私blogを始めるときにアレクサンドロ・ガラティのファンですと宣言したようなことを書きました。
初来日の寒い六本木に会いにいったり、モーション・ブルーでも会うことができました。
そのモーション・ブルーにもいかれた方から、こんなアルバムがあると教えていただいて、ファンですから勿論購入しました。
だれのアルバムかさえよくわからない、ただFabrizio Bossoもペットを吹いているし期待かかります。
出だしベースのリズムからピアノの音、よーしと思えばイタリア語でしょうか、怪しい語りが始まりました。
その後すぐにガラティのピアノ切れが凄い、そしてボッソが得意なストレートなl高速フレーズ、ベースはブルースです。
で怪しいおじさんの語りにもどります。喜んだり怪しんだり上がったり下がったりです。
2曲目は珍しいフェンダーの音でブルージーな感じですが、このおじさんささやくよう歌うなので、指パッチンしてる感です。バックではボッソが吹いていますし、ガラティも聴こえているのです。
3曲目はガラティがクラシカルな始まり、そこに美しいTino tracannaのソプラノとおじさんがからみます。でもイタリア語が解らないので困ります。
そのおじさんはこんな感じでしょうか、ちょっとこわい。
4曲目は早いパッセージのおじさんの語りがガラティの低い音の循環
ラインにのって(これってなんだ)よく解らない曲ですが題は“Tutta colpa sua"まるで解りませんがこの後ボッソのミュートの高速ソロカッコ良い。
5曲目はギターのブルースから始まる、良い雰囲気“Blou”ですからBlueなのでしょがおじさんの歌はクサーイを一回りして上回り気にならない、松崎しげるとか、ロッド・マッキャンを思い浮かべてしまいます。
6曲目はボッソのかっこいいミュートのバラットからと思いますと、おじさんが金曜ミステリーの出だしを語りだした感じです。ミュートとフェンダーの雰囲気はすばらしいソロのついた上質の映画音楽です。
7曲目もボッソのトランペットがバラッドをきかしてくれます、おじさんはボッサを気持ちよく歌い、まあ語りみたいですが歌ってくれれば聞き流せるのです。
ここでもボッソのソロが、すばらしいフレーズを聞かせる証明でしょうか、歌の方はちょっとカッコつけすぎでいまいちです。
8曲目もラテン調、このおじさんがたぶんクレジットされているAlessandro Ducoliという人でしょう、ガラティの親戚の人ではないでしょうね、個性的な方で好きな人は好きなのかも知れません。
9曲目Ares Tavolazziのベースが美しくはじまり、ボッソのバラッドプレーが、ピアノとベースに絡まりながら続く美しい曲です。
ガラティのピアノはつぶだつような高音とやわらかい和音、ボッソの高音から流れるような音と哀愁あるフレーズ、すばらしいと思うとあのおじさんがいないのに気がつきました。
Brumantica / Ducoli
Alessandro Galati(p,rhodes,key)
Ellade Bandini(ds)
Ares Tavolazzi(b)
Fabrizio Bosso(tp)
Mario Sivada(g)
Alessandro Ducoli(vo)
Sandro Gibellini(g)
Tino Tracanna(sax)
Paolo Filippi(b)
Teo Marchese(ds)
1.Brumantica
2.Un Piede Nella Fossa,Quell'altro Sulla Vanga 3.Lettera
4.Tutta Colpa Sua
5.Blou
6.Nebbia Sabbia
7.Perdula
8.Maddaluna
9.La Canzone Di Marinella
Recorded at Cavo Studio on August 2005