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海外テレビドラマ アマゾン・プライム「グッドファイト」

2018-01-23 16:27:34 | ドラマ

      
 2017年12月25日から配信のリーガルもの。「グッドワイフ」からのスピンオフ作品。「グッドワイフ」が法律事務所が舞台で、この「グッドファイト」も法律事務所が主舞台。サイド・ストーリーに新人弁護士マイアの父が詐欺容疑でFBIに逮捕されるというお話が絡まる。

 主な俳優クリスティーン・バランスキーとクシュ・ジャンボがスピンオフしていて、新たにマイア(ローズ・レスリー)という新人弁護士も加わる。

 ロックハート&リー法律事務所の代表パートナーの一人でもあるダイアン・ロックハート(クリスティーン・バランスキー)は引退を宣言。理由の一つに代表パートナーが多すぎるというジョークを交えて、これからは人生を楽しみたいというもの。

 ちなみに代表パートナーが8人もいる。受付では「ロックハート、デクラー、ガスマン、リー、ライマン、ギルバート=ルーサー、ケーガン、タネンバウム法律事務所です」と言わなければならない。いくらなんでも長すぎる。

 それはともかく、ダイアンは引退に備えて南仏の150万ユーロ(約1億7千万円)の「光の邸宅」を購入すべく手付金を支払い済み。ダイアンの顧客、投資会社経営のヘンリー・リンデル(ポール・ギルフォイル)の娘マイアの名付け親ともなっている。そのマイアは、イリノイ州の司法試験に合格してロックハート&リー法律事務所に就職した。上顧客のヘンリーの口添えもあって法律事務所側は受け入れたようだ。

 ダイアンの引退まで決着が必要な案件「ケンダル」がある。警官3人からの殴る蹴るの暴行を受けたとして裁判沙汰になろうとしている件だ。裁判になるとケンダル対クック郡となる。クック郡の弁護をするのはダイアンのロックハート&リー法律事務所で、被害者を弁護するのは黒人経営のレディック&ボーズマン法律事務所。

 証言録取の時に現れたのが、かつてダイアンの事務所で働いていたルッカ・クイン(クシュ・ジャンボ)と同事務所の代表パートナー、エイドリアン・ボーズマン(デルロイ・リンドー)だった。

 録画を見せられるとクック郡には不利な状況だった。それを覆すヒントを見つけたのがマイアだった。ダイアンの満足な顔。

 ところが一転して顔面蒼白となる事態が発生する。上顧客でマイアの父親ヘンリー・リンデルが、投資詐欺容疑でFBIに逮捕される。資金を集めたが運用を一切していない。金はどこに? ダイアンはこの投資話を広めていた。事務所に引退を撤回したが受け入れられない。しかも、親しい友人から今の状況ならどこも雇ってくれない。しばらく静観したら? とまで言われる始末。

 破産し働き口もない。そんなとき救いの手を差し伸べてきたのは、なんとライバルのレディック&ボーズマン法律事務所のボーズマンだった。事務所を拡張するので白人枠でどうだというもの。事務所内で揉めたがルッカの「情熱と理想と狡猾さを併せ持つ弁護士です」の一言がダイアンを受け入れる決め手となる。マイアと抱き合わせでレディック&ボーズマン法律事務所の一員となったが、これが第1話になり黒人系の事務所でどのように活躍するか。面白い展開になりそう。一味違うドラマだ。

 マイアがレズビアンで黒人法律事務所が舞台。マイアの相手は検事補のエイミー(ヘレン・ヨーク)。こちらも美人。マイア役のローズ・レスリーは、お姫様だよ。スコットランドの15世紀から一族に伝わる住居「リクリーヘッド城」で育った。なんとなく気品があるなあと思っていたよ。育ちが分かろうというもの。それでももう30歳だ。最近婚約したらしい。残念ながら今のところ、レンタルDVDやブルーレイはない。
  
キャスト
クリスティーン・バランスキー1952年5月ニューヨーク州バッファロー生まれ。
クシュ・ジャンボ1985年イギリス、ロンドン生まれ。
ローズ・レスリー1987年2月イギリス、スコットランド、アバディーン生まれ。
デルロイ・リンドー1952年11月イギリス、ロンドン生まれ。
ヘレン・ヨーク1985年2月カナダ、ヴァンクーバー生まれ。