
昨年も幾人かの新しい方と知り合うことができました。本当に詳しい方が多く驚いてしまいます。
“Orenge”というグループの記事を書いたら、これもいいよと教えてくれました。
Inner Earというレーベルが出来たことでこのアルバムが出たことは知っていたのですが、ECMのまねっこみたいで(ECMの曲をピアノトリオでやっているのもあったし)拾わないでいました。
販売店の推薦文はあまり信じないのですが、こちらは信じる、拾ってみました。
ペットとピアノ、ベースの変則トリオです。
1曲目ピアニストのヴィグレイク・ストラースの曲、Orengeでも、またこの人のトリオで「Subsonic」というのも持っていました。
それ繋がりでお教え願ったのですがこのピアノのソロがジャジーでとても良い。
このピアニストの演奏ではこの感じが一番私は好きです。
感じとしてはスウェーデンのweet Jazz Trioに似ていますが、あちらがちょっち受けねらいみたいになジャケと企画になり、このアルバムその意味うれしい。
ペットがゆったりと服静かな曲結構好きです。
3曲目はリーダーのトーレに曲、ちょっとテンポを上げてメロディアス、良い具合に揉まれるようでリラックス出来ます。
4曲目“I Get Along Without You Very Well”も変にきばるでなく、美しいめりディをやさしく歌う感じです。
5曲目はベーシストの曲、ミュートをつけますが音の感じはあまり変わりません。
6曲目ストラースの曲で、メロディアスなペットは流れるようにリズムに乗って良いテンポ、ピアノメロディもはずんで、この人このように弾くと思っていませんでした。
7曲目B・パウエルの曲はよりスローに、やはりやさしく歌ってという感じです。
ロバータ・フラックの曲の題名が思い浮かびます。
8曲目は古いスタンダードのようなスウィンギーな曲、9曲目もトーレの曲でゆったりとしていて、心地よく途中眠くなって寝てしまいました。お昼ねソング。
Rainbow Session / Tore Johansen
Tore Johansen(tp)
Vigleik Storaas(p)
Ole Morten Vagan(b)
1.Three Coins
2.Ballade Impromptu
3.Abbey Is Blue
4.I Get Along Without You Very Well
5.Slow Fox
6.Three Princes
7.I'll Keep Loving You
8.Bounty
9.Easter Waltz
10.Never Ending Secret
2006年8月&2007年2月