㈱白泉社 1巻 2008年3月5日第一刷 2巻 2008年12月5日 第一刷 まだ 「ヤングアニマル」誌 連載中です。
昨年 (2008年) TVドラマ化もされた大ヒット作 「ハチミツとクローバー」 の作者さんですが、私この方の作品、初めて読みました。(本当に最近の少女マンガ作家さんには疎くて…汗)
おばさんである私にはちょっと、 「ハチクロ」 は触手が動かなかったのですが、これはネットでも大変評判が良く、掲載誌も 「ヤングアニマル」 という青年漫画雑誌なので読みたくなってコミックスを購入。
吉田 秋生氏の 「海街diary シリーズ」 と似ていると感じた点については以前 拙記事 → 吉田 秋生 「海街diary シリーズ」 の中で書きましたが、じゃ違うところは ? ストーリーは全然違うのはわかってますが。
二つを鏡台の横のアクセサリー入れの上に積んで置いたら、気がついちゃいました。小口 (本の上下、横の切り離しのところ) の違いに。
写真では暗くてよく見えないかな、「3月」 の方が黒いんです。枠を超えた描き込みが多いんです。大体コマを分ける白枠の極端に少ない方なんですね。
フキダシ内以外の手書きのセリフも多くてあちこち読んで、ニャーたち (飼い猫が3匹くらい出てきます) の動きも目で追ったりしていると凄い情報量です。一見ごちゃごちゃっとしていて読みずらそうですが、そうでもないのは3姉妹の家庭内が明るく描かれ、羽海野氏の可愛い絵柄が生きているからでしょうか。
反対に主人公 桐山 零 の心象を表現するような夜の場面は墨を流したような川辺の暗い描写が多くて劇画タッチの 違うマンガ みたいです。実は、たぶんこちらの話や表現が描きたかったのかとも思うのですが、氏の意欲作になりそうです。
お話は。。。。
将棋のプロ、棋士のお話です。私は全く将棋が分からないので、だんなにところどころ聞きながら読んでいます。私の知っている棋士といったら 羽生善治名人 とか、昔 「おゆき」 という演歌を歌っていた 内藤 國雄九段、 谷川浩司名人とか この作品の中で主人公のライバル (親友?) として登場する人物のモデルとなっている 村山 聖(さとし)九段 (死後追贈) 丸顔の大山康晴(十五世名人)、米長邦雄(永世棋聖)といった超有名どころくらいかな。
だんなは同年齢の男子が一般的に知っているくらいの将棋の知識はありますので、マンガに出てくる他にも ●●杯は●●新聞社の主催だよ、とか竜王戦は一番賞金が高いんだ、とか 羽生さんは年末に竜王戦に負けちゃったから今 永世六冠 とか教えてくれます。
この作品の中でも、将棋を知らない人に分かるように表現してくれる場面や、作中の将棋監修を務める 先崎 学八段 のコラムなどで分かりやすい説明があります。良く知らない私でも十分面白い作品ですが、もう少し棋譜が読める知識があればもっと面白いでしょうね~残念です。
お話は高校生のプロ棋士 桐山 零君 の成長物語になるんでしょうが、一七歳なのにここまで来るのに普通以上の体験をしています。今は家族もなく一人でプロ棋士として戦い、高校でも友人もなく一人で昼食を食べるような毎日。
しかし、偶然知り合った三姉妹と触れ合い、棋士仲間のライバルの熱い友情を鬱陶しく思い、お節介な学校の先生に構われながらも成長して行ってるようです。
まだまだ連載が続いていますので、今だ作中では由来の出てこない題名の話なども楽しみに続巻を待っているところです。
でもね~、先崎 学八段 のコラムでは題名の由来ばらしてるんですよね~。先生、コミックス内のコラムとは言え、それはないんじゃない ?
羽海野 チカさん 公式HP
昨年 (2008年) TVドラマ化もされた大ヒット作 「ハチミツとクローバー」 の作者さんですが、私この方の作品、初めて読みました。(本当に最近の少女マンガ作家さんには疎くて…汗)
おばさんである私にはちょっと、 「ハチクロ」 は触手が動かなかったのですが、これはネットでも大変評判が良く、掲載誌も 「ヤングアニマル」 という青年漫画雑誌なので読みたくなってコミックスを購入。
吉田 秋生氏の 「海街diary シリーズ」 と似ていると感じた点については以前 拙記事 → 吉田 秋生 「海街diary シリーズ」 の中で書きましたが、じゃ違うところは ? ストーリーは全然違うのはわかってますが。
二つを鏡台の横のアクセサリー入れの上に積んで置いたら、気がついちゃいました。小口 (本の上下、横の切り離しのところ) の違いに。
写真では暗くてよく見えないかな、「3月」 の方が黒いんです。枠を超えた描き込みが多いんです。大体コマを分ける白枠の極端に少ない方なんですね。
フキダシ内以外の手書きのセリフも多くてあちこち読んで、ニャーたち (飼い猫が3匹くらい出てきます) の動きも目で追ったりしていると凄い情報量です。一見ごちゃごちゃっとしていて読みずらそうですが、そうでもないのは3姉妹の家庭内が明るく描かれ、羽海野氏の可愛い絵柄が生きているからでしょうか。
反対に主人公 桐山 零 の心象を表現するような夜の場面は墨を流したような川辺の暗い描写が多くて劇画タッチの 違うマンガ みたいです。実は、たぶんこちらの話や表現が描きたかったのかとも思うのですが、氏の意欲作になりそうです。
お話は。。。。
将棋のプロ、棋士のお話です。私は全く将棋が分からないので、だんなにところどころ聞きながら読んでいます。私の知っている棋士といったら 羽生善治名人 とか、昔 「おゆき」 という演歌を歌っていた 内藤 國雄九段、 谷川浩司名人とか この作品の中で主人公のライバル (親友?) として登場する人物のモデルとなっている 村山 聖(さとし)九段 (死後追贈) 丸顔の大山康晴(十五世名人)、米長邦雄(永世棋聖)といった超有名どころくらいかな。
だんなは同年齢の男子が一般的に知っているくらいの将棋の知識はありますので、マンガに出てくる他にも ●●杯は●●新聞社の主催だよ、とか竜王戦は一番賞金が高いんだ、とか 羽生さんは年末に竜王戦に負けちゃったから今 永世六冠 とか教えてくれます。
この作品の中でも、将棋を知らない人に分かるように表現してくれる場面や、作中の将棋監修を務める 先崎 学八段 のコラムなどで分かりやすい説明があります。良く知らない私でも十分面白い作品ですが、もう少し棋譜が読める知識があればもっと面白いでしょうね~残念です。
お話は高校生のプロ棋士 桐山 零君 の成長物語になるんでしょうが、一七歳なのにここまで来るのに普通以上の体験をしています。今は家族もなく一人でプロ棋士として戦い、高校でも友人もなく一人で昼食を食べるような毎日。
しかし、偶然知り合った三姉妹と触れ合い、棋士仲間のライバルの熱い友情を鬱陶しく思い、お節介な学校の先生に構われながらも成長して行ってるようです。
まだまだ連載が続いていますので、今だ作中では由来の出てこない題名の話なども楽しみに続巻を待っているところです。
でもね~、先崎 学八段 のコラムでは題名の由