この月もおふくろの介護の関係で大阪・住之江に行くことは、まずないが記憶は記録。
ふり返る際に思い出したい事項は書き記しておく。
本日、3月1日午前零時に発出。
大阪、兵庫、京都の3府県、予定より1週間早く、緊急事態宣言解除を前倒し・・東京、神奈川、埼玉、千葉の4都県はまだだが、愛知、岐阜、福岡も・・・ただ、解除はするが、さらなる拡大防止。
これまで以上にリバウンド(再拡大に)にならないよう、不要不急の外出自粛要請、時短要請などは継続或いは緩和しつつ、今後の状況を注視する、と報道が伝えていた。
2日。気象台発表によれば、本日の強風は春一番だ。
その日の奈良市は警戒レベルをステージⅡ(※感染漸増段階)に引き下げた。
4日。朝起き時間が遅い今日のおふくろ。
かーさんは、早くに出かけていた。
チンして温めたおかいさん(※お粥さん)をテーブルに、食事を始めたおふくろの様子を確認してからパソコン作業。
ふと気がついた屋外設置のガス給湯エンジンが動いた。
その音にだれかが給湯器を使っている。
風呂場でもなく洗面所でもない、とすれば台所の炊事場・・・そこに食事を済ませたおふくろは、食べた食器を炊事場の給湯口からの湯で洗っていた。
「持っていけたんか」と、聞けば、そうだという。
室内用の移動式手すりを器用に動かして場所を固定。
そして食器を手にして運んだ。
他にも漬物に使った小皿も運んで洗っていた。
やればできるやん
5日は、電話で伺っていたケアハウス・トマトホームの見学日。
ケアハウス・トマトホームは、地方公共団体の社会福祉法人博遊会が運営する特別養護老人ホーム。
相談員の応対、自立行動、暮らしをできる方への利用を目的とするケアハウス。
昼間は、2人の介護相談員体制。
夜間は警備員がつく。
個室対応する部屋にいちいち見にいくことはない。
ご自身で管理するトイレや入浴などの場で緊急を要する場合はベル押し呼び対応。
状態判断は、症状を診て救急コール。
併せて家族さん、ケアマネさんに緊急連絡し、場合によれば入院先にも立ち会う。
決められた時間になれば、自力歩行してもらい、3人ずつ30分の時間割りの入浴室入り。
洗髪、身体洗いも当然ながら自力行動。
食事場への移動は手すりのある廊下。
上下階はエレベーターで移動。
1階の食堂は、学食(※学生食堂)と同じようにカウンタに置いている作り立ての食事を自身が運び、食べたら洗い場行きの棚に返す。
どうしても運べない人については1食あたり40円の費用が要る。
1日3食なら120円。
1カ月が30日なら3600円の費用がかかる。
浴室は手すりを設置配置。
洗髪できない場合は、別途に契約される通所施設に送迎してもらい、施設の介護支援を受ける。
現在、契約利用している施設は奈良市、大和郡山市など30カ所にもおよぶ。
廊下の手すりに問題ないが、おふくろの場合は、配膳運びに歩行器要と判断した。
洗濯機は時間割決めて利用できるが、操作、洗剤、取り込み、アイロンかけすべてをご自身で、と云われたが現段階では微妙に難しい。
部屋は8畳くらいの個室。
ベッド持ち込み可。
手すり固定はできないが、自由取り外し可能な「突っかい棒」なら天井から床までという手がある。
利用料は収入金額に応じた金額体系。
入居者に100歳以上の方もおられる。
百寿の人も3人。
逆に60歳台も数人が入所している。
ご夫婦で入所されているケースもある。
奥さんは介護の身。
その面倒をみるために旦那さんも入所され、当施設から仕事場に出勤されるケースもある。
ローン払い完済の自宅はそのまま残して入所する事例は、食事準備・調理したくないし、食事内容を問わなければ、お任せで済ませられるからという人もおられる。
また、他府県から入所するケースもある。
ある病院の院長は、高齢の認知症母親を入所させ、勤務地から七条の自宅に戻るときに毎日の面会を欠かさない。
ある人は、癌になった入所者にお部屋で看取ったという家族さんもいる。
北海道から来られる家族さん、泊りもできる個室に数日間滞在し会話を楽しんだケースもある。
寝泊り用具はレンタルもあるが、シェラフ持ち込み可。
そういった点はすべてが自由。
入所者によく問われる携帯電話の使い方。
届けさえちゃんとすれば外出、外泊も自由。
手を煩わすことなければ、基本は自由行動。
ほぼ制限はない。
自立性を重んじるから、積極的な自立行動がリハビリ運動に役立っている。
ただ、このコロナ禍にトマトホームとしては、外出先で、例えば通所している施設関係者と濃厚接触になった場合は堪忍してほしい。
なぜなら、トマトホームでは完全隔離。
トイレは室内になるから大丈夫だが、食事を運ぶのもより一層の注意を要する。
過去、その事例があり、難儀した。
その際、家族さんも一切が接触不能なので、面会謝絶対応。
2週間は長かった、という。
現在もコロナ禍状況。
食堂は間仕切りし、黙食。
クラブ活動もあるが、元の状態に戻って賑やかさを取り戻したい、と思っている。
日々変動するが、今現在空き室は1室。
予約順に入所するケースが多い。
なお、身体状況に変化があり医療を伴わない場合で介護を要する要介護になった場合は、併設の奈良市横井町に建つ施設へ移動していただく・・など、さまざま対応を教えてくださった。
この日、3月5日にやっと、というか、ようやく奈良県内の配送拠点に新型コロナウイルスの1000回分のワクチンが届いた。
来週初めの8日から5万人に上る医療機関の関係者を対象に接種が始まる見通しがたった。
まずは、感染者を受け入れている15の医療機関の関係者から接種が始まる見通し。
また、来週末の13日までに、ファイザー社のワクチン合わせて9750回分が届く予定がついた。
一方、高齢者への接種に向けたワクチンは、県内では来月の4月12日から到着する見通しだ。
6日は、8回目の治療になるF歯科医院の通院。
珍しく診療時間は午後3時半からだ。
7日。F歯科医院治療に、せっかく詰め物をしてもらったのに、外れた。
本人の知らぬ間、つまり気がつかずにどこかにいってしまった差し歯が行方不明。
おそらく食事中に外れたのであろう。
明日に状態伝えて、早めに治療してもらうよう電話で伝え、13日の予約をとった。
10日。昼に電話がかかった。
発信者はいとこのきみちゃん。
おふくろの姪っ子になるきみちゃんからの連絡は、お見事の合格電話。
本人でなく、きみちゃんの娘が生んだその娘。おふくろの孫ではなく、生まれたときからずっと見守ってきたから孫みたいな娘が、大きく成長した。
入院中もずっと心配していた孫みたいなSちゃんが、なんと京大法学部に一発合格。
目出度い連絡にバンザーイ!
