐるぐる・・・何度もかき混ぜて汁気を飛ばす。

弱火でも十分に泡だつ調味料。

柔らかい状態だった調味料がやや硬くなる。

硬いといってもカチコチじゃない。

練って、練って、適度な状態になったところに保存していた蕗のつくだ煮を投入する。

ざぁっとかき混ぜて10秒。

火を止めて冷ましつつかき混ぜて出来上がった蕗味噌をちょいと味見。



味噌が勝っているような味であるが、蕗の味も十分に感じる丁度いい感じ。

白胡麻をちょちょいと振ってもなお美味しい。

味見をしたかーさんも美味しいという。

これで決まった。

味見ついでに確かめた七味唐辛子もまた良し。

ご飯のお供にピッタシの味になった。

今夜は酒でも味わってみるか。

手作りの蕗味噌は思う存分ではないが、味わって食べた



おかずが多い場合は食べ損ねる。

いつしか冷蔵庫にねむる羽目に・・。

探してみた1カ月後。

なんと大量に作った蕗のつくだ煮はタッパウエアごと消えた。

なんでもいっぱいになったからとゆうて廃棄処分。

おぉォー、なんてこったい。

涙が零れるほどに悲しい事実を知る。

蕗味噌もつくだ煮も冷蔵庫に入れておいたら保存食。

田舎のばぁちゃん、みなそうしている。

タッパウエアに残しておいたつくだ煮。

味噌の味替えに試してみたいいろんな味噌。

赤味噌、辛味噌で仕上げたかった蕗味噌。

1年後の同時季に、また伺いたい。

(R2. 5. 8 SB805SH撮影)


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