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映画「永遠のジャンゴ」ナチスに迫害されたジプシー出身の天才ギタリスト、ジャンゴ・ラインハルトを描く

2018-07-15 15:53:38 | 映画

           
 この映画を観るまでジャンゴ・ラインハルトを知らなかった。ウィキペディアから一部を引用してみよう「ジャンゴ・ラインハルト(Django Reinhardt, 1910年1月23日 - 1953年5月16日)は、ベルギー生まれのジャズ・ミュージシャン、ギタリスト。ジャンゴ・レナルトとも表記される。
 
 ロマ音楽とスウィング・ジャズを融合させたジプシー・スウィング(マヌーシュ・スウィング)の創始者として知られる。また、しばしば「ヨーロッパ初の偉大なジャズ・ミュージシャン」とも評される短い生涯の中で後世のミュージシャンに多大な影響を与える多くの傑作を発表した」とある。

 1943年第二次大戦中、ナチスの占領下にあったフランス。ジャンゴ(レダ・カテブ)は、満員の聴衆の前でギターを搔き鳴らし、そのリズムで観客を魅了ついには踊りはじめる人々もあった。聴衆の中にはナチスの軍人も多く見られた。

 やがてナチスは、ジプシーを迫害し始めた。そのくせドイツ人のパーティで演奏しろという。嫌々ながら演奏をして、その隙にスイスへの亡命を画策する。ドイツ兵に追われながらも生きのびたジャンゴ。

 1945年・パリ、荘厳な「レクイエム」が流れる。ジャンゴやジャンゴの母、親類縁者も生きている喜びをかみしめる。

 「迫害を受けたジプシーに捧げたレクイエムは、パリ解放後に国立盲学校で一度だけ演奏されている。現在は譜面の一部しか残されていない」という字幕が出る。
  
  
  
  
 ジャンゴは、ヴァイオリニスト、ステファン・グラッペリと「フランス・ホット・クラブ五重奏団」を結成して演奏活動もした。YouTubeには、「After You've Gone」「Stardust」や大ヒットしたと言われる「Nuages」などたくさんアップ・ロードしてある。その中から「Jattendrai Swing」をどうぞ!2017年制作 劇場公開2017年11月
  Django Reinhardt & Stéphane Grappelli - Jattendrai Swing 1939 - LIVE!

監督
エチェンヌ・コマール出自未詳 2010年「神々の男たち」や2012年「大統領の料理人」などで脚本を担当、本作が初監督作品。

キャスト
レダ・カテブ1977年7月フランス、パリ生まれ。
セシル・ドゥ・フランス1975年ベルギー生まれ。