で、電話の連絡はもうひとつある。
そのきみちゃんの現在は、週2回リハビリ訓練。
左手の握力は45だが、右手は5。
箸も掴めない握力であるが、リハビリ訓練次第で復帰できる、といわれているようだから、おふくろにとっては、それも嬉しい元気の源ニュースになった。
おふくろにかかった12日の電話は、京大法学部に一発合格したSちゃんからの直接電話。
おふくろにお礼を伝えたく電話をかけたそうだ。
それから数時間後、かーさんがパソコン部屋に入ってきた。
情報の整理など、作業の手を止めて、私が思っていた考えを話した。
最長4年、最短でも2年間。
我慢するんじゃなくて、私は耐えるしかない、とかーさんに話したら、そんなんだったら私は家を出ていく、と声を荒げそうになった。
なにか勘違いしたようで、コロナ禍に対する私の考えがそうだよ、と言ったら理解たようだ。
だが、コロナ禍の環境、対応などの渦中に、我が家に仮住まいするおふくろに辟易。
長期間の仮同居は辛い。
令和2年8月1日の退院後、ずっと療養目的に仮同居が7カ月半も続いていた今日この頃である
15日の午前7時半。
普段なら幸寿苑通所サービス行くにあたって起床してくるが・・・
昨晩の就寝中にもどしたという?おふくろ。
心配かけたらあかんから、今日の幸寿苑行きは停止を伝えたかったから起きてきた。
この様子では、通所行きは無理と判断し、電話で伝えた本日のリハビリ通所行き。
再び横になったおふくろが、目を覚ましてきた。
気がついたときの時間帯は午後1時。
トイレに行ったらまた戻すのかなと思って、それが怖くて起きられなかった、という。
でも、今は大丈夫。
お腹は空いてないけど、とにかくトイレ行き。
寝ながら計測した体温計は37度。
微熱兆候にやや心配。
もどした時間はトイレにいった午前7時だ、という。
ベッド横においていたテイッシュペーパーが少ないからもってきた。
トイレットペーパに吐き出したソレはゴミ箱にポイした。
トイレで用を足して、戻ったらすぐベッド横になってまた寝てもた、という。
午後になって微熱は下がり、もどすこともなくなった。
16日。ついに、奈良県で初の変異株ウイルス感染症者が見つかった、
全部の陽性者を診たわけではない、先に出ていた可能性も否めないが、今後の対策次第で抑えるか、抑えられないか・・
17日。おふくろが所有するau携帯は3G。
auが、通信設備撤退のため利用不可に送付された書類。
auが指定してきたガラホであれば手数料が3万円ほどになる、という通知である。
その場合は、機種代も無料になるから本人了解のもと、機種を何色にするか選んで返信。
そうすれば、毎月の支払いは4千円ほど。
しかも、電話は使い放題。
きみちゃんとの会話が長時間になるケースも多いことから判断した携帯機種の切り替えの申し込み書を投函した。
おふくろが云うには、なんでも、明日の午後1時に姪のきよみちゃんが運転する車にきみちゃん、Sちゃん乗せてやってくる。
でも、今はコロナ禍やから、会えなかったし、骨折に安静加療していたきみちゃんに、京大合格おめでとうのSちゃんも連れて伺うことになっていたが・・・
その話は、なんとおふくろの希望というか妄想だったとは。どうやら夢に出てきた目出度い挨拶の顔見世は、夢の中に出現した映像のようだった。
午後10時に、かーさんがいう。
先日、おふくろがもどした原因は、消化不良では・・・
食べてから、すぐさま寝るからだと、いう。
だから、晩の食事は、早く摂っておかない・・・、と訴える。
その考えは疑問である。
私は、まずそう思う。
早くせなあかんというなら協力する、といっているのに、なぜか、かーさんは、話にのってくれない、と訴える。
春からの疑問が、半々な返答にしか答えていないと、憤る。
また、そのことに関して、否定する、ともめる。
それに輪をかけたような、もっていきかたに憤慨。
結論をもって自分の思い通りの答えじゃなかったら、話にのってないということこそ欺瞞でしょ、といいたいが・・・ぐっと我慢。
だったら決めた時間で、いたたらえーけど・・
午後7時半の食事となれば入浴は7時にしなくちゃならん。
そりゃ無理やから、先に食べたらえーやん。
何も3人揃って食べはじめることもない、といえば、そーするといったが・・・
食事が早くなっても寝る時間が早くなるだけで、解決には至らない、そのことには、まだ気づいていない・・・。
18日。きみちゃんと姪のきよみが我が家にやってきた。
昨日の来訪話は決して夢想、妄想、まぼろしでもなんでもなかった。
午後1時。
久しぶりに顔を合わせたおふくろからみれば姪のきみちゃん。
その娘は私からみれば姪のK。
ゆっくりとした午後の時間帯に寛ぎ。近況を伝え合う。
リハビリはしているが、肩、腕だけの整体どまりだと、いうきみちゃん。
介護認定は、要介護の3のようだが、実際のことはわからないらしい。
とにもかくも、ケアマネジャーは、まだ決まっていない。
と、いうか地域包括センターにも、その後の経緯、状況など詳しい連絡も取り合っていない。
そりゃあかん。
まずはそこから動かないと・・・
不安が先立っているから摺り足歩き。膝を揚げないと筋肉つかない。
現状を自覚し、リハビリしていかないと体力は落ちるばかりだよ。
今は、娘のKの家に世話なっているが、すぐにでも家に戻りたい、というが、そのことも含めてケアマネジャーと相談、協議した上、介護設備を整えてからでも遅くない。
とにもかくも、地域包括センターに連絡、ケアマネジャーを決めてもらわんと・・
もし、家に帰るとしても、できるなら我が家が、おふくろのために導入した移動型手すり。
使い心地など、触ってみたKは、これは良いと評価した。
廊下に設えた手すり位置は、よー考えているし、ベッドも使いやすい。
座椅子の活用もわかってきた二人に、「なぁ」というおふくろ。
おいおい、もっと自覚しやんとね。
独り住まいに暮らせる要件は、自力生活。
大阪・住之江の自宅でサービス受けていたヘルパーさんの買い物ヘルパーに入浴支援ヘルパー。
おふくろは、自覚してます、と言い切るが、他人事のように聞こえる“お大臣さん”。
炊事場に動いたのは8カ月間の間にたったの2回しかない。
