JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ここまできたか ある地平 horizons / fred hersch

2009-01-22 21:13:32 | 聞いてますCDいいと思う


エンリコ・ピエラヌンツェのモリコーネ集を聴きましたが、おなじみM・ジョンソンとJ・バロンとのトリオで、B・エバンスの流れを受け継ぐトリオ形態でした。
中古で買ったアルバムの中にこのリズム陣にピアノがフレッド・ハーシュというのがあるので聴いています。
そしてとてもこれは若い、1984年録音のハーシュのメジャー・デヴュー作です。
だから普段ハーシュから感じる深く沈んでいくような、もしくは透明になるような瞬間や、または音が漂っているような不思議な音世界はちょっと気がつきません。
丹精にピアノトリオの音楽をつむいでいる青年がいるようです。
よく聴くと4曲目“One Finger Snap”の研ぎ澄まされたフレーズ感覚、ハンコックを完全に吸収した演奏です。
その後にリチャード・ロジャースの“飾りのついた四輪馬車”ですから、ハーシュもデヴューがんばっていたわけです。
つづくw・ショーターの“Miyako”ではその後のハーシュの魅力すでに芽吹いています。
最後がハーシュのオリジナル、とても若々しい、このようなところからスタートしたのですね。
ぜひ今年も元気にがんばって欲しいものです。
新しいもの仕入れないので古いのあさりがここまできたのか感です。

horizons / fred hersch

FRED HERSCH (P)
MARC JOHNSON (B)
JOEY BARON (DR)

1 My Heart Stood Still
2 Moon and Sand
3 Star-Crossed Lovers
4 One Finger Snap
5 Surrey With the Fringe on Top
6 Miyako
7 Cloudless Sky


コメント
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