JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

NYの民族  SKIN / ERIK FRIEDLANDER

2009-02-11 17:08:48 | 聞いてますCDいいと思う


JAZZのアルバムは結構聴いているけど、楽器にすればそれほどおおくない。
それで面白い楽器があると拾うようになりました。
バスーンやホルンを聴きました。
チェロは好きな楽器で、ECMでのダーリングや
楽器構成が面白いので拾ってみました。
アルトサックスと弦がどうなるのかとおもいましたが、しっかりしたアレンジでエキゾチックな雰囲気、もしくは新しいNYの現場の雰囲気です。
1曲目、アルトが入ってくると現在のJAZZの雰囲気、ERIK FRIEDLANDERというチェリストがリーダーですが、サウンドは弦とアルトとエレベが作ります。
3曲目ベースはツトム・タケイシという人で、パーカッションとも兄弟、水戸出身のNYで活躍の方のようです。
ジャコの時代をこえてラインが見えるのに、面白い個性がありますジャマラディーン・タクマなんかほんのわずかだけ思い出したりします。
4曲目オリエンタルなリズムパターンからはじまり、ベースとパーカションが結構重要なポジションを占めるグループです。
アルトがコードやモードのある中でフリーを目指したあのころの雰囲気です。
ちょっとあくもありながら、破壊的ではなく、なかなかい元気なアルトの叫びです。
5曲目オリエンタルなチェロと弦楽のメロディ、ジャズとは関係なくこの音好きですね。
アルト入るとスパニシュのようですが、民族の色々な音楽どこか血が騒ぎます。
ゲストのツィンバルのALEXANDER FEDORIOUKはウクライナ出身、武石兄弟の日本とNYの民族の合流を感じます。
つまらない型にはまった外観の良いJAZZを日本では作りますが、どちらが聴いていて面白いかわからないのでしょうか。
6曲目7曲目は弦楽カルテットのハーモニーとアレンジが真ん中にくるような、そしてその良さが良くわかる演奏です。
8曲目もオリエンタルなツィンバルの入った演奏、このグループこの後もベースのメンバーが変わらないアルバムをだしていますから、サウンド的にかなり強く結びついているのでしょう。
NYらしいアルトとJAZZの枠は超えているベースとパーカション、丹精な弦楽が組み合わさって、オリエンタルなツィンバルが加われば世界の民族がNYに集っているようです。



SKIN / ERIK FRIEDLANDER

Erik Friedlander(cello)
Andy Laster(as)
Stomu Takeishi(b)
Satoshi Takeishi(per)
Alexander Fedoriouk(cimbalom)
The Atlas Cello Quartet

1. Split Screen
2. Susan
3. Life, in-Line
4. Skin 1
5. Sahel Va Danya
6. Reflections
7. Fekunk
8. White Mountain
9. Doomwatcher
10. Eclipse
11. Golden Dawn

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