自覚しているなら、普段でも洗濯物を畳むとかせやんとあかんがな。
我が家で使用中の介護設備。
お奨めしたい売り場は、アピタ大和郡山店併設のDCMダイキ。
そこでほとんどの介護用具を買ってきたありがたい売り場があるDCMダイキ店舗。
帰りに立ち寄ってくるわ、と云ってくれた2人。
お土産、ほんまにないが、天理の方に行くなら、これあげると手渡した「はなみちのラーメン50円割引券」。
19日はいつもより30分早くに起床し、支度も調えたのも早い。
かーさん、朝からピンポン行きにこれまた早くに調えて洗濯もんも片付けている姿を見たおふくろ。
手伝いますからと・・・
えっ、昨日に話していた「自覚、自立的行動」の意思の現われに拍手したいもんだが、食べた朝食に片付けはピクとも動かなかったんだけどなぁ。
ネットに調べたかーさん、ショートステイはさまざま、費用も扱いもいろいろ。
幸寿苑に連絡をとったら担当のUさんがおられる月曜に、また電話する件。
実際に、ステイする場合はケアマネジャーがケアプランを立てた上で、ということなので、あらまし利用できるとなってから、ケアプランデイア1・ケアマネジャーのFさんに連携しなくてはならないな。
20日。おふくろの身体不調に呻き。
家族では対応できない身体不調。
症状から緊急を要すると判断し、コールした救急車。
私も何度かコールしたことがある緊急性の対応にコールした救急車。
かーさん、もう何度も伝えたことがある緊急コール。
慣れているワケではないが、やに落ち着いて自宅所在地を伝えた。
まもなく到着した救急車。
救急隊員のキビキビ動く。
隊長の指示、判断も早い。
ストレッチャーに移乗したおふくろを乗せた救急車は、午後10時に発車した。
到着前に計測していたおふくろの体温。
コロナ禍の状況に家族も計っていた体温を伝えていた。
救急隊が向かった先は、度々入院していたT病院。
かーさんも同乗した救急車内にマスク着用。
救急車は中央道から来た。
救急処置室に運ばれ、直ちに検査。血液検査に15分お待ちください、と云われた時間帯は午後10時45分。
慎重に診断してもらった結果は、一時的に呂律が回らなかった模様。
原因は、排便に気張った関係からか、一時的に血液の流れが不良を起こした模様。
CT検査に出血なし、貧血なし、腎臓も問題はない。
一過性な症状と診断された。
不調を起こした時間は、食後の午後9時。
トイレに入ったもよおしに、15分も気張っていた。
すっきりしたのか、どうかは不明だが、リビング室にもどってきたおふくろの容態はふらふら。
廊下もトイレも多少の排便臭があった。
それから気分が優れず、顔は真っ青。
危険状態と判断して、救急車をコールしたのであった。
原因が、排便のやり方だった。
気張ったらアカンというのが、身にしみたおふくろの行動。
話題は、私の持病である内痔核出血がある。
便がでなくて気張った場合は覿面。
出血が止まらない容態になる内痔核出血。
気張った結果の出血は、内痔核の腫れ。
その腫れが切れては流れる出血は、すぐには止まらない。
血液サラサラのワーファリン錠の主治医の処方箋。
循環器、つまり心臓を患った私の場合は、出血が大きな影響を及ぼす。
急激に減少した血液・ヘモグロビン作用の結果、歩けない、動けない容態になる。
過去、何度も起こした気張り排便の結果、血液が減少し、流れる血がたらなくなると極度の貧血。
ヤバイ状態になったこともある。
おふくろは、眩暈、一時的な症状で回復できたが、出血を伴った場合は、極めてひどい貧血状態になる。
今も、そうならないよう毎日の服用に処方してもらっているフェログラデュメットをもってヘモグロビン濃度をあげ、血液量を増やして健康状態を維持している。
23日。
昨夜のことだが、とかーさんがいう。
午後9時50分、寝る前にトイレ行かなかったおふくろ。
行かないといえば、仕方ないのだが、テレビが面白いのでそのうちもよおさなくなった、と・・・
そんなことしたら・・・
この前、排便に無理やり気張って、たいへんなことになって救急車コールしたやろ。
以前は、テレビ見てトイレ行きが遅れてもらしたとか。
排便に糞が便器の縁に付着したし。
リハビリ通所施設の幸寿苑ではたいしたことないから、とおふくろ承諾の上、連絡帳には書かんかった。
書かんかったのに、リハビリ療法士には、点滴痕がこんなんやったて告げてしまうし・・
23日の産経新聞である。
夕刊の窓記事「港町365」に書いてあったコメント。
「東京では、コロナ対策の営業時間短縮に応じていなかった飲食店が2千店を超えていたという。緊急事態宣言解除の直前、東京都は時短命令を発したが、拒否店の店主の一人が、テレビのインタビューに“過料、30万ぐらいはらいますよ。従業員の生活のためにも営業します・・”って・・・
続くコメントは、特急列車に出合った、中年女性グループの行動。
「コロナ対策に、座席は動かさないように、という社内アナウンスがあったにも拘わらず、しかも、である。車掌さんは注意したが、聞く耳を持たなかった態度に、車掌さんはどうにもこうにも・・。拒否されるとどうしようもない・・と苦りきっていた」と、あった。
コロナ対策に法律を整えようとした政策に、大反対コールした政党。
なんで高額な違反金を・・という声に消されて減額した法律に・・はむかうどころか、“過料が30万円くらいなら払いますよ”ってことになるのが想定されたからこそ、高額案があったのではないのか。
金さえ払えば、身勝手さが通用するこのコロナ禍時代。
収束に行きつくことはないだろう。
私の憤りは、これからもずっと続くのだろうか。
26日。かーさんも気づいていた、どうにかしてほしい、と思っていたこと。
翌朝に伝えられたおふくろの行動。
晩飯中にしつこいくらいにする、「ウン、ウン」、とか「ハっ、ハっ」とか・・もうえーかげんにしてくれ。
気がめいってしまう。
こっちがしんどくなるから・・・こうしているやろ、と言っても、へえーそうか、って・・・
本人が、まったく気づいてないから、ウン、ウンは困ったもんだ。
いつのころからかはっきりしないが、たぶんに1カ月前くらいからかな?
