JAZZ最中

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新春お楽しみ袋 4 tocando / Luiz Avellar

2009-01-12 21:32:04 | 聞いてますCDおすすめ


もしお楽しみ袋にずっと欲しかったものが入っていたら、これはかなりの驚きで、こんなに得をしていいかと思うのではないでしょうか。
このお楽しみ袋の最後には、ある人のblogで見かけてぜひ聴きたいと思いながら、ずっと会えないアルバムがありました。
ブラジルのピアニストLuiz Avellarが若くして亡くなったサックス奏者Victor Assis Brasilの曲を2000年にトリビュートしたアルバムだそうです。
ピアノにエレベ、ドラムスのトリオ演奏にテナーとギターが1曲ずつ参加するライブアルバムですが、私見事に全員知りません。
それではなんでずっと覚えているかというと、信頼できるblogで絶賛だったからです。
1曲目最初からはりのあるピアノフレーズが気分を盛り上げるライブです。
メロディックでシャープなベースが続いてアルバムのレベルの高さがわかります。
2曲目でニコ・アスンサォンのエレベソロがすばらしく始まります。ピアノもいいかも知れませんがこの人でなくても良い。
3曲目まで聴いていて、大好きなニールス・ペデルセンを思い浮かべました。
アコベでまるでエレベみたいなフレーズを引くことがありました。
この人4ビートをうまくエレベで弾きます。
4曲目の出だしではっきりとそう思ったのは、ペデルセンはウッドでエレベのような高速ラインを弾くことができますが、こっちはエレベでウッドのようなラインを弾いているということです。
5曲目ではサックスが入りとても落ち着いたトーンです。ピアノとエレベがこれほどまでに落ち着いて並んでいる演奏は初めてです。
6曲目、とてもメロディアスなギターとピアノのユニゾンからの曲はとても曲がよかった。このギターソロはかなり得をしたような雰囲気で演奏しています。
このベーシストも亡くなってしまったそうで、やっと聴きたいアルバムに出会いましたが、よかったなという過去形で捕らえるアルバムでした。

この最後のアルバムでは、ざっくりと編み上げたセーターが早春用に出会ったようです。

そして、お楽しみ袋の中には2つのおまけが付いていました。いや、こっちがメインだったかな。
ここまでくると、この袋の出所もわかってしまうかもしれませんが、新春から、とてもたのしい時間が持てました。

tocando / Luiz Avellar

LUIZ AVELLAR(Pf)
NICO ASSUMPCAO(EB)
KIKO FREITAS(DS)
NIVALDO ORNELAS(TS)
RICARDO SILVEIRA(EG)

1.Waltz for Phil
2.Arroio(Creek)
3.Waltzing
4.Onix
5.Balada para Nadia
 (participação especial: Nivaldo Ornelas)
6.Blues for Mr.Saltzman
 (participação especial: Ricardo Silveira)
7.Tema pro Einhorn


コメント (6)
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