むかし、むかし、カウンツ・ロック・バンドというグループがありました。
そのアルバム、当時友だちがLPを持っていたので、買わずじまいで、昔を懐かしむ歳になったら聴きたくて聴きたくてしょうがない。
それと中古屋さんで出会いました。2つのアルバムをカップリングしたものです。できるなら“トゥモロウ・ネバー・ノウズ”とだったら最高ですがそれはあきらめます。
1曲目“THERESA'S BLUES”ラリー・コリエルのギター・ソロのフレーズ、今聴いて思い出します。ステーブ・マーカスのサックスはエレクトリックも入れてカッコがいいものでした。
ブラスバンドをしていた時期があり、このメロディは結構単純ですからコピーしてロックフリークと一緒に出来ないかと思ったことがあります。この曲の後半の怒涛のアンサンブルがそのロック場面です。
2強目はソプラノの短い“スカボロ・フェアー”
4曲目“OOH BSBY”マーカスとコリエルのユニゾンのテーマが脳天を突き抜けるような、コリエルがロックはできるとはっきり主張するソロがいいし、そのバックで弾いているピアノなバッキングが結構凄い。
そのバックのピアノが、フォース・ウェー結成前のマイク・ノック師匠で6曲目でのソロはこの時代にこのプレーは凄いと思うのです。
8曲目からは別のアルバム“the Lord's Prayer”でH・ハンコックやM・ヴィトウスが参加してるアルバムです。当時聞いていたのでしょうが印象は薄いアルバムです。
このテナーうまくいけばC・ロイドと同じように活躍できたんじゃないかと思う9曲目です。10曲目はドラマーのハチャメチャな歌。12曲目もはたなvocalにマーカスはギターTom Zimmermannという人のテナーサックスで全てが下手、途中でおしまいにになる感じ。このアルバムで特筆は、数曲でM・ヴィトウスとH・ハンコックが参加している点で、ただそれだけで、1曲目から7曲目までで充分なアルバムです。その7曲ちょっと思い出涙のアルバムでした。
COUNT'S ROCK BAND & tHE LORD'S PRAYER / DTEVE MARCUS
Steve Marcus acoustic & electric saxes
Larry Coryell guitar
Chris Hills bass
Mike Nock piano,harpsicord
Domminic Cortese accordion
Bob moses drums
Chris Swanson percusion
1 THERESA'S BLUES
2 SCARBOEOUGH FAIR
3 DRUM SOLO
4 OOH BABY
5 c'EST CA
6 BACK STREET GIRL
7 PIANO SOLO
8 HEY JUDE
9 AMY
10 JUST LIKE TOM THUMB'S BLUES
12 WILD THING
13 HOPE
14 AMERICA
15 THE LORD'S PLAYER