椅子から立ち上がる、着替えする。
動かす手すり動作に廊下移動の際も、始終する「ウン、ウン」って。
力を入れるためなのか、さっぱりわからぬ連発する「ウン、ウン」気張り。
幸寿苑に行っているときも同じなんかなぁ・・
27日。
前夜まで6日間も通じがないおふくろ。
明日も出なかったら強制的に浣腸するからと伝えたら、今朝というか、午前11時の起床にトイレ入ったら排便できたと・・・
量はわからないが、ひとまず安心する。
夕方になってかーさんが云い出した。
毎日に何回も「ゲッ、ゲッ」。
その都度にテイッシュに吐き出す「ゲッ、ゲッ」の音が聞こえてくる。
もう我慢ができない。
座ったままで処理する「ゲッ、ゲッ」。
炊事場でも、洗面所でもかまへんから、リハビリ運動や思って、動いたらどうやねん。
おふくろのような動かん人をお大臣さんというんや。
動かれへんねんやったら、別のことを考えなあかんが、おふくろは動けるんやろ。
リハビリ兼ねて、「ゲッ、ゲッ」を吐き出ししそうになったら、トイレに行くような感じで、洗面所でしてくれ、と訴えたが・・・
29日。
朝の幸寿苑送迎。
近くまで来て、だいたいが10分後に着きますので、と電話で伝えてくれる。
稀に5分も経たないうちに到着する場合もある・・・
それなりに準備をお願いします、という到着予告電話である。
私は、かつて接骨鍼灸院に通院される患者さんをご自宅までお迎え、お送りする送迎ドライバが仕事をしていただけに、よくわかる話だ。
だが、おふくろの動きはとてつもなく遅い鈍行容態。
若い時ならちゃちゃっとできていたが、現在は超の名をつけたいくらい遅い、鈍行の後期高齢者。
電話が鳴ってからのトイレ行きなら、送迎車を待たせてしまう。
同乗者とともに、施設到着時刻に遅れを生じさせてしまう。
だ・か・ら、電話が鳴ってからトイレに行くんじゃなく、もっと早く言ってよ、といいたくなる。
電話のベルが鳴るのを待っているんかい?と聞いたら、返答は・・・
幸寿苑に行ってから落ち着いた時間の方がいい、と思っていたが、なぜか行きたくなる、と・・
うーん。
自分勝手な言いぐさのように聞こえるが、なんだかなぁ。
たぶんに辛抱して待っていたが、電話の呼び鈴が、そうさせるのかもしれないしなぁ。
トイレからでてきたおふくろ。
玄関に移動して、いつも通りの下靴履き。
手すりに掴まったおふくろ。
足を揚げてもらって靴を履かせてきたが、いったいいつになったら自分で履くようになるんだ。
大阪・住之江にいたころは、独り暮らし。だれの世話にもならん、と用意した高椅子に座って、ひとりで靴を履いていた。
が、かれこれ何度も、毎日の暮らしに家族の世話を頼るようになってしまった。
いったいいつになったら自分の力で履くんや。
幸寿苑から戻ってきたときはどうしてるんや。
誰かに手伝ってもらってんか、と聞けば、自分一人で履いている、と・・・・
えっ、まさかのことばに、なんやて。
送迎車に従事している送迎介護士さんがおられる。
出発前に必ず確認をとる今朝の体温は?の、返答はすぐさま答えた36.3度。
思わず、その通り、に拍手。
で、私も合わせた36.3・・・なんだ、言えるやん。
いちいち家族が答えるんじゃなくて、自分のことは自分で管理。
ちゃんといえるように、と願っていたのがやっと出た。
そして、今日の大阪。吉村知事は第4波に入った、と宣言した。
映像は、今朝おふくろを送迎者に乗せて、見送ったあとに見た我が家の前庭に開いていた新芽、若葉のギボウシ。
天ぷらにしたら美味しいだろな。
30日は、F歯科医院治療。
通院はじめてから10回目。
治療してきてようやく本歯を嵌め終わった。
ただ、晩食中に痛い、といいだしたが、それは噛んだ痛み、治療のせいではなく、治療によって入れ歯に変化があったことによる違和感。
痛みの箇所が、今回の治療?。
それとも、歯茎?などいろいろあったが・・・
翌朝の起床以降に違和感などまったくなし。
痛みもないってこういうこと。
ちゃんと説明できないことから誤解を招き、大騒動になっていることも気が回らず、本人はいたってケロッとしている。
(R3. 3. 5、17、29 SB805SH撮影)
ふり返る際に思い出したい事項は書き記しておく。
本日、3月1日午前零時に発出。
大阪、兵庫、京都の3府県、予定より1週間早く、緊急事態宣言解除を前倒し・・東京、神奈川、埼玉、千葉の4都県はまだだが、愛知、岐阜、福岡も・・・ただ、解除はするが、さらなる拡大防止。
これまで以上にリバウンド(再拡大に)にならないよう、不要不急の外出自粛要請、時短要請などは継続或いは緩和しつつ、今後の状況を注視する、と報道が伝えていた。
2日。気象台発表によれば、本日の強風は春一番だ。
その日の奈良市は警戒レベルをステージⅡ(※感染漸増段階)に引き下げた。
4日。朝起き時間が遅い今日のおふくろ。
かーさんは、早くに出かけていた。
チンして温めたおかいさん(※お粥さん)をテーブルに、食事を始めたおふくろの様子を確認してからパソコン作業。
ふと気がついた屋外設置のガス給湯エンジンが動いた。
その音にだれかが給湯器を使っている。
風呂場でもなく洗面所でもない、とすれば台所の炊事場・・・そこに食事を済ませたおふくろは、食べた食器を炊事場の給湯口からの湯で洗っていた。
「持っていけたんか」と、聞けば、そうだという。
