猫とマンガとゴルフの日々

好きな物を題名に↑ 最近はゴルフとグルメお出かけ主体に。以前は1960年~70代マンガを紹介していました。ネタバレ有り。

「風と木の詩」 作: 竹宮惠子

2006年06月16日 11時14分59秒 | マンガ家名 た行
          さてさて、この大物はどうカキコしようか。

 私の持っているのは、小学館版のコミックです。(この写真とは違う)
 この作品は1976年から1984年まで連載されていますが、小学館版は、連載中に出版が始まったものではないかと。流石に現在は絶版です。
 17巻くらいまであると思うのですが、最後の2巻が買い集めた当時、どうしても見つからなかったので、ラストは違う出版社のを買いました。読めればいいんです、私。

 「日出処の天子」と同様、この大作には幾つもファンサイトが有って、私ごときが一ブログで云々なんてとても言えません。先日うちにあるコミックをぱぁ~と読み飛ばして再読しようとしましたが、読み飛ばせないのですよ、これが。つい何日もかけてじっくり読んでしまいました。

 ご存知、竹宮惠子先生(当時は恵子)の大傑作にして代表作。しかし、読むたび痛くて辛い。途中でやめる人も多数いると聞く。だいたい主人公の二人、セルジュとジルベールは心も体も痛めつけられ過ぎ。よくこれで生きていけるなぁと思うのは私だけでないでしょ。

 通しで読んでいると、セルジュは大事なピアノを弾く時に限って、腕を痛めつけられてるし、ジルベールは毎回 (毎月か・後には2ヶ月に1回の連載) 傷が絶えない上に、毎回犯されまくってるし。最後には麻薬まで打たれてる。

 最後に行くほど、悲惨なんだけど、読んで見届けないといけない気がするのよ。そして毎回涙する。この作品、現在終わっているところで本当の構想の半分だとかNHKの「マンガ夜話」で言ってたような。(はっきりしません。すみません)ジルベールのいない、この後のお話しはどうなってくのか。続きが読みたいものです。もう、無理なような気もするが。


 皆さんは最後まで読めましたか?

コメント (5)
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