室内用の移動式手すりを器用に動かして場所を固定。
そして食器を手にして運んだ。
他にも漬物に使った小皿も運んで洗っていた。
やればできるやん
5日は、電話で伺っていたケアハウス・トマトホームの見学日。
ケアハウス・トマトホームは、地方公共団体の社会福祉法人博遊会が運営する特別養護老人ホーム。
相談員の応対、自立行動、暮らしをできる方への利用を目的とするケアハウス。
昼間は、2人の介護相談員体制。
夜間は警備員がつく。
個室対応する部屋にいちいち見にいくことはない。
ご自身で管理するトイレや入浴などの場で緊急を要する場合はベル押し呼び対応。
状態判断は、症状を診て救急コール。
併せて家族さん、ケアマネさんに緊急連絡し、場合によれば入院先にも立ち会う。
決められた時間になれば、自力歩行してもらい、3人ずつ30分の時間割りの入浴室入り。
洗髪、身体洗いも当然ながら自力行動。
食事場への移動は手すりのある廊下。
上下階はエレベーターで移動。
1階の食堂は、学食(※学生食堂)と同じようにカウンタに置いている作り立ての食事を自身が運び、食べたら洗い場行きの棚に返す。
どうしても運べない人については1食あたり40円の費用が要る。
1日3食なら120円。
1カ月が30日なら3600円の費用がかかる。
浴室は手すりを設置配置。
洗髪できない場合は、別途に契約される通所施設に送迎してもらい、施設の介護支援を受ける。
現在、契約利用している施設は奈良市、大和郡山市など30カ所にもおよぶ。
廊下の手すりに問題ないが、おふくろの場合は、配膳運びに歩行器要と判断した。
洗濯機は時間割決めて利用できるが、操作、洗剤、取り込み、アイロンかけすべてをご自身で、と云われたが現段階では微妙に難しい。
部屋は8畳くらいの個室。
ベッド持ち込み可。
手すり固定はできないが、自由取り外し可能な「突っかい棒」なら天井から床までという手がある。
利用料は収入金額に応じた金額体系。
入居者に100歳以上の方もおられる。
百寿の人も3人。
逆に60歳台も数人が入所している。
ご夫婦で入所されているケースもある。
奥さんは介護の身。
その面倒をみるために旦那さんも入所され、当施設から仕事場に出勤されるケースもある。
ローン払い完済の自宅はそのまま残して入所する事例は、食事準備・調理したくないし、食事内容を問わなければ、お任せで済ませられるからという人もおられる。
また、他府県から入所するケースもある。
ある病院の院長は、高齢の認知症母親を入所させ、勤務地から七条の自宅に戻るときに毎日の面会を欠かさない。
ある人は、癌になった入所者にお部屋で看取ったという家族さんもいる。
北海道から来られる家族さん、泊りもできる個室に数日間滞在し会話を楽しんだケースもある。
寝泊り用具はレンタルもあるが、シェラフ持ち込み可。
そういった点はすべてが自由。
入所者によく問われる携帯電話の使い方。
届けさえちゃんとすれば外出、外泊も自由。
手を煩わすことなければ、基本は自由行動。
ほぼ制限はない。
自立性を重んじるから、積極的な自立行動がリハビリ運動に役立っている。
ただ、このコロナ禍にトマトホームとしては、外出先で、例えば通所している施設関係者と濃厚接触になった場合は堪忍してほしい。
なぜなら、トマトホームでは完全隔離。
トイレは室内になるから大丈夫だが、食事を運ぶのもより一層の注意を要する。
過去、その事例があり、難儀した。
その際、家族さんも一切が接触不能なので、面会謝絶対応。
2週間は長かった、という。
現在もコロナ禍状況。
食堂は間仕切りし、黙食。
クラブ活動もあるが、元の状態に戻って賑やかさを取り戻したい、と思っている。
日々変動するが、今現在空き室は1室。
予約順に入所するケースが多い。
なお、身体状況に変化があり医療を伴わない場合で介護を要する要介護になった場合は、併設の奈良市横井町に建つ施設へ移動していただく・・など、さまざま対応を教えてくださった。
この日、3月5日にやっと、というか、ようやく奈良県内の配送拠点に新型コロナウイルスの1000回分のワクチンが届いた。
来週初めの8日から5万人に上る医療機関の関係者を対象に接種が始まる見通しがたった。
まずは、感染者を受け入れている15の医療機関の関係者から接種が始まる見通し。
また、来週末の13日までに、ファイザー社のワクチン合わせて9750回分が届く予定がついた。
一方、高齢者への接種に向けたワクチンは、県内では来月の4月12日から到着する見通しだ。
6日は、8回目の治療になるF歯科医院の通院。
珍しく診療時間は午後3時半からだ。
7日。F歯科医院治療に、せっかく詰め物をしてもらったのに、外れた。
本人の知らぬ間、つまり気がつかずにどこかにいってしまった差し歯が行方不明。
おそらく食事中に外れたのであろう。
明日に状態伝えて、早めに治療してもらうよう電話で伝え、13日の予約をとった。
10日。昼に電話がかかった。
発信者はいとこのきみちゃん。
おふくろの姪っ子になるきみちゃんからの連絡は、お見事の合格電話。
本人でなく、きみちゃんの娘が生んだその娘。おふくろの孫ではなく、生まれたときからずっと見守ってきたから孫みたいな娘が、大きく成長した。
入院中もずっと心配していた孫みたいなSちゃんが、なんと京大法学部に一発合格。
目出度い連絡にバンザーイ!
で、電話の連絡はもうひとつある。
そのきみちゃんの現在は、週2回リハビリ訓練。
左手の握力は45だが、右手は5。
箸も掴めない握力であるが、リハビリ訓練次第で復帰できる、といわれているようだから、おふくろにとっては、それも嬉しい元気の源ニュースになった。
おふくろにかかった12日の電話は、京大法学部に一発合格したSちゃんからの直接電話。
おふくろにお礼を伝えたく電話をかけたそうだ。
それから数時間後、かーさんがパソコン部屋に入ってきた。
情報の整理など、作業の手を止めて、私が思っていた考えを話した。
最長4年、最短でも2年間。
我慢するんじゃなくて、私は耐えるしかない、とかーさんに話したら、そんなんだったら私は家を出ていく、と声を荒げそうになった。
なにか勘違いしたようで、コロナ禍に対する私の考えがそうだよ、と言ったら理解たようだ。
だが、コロナ禍の環境、対応などの渦中に、我が家に仮住まいするおふくろに辟易。
長期間の仮同居は辛い。
令和2年8月1日の退院後、ずっと療養目的に仮同居が7カ月半も続いていた今日この頃である
15日の午前7時半。
普段なら幸寿苑通所サービス行くにあたって起床してくるが・・・
昨晩の就寝中にもどしたという?おふくろ。
心配かけたらあかんから、今日の幸寿苑行きは停止を伝えたかったから起きてきた。
この様子では、通所行きは無理と判断し、電話で伝えた本日のリハビリ通所行き。
再び横になったおふくろが、目を覚ましてきた。
気がついたときの時間帯は午後1時。
トイレに行ったらまた戻すのかなと思って、それが怖くて起きられなかった、という。
でも、今は大丈夫。
お腹は空いてないけど、とにかくトイレ行き。
寝ながら計測した体温計は37度。
微熱兆候にやや心配。
もどした時間はトイレにいった午前7時だ、という。
ベッド横においていたテイッシュペーパーが少ないからもってきた。
トイレットペーパに吐き出したソレはゴミ箱にポイした。
トイレで用を足して、戻ったらすぐベッド横になってまた寝てもた、という。
午後になって微熱は下がり、もどすこともなくなった。
16日。ついに、奈良県で初の変異株ウイルス感染症者が見つかった、
全部の陽性者を診たわけではない、先に出ていた可能性も否めないが、今後の対策次第で抑えるか、抑えられないか・・
17日。おふくろが所有するau携帯は3G。
auが、通信設備撤退のため利用不可に送付された書類。
auが指定してきたガラホであれば手数料が3万円ほどになる、という通知である。
その場合は、機種代も無料になるから本人了解のもと、機種を何色にするか選んで返信。
そうすれば、毎月の支払いは4千円ほど。
しかも、電話は使い放題。
きみちゃんとの会話が長時間になるケースも多いことから判断した携帯機種の切り替えの申し込み書を投函した。
おふくろが云うには、なんでも、明日の午後1時に姪のきよみちゃんが運転する車にきみちゃん、Sちゃん乗せてやってくる。
でも、今はコロナ禍やから、会えなかったし、骨折に安静加療していたきみちゃんに、京大合格おめでとうのSちゃんも連れて伺うことになっていたが・・・
その話は、なんとおふくろの希望というか妄想だったとは。どうやら夢に出てきた目出度い挨拶の顔見世は、夢の中に出現した映像のようだった。
午後10時に、かーさんがいう。
先日、おふくろがもどした原因は、消化不良では・・・
食べてから、すぐさま寝るからだと、いう。
だから、晩の食事は、早く摂っておかない・・・、と訴える。
その考えは疑問である。
私は、まずそう思う。
早くせなあかんというなら協力する、といっているのに、なぜか、かーさんは、話にのってくれない、と訴える。
春からの疑問が、半々な返答にしか答えていないと、憤る。
また、そのことに関して、否定する、ともめる。
それに輪をかけたような、もっていきかたに憤慨。
結論をもって自分の思い通りの答えじゃなかったら、話にのってないということこそ欺瞞でしょ、といいたいが・・・ぐっと我慢。
だったら決めた時間で、いたたらえーけど・・
午後7時半の食事となれば入浴は7時にしなくちゃならん。
そりゃ無理やから、先に食べたらえーやん。
何も3人揃って食べはじめることもない、といえば、そーするといったが・・・
食事が早くなっても寝る時間が早くなるだけで、解決には至らない、そのことには、まだ気づいていない・・・。
18日。きみちゃんと姪のきよみが我が家にやってきた。
昨日の来訪話は決して夢想、妄想、まぼろしでもなんでもなかった。
午後1時。
久しぶりに顔を合わせたおふくろからみれば姪のきみちゃん。
その娘は私からみれば姪のK。
ゆっくりとした午後の時間帯に寛ぎ。近況を伝え合う。
リハビリはしているが、肩、腕だけの整体どまりだと、いうきみちゃん。
介護認定は、要介護の3のようだが、実際のことはわからないらしい。
とにもかくも、ケアマネジャーは、まだ決まっていない。
と、いうか地域包括センターにも、その後の経緯、状況など詳しい連絡も取り合っていない。
そりゃあかん。
まずはそこから動かないと・・・
不安が先立っているから摺り足歩き。膝を揚げないと筋肉つかない。
現状を自覚し、リハビリしていかないと体力は落ちるばかりだよ。
今は、娘のKの家に世話なっているが、すぐにでも家に戻りたい、というが、そのことも含めてケアマネジャーと相談、協議した上、介護設備を整えてからでも遅くない。
とにもかくも、地域包括センターに連絡、ケアマネジャーを決めてもらわんと・・
もし、家に帰るとしても、できるなら我が家が、おふくろのために導入した移動型手すり。
使い心地など、触ってみたKは、これは良いと評価した。
廊下に設えた手すり位置は、よー考えているし、ベッドも使いやすい。
座椅子の活用もわかってきた二人に、「なぁ」というおふくろ。
おいおい、もっと自覚しやんとね。
独り住まいに暮らせる要件は、自力生活。
大阪・住之江の自宅でサービス受けていたヘルパーさんの買い物ヘルパーに入浴支援ヘルパー。
おふくろは、自覚してます、と言い切るが、他人事のように聞こえる“お大臣さん”。
炊事場に動いたのは8カ月間の間にたったの2回しかない。
自覚しているなら、普段でも洗濯物を畳むとかせやんとあかんがな。
我が家で使用中の介護設備。
お奨めしたい売り場は、アピタ大和郡山店併設のDCMダイキ。
そこでほとんどの介護用具を買ってきたありがたい売り場があるDCMダイキ店舗。
帰りに立ち寄ってくるわ、と云ってくれた2人。
お土産、ほんまにないが、天理の方に行くなら、これあげると手渡した「はなみちのラーメン50円割引券」。
19日はいつもより30分早くに起床し、支度も調えたのも早い。
かーさん、朝からピンポン行きにこれまた早くに調えて洗濯もんも片付けている姿を見たおふくろ。
手伝いますからと・・・
えっ、昨日に話していた「自覚、自立的行動」の意思の現われに拍手したいもんだが、食べた朝食に片付けはピクとも動かなかったんだけどなぁ。
ネットに調べたかーさん、ショートステイはさまざま、費用も扱いもいろいろ。
幸寿苑に連絡をとったら担当のUさんがおられる月曜に、また電話する件。
実際に、ステイする場合はケアマネジャーがケアプランを立てた上で、ということなので、あらまし利用できるとなってから、ケアプランデイア1・ケアマネジャーのFさんに連携しなくてはならないな。
20日。おふくろの身体不調に呻き。
家族では対応できない身体不調。
症状から緊急を要すると判断し、コールした救急車。
私も何度かコールしたことがある緊急性の対応にコールした救急車。
かーさん、もう何度も伝えたことがある緊急コール。
慣れているワケではないが、やに落ち着いて自宅所在地を伝えた。
まもなく到着した救急車。
救急隊員のキビキビ動く。
隊長の指示、判断も早い。
ストレッチャーに移乗したおふくろを乗せた救急車は、午後10時に発車した。
到着前に計測していたおふくろの体温。
コロナ禍の状況に家族も計っていた体温を伝えていた。
救急隊が向かった先は、度々入院していたT病院。
かーさんも同乗した救急車内にマスク着用。
救急車は中央道から来た。
救急処置室に運ばれ、直ちに検査。血液検査に15分お待ちください、と云われた時間帯は午後10時45分。
慎重に診断してもらった結果は、一時的に呂律が回らなかった模様。
原因は、排便に気張った関係からか、一時的に血液の流れが不良を起こした模様。
CT検査に出血なし、貧血なし、腎臓も問題はない。
一過性な症状と診断された。
不調を起こした時間は、食後の午後9時。
トイレに入ったもよおしに、15分も気張っていた。
すっきりしたのか、どうかは不明だが、リビング室にもどってきたおふくろの容態はふらふら。
廊下もトイレも多少の排便臭があった。
それから気分が優れず、顔は真っ青。
危険状態と判断して、救急車をコールしたのであった。
原因が、排便のやり方だった。
気張ったらアカンというのが、身にしみたおふくろの行動。
話題は、私の持病である内痔核出血がある。
便がでなくて気張った場合は覿面。
出血が止まらない容態になる内痔核出血。
気張った結果の出血は、内痔核の腫れ。
その腫れが切れては流れる出血は、すぐには止まらない。
血液サラサラのワーファリン錠の主治医の処方箋。
循環器、つまり心臓を患った私の場合は、出血が大きな影響を及ぼす。
急激に減少した血液・ヘモグロビン作用の結果、歩けない、動けない容態になる。
過去、何度も起こした気張り排便の結果、血液が減少し、流れる血がたらなくなると極度の貧血。
ヤバイ状態になったこともある。
おふくろは、眩暈、一時的な症状で回復できたが、出血を伴った場合は、極めてひどい貧血状態になる。
今も、そうならないよう毎日の服用に処方してもらっているフェログラデュメットをもってヘモグロビン濃度をあげ、血液量を増やして健康状態を維持している。
23日。
昨夜のことだが、とかーさんがいう。
午後9時50分、寝る前にトイレ行かなかったおふくろ。
行かないといえば、仕方ないのだが、テレビが面白いのでそのうちもよおさなくなった、と・・・
そんなことしたら・・・
この前、排便に無理やり気張って、たいへんなことになって救急車コールしたやろ。
以前は、テレビ見てトイレ行きが遅れてもらしたとか。
排便に糞が便器の縁に付着したし。
リハビリ通所施設の幸寿苑ではたいしたことないから、とおふくろ承諾の上、連絡帳には書かんかった。
書かんかったのに、リハビリ療法士には、点滴痕がこんなんやったて告げてしまうし・・
23日の産経新聞である。
夕刊の窓記事「港町365」に書いてあったコメント。
「東京では、コロナ対策の営業時間短縮に応じていなかった飲食店が2千店を超えていたという。緊急事態宣言解除の直前、東京都は時短命令を発したが、拒否店の店主の一人が、テレビのインタビューに“過料、30万ぐらいはらいますよ。従業員の生活のためにも営業します・・”って・・・
続くコメントは、特急列車に出合った、中年女性グループの行動。
「コロナ対策に、座席は動かさないように、という社内アナウンスがあったにも拘わらず、しかも、である。車掌さんは注意したが、聞く耳を持たなかった態度に、車掌さんはどうにもこうにも・・。拒否されるとどうしようもない・・と苦りきっていた」と、あった。
コロナ対策に法律を整えようとした政策に、大反対コールした政党。
なんで高額な違反金を・・という声に消されて減額した法律に・・はむかうどころか、“過料が30万円くらいなら払いますよ”ってことになるのが想定されたからこそ、高額案があったのではないのか。
金さえ払えば、身勝手さが通用するこのコロナ禍時代。
収束に行きつくことはないだろう。
私の憤りは、これからもずっと続くのだろうか。
26日。かーさんも気づいていた、どうにかしてほしい、と思っていたこと。
翌朝に伝えられたおふくろの行動。
晩飯中にしつこいくらいにする、「ウン、ウン」、とか「ハっ、ハっ」とか・・もうえーかげんにしてくれ。
気がめいってしまう。
こっちがしんどくなるから・・・こうしているやろ、と言っても、へえーそうか、って・・・
本人が、まったく気づいてないから、ウン、ウンは困ったもんだ。
いつのころからかはっきりしないが、たぶんに1カ月前くらいからかな?
椅子から立ち上がる、着替えする。
動かす手すり動作に廊下移動の際も、始終する「ウン、ウン」って。
力を入れるためなのか、さっぱりわからぬ連発する「ウン、ウン」気張り。
幸寿苑に行っているときも同じなんかなぁ・・
27日。
前夜まで6日間も通じがないおふくろ。
明日も出なかったら強制的に浣腸するからと伝えたら、今朝というか、午前11時の起床にトイレ入ったら排便できたと・・・
量はわからないが、ひとまず安心する。
夕方になってかーさんが云い出した。
毎日に何回も「ゲッ、ゲッ」。
その都度にテイッシュに吐き出す「ゲッ、ゲッ」の音が聞こえてくる。
もう我慢ができない。
座ったままで処理する「ゲッ、ゲッ」。
炊事場でも、洗面所でもかまへんから、リハビリ運動や思って、動いたらどうやねん。
おふくろのような動かん人をお大臣さんというんや。
動かれへんねんやったら、別のことを考えなあかんが、おふくろは動けるんやろ。
リハビリ兼ねて、「ゲッ、ゲッ」を吐き出ししそうになったら、トイレに行くような感じで、洗面所でしてくれ、と訴えたが・・・
29日。
朝の幸寿苑送迎。
近くまで来て、だいたいが10分後に着きますので、と電話で伝えてくれる。
稀に5分も経たないうちに到着する場合もある・・・
それなりに準備をお願いします、という到着予告電話である。
私は、かつて接骨鍼灸院に通院される患者さんをご自宅までお迎え、お送りする送迎ドライバが仕事をしていただけに、よくわかる話だ。
だが、おふくろの動きはとてつもなく遅い鈍行容態。
若い時ならちゃちゃっとできていたが、現在は超の名をつけたいくらい遅い、鈍行の後期高齢者。
電話が鳴ってからのトイレ行きなら、送迎車を待たせてしまう。
同乗者とともに、施設到着時刻に遅れを生じさせてしまう。
だ・か・ら、電話が鳴ってからトイレに行くんじゃなく、もっと早く言ってよ、といいたくなる。
電話のベルが鳴るのを待っているんかい?と聞いたら、返答は・・・
幸寿苑に行ってから落ち着いた時間の方がいい、と思っていたが、なぜか行きたくなる、と・・
うーん。
自分勝手な言いぐさのように聞こえるが、なんだかなぁ。
たぶんに辛抱して待っていたが、電話の呼び鈴が、そうさせるのかもしれないしなぁ。
トイレからでてきたおふくろ。
玄関に移動して、いつも通りの下靴履き。
手すりに掴まったおふくろ。
足を揚げてもらって靴を履かせてきたが、いったいいつになったら自分で履くようになるんだ。
大阪・住之江にいたころは、独り暮らし。だれの世話にもならん、と用意した高椅子に座って、ひとりで靴を履いていた。
が、かれこれ何度も、毎日の暮らしに家族の世話を頼るようになってしまった。
いったいいつになったら自分の力で履くんや。
幸寿苑から戻ってきたときはどうしてるんや。
誰かに手伝ってもらってんか、と聞けば、自分一人で履いている、と・・・・
えっ、まさかのことばに、なんやて。
送迎車に従事している送迎介護士さんがおられる。
出発前に必ず確認をとる今朝の体温は?の、返答はすぐさま答えた36.3度。
思わず、その通り、に拍手。
で、私も合わせた36.3・・・なんだ、言えるやん。
いちいち家族が答えるんじゃなくて、自分のことは自分で管理。
ちゃんといえるように、と願っていたのがやっと出た。
そして、今日の大阪。吉村知事は第4波に入った、と宣言した。
映像は、今朝おふくろを送迎者に乗せて、見送ったあとに見た我が家の前庭に開いていた新芽、若葉のギボウシ。
天ぷらにしたら美味しいだろな。
30日は、F歯科医院治療。
通院はじめてから10回目。
治療してきてようやく本歯を嵌め終わった。
ただ、晩食中に痛い、といいだしたが、それは噛んだ痛み、治療のせいではなく、治療によって入れ歯に変化があったことによる違和感。
痛みの箇所が、今回の治療?。
それとも、歯茎?などいろいろあったが・・・
翌朝の起床以降に違和感などまったくなし。
痛みもないってこういうこと。
ちゃんと説明できないことから誤解を招き、大騒動になっていることも気が回らず、本人はいたってケロッとしている。
(R3. 3. 5、17、29 SB805SH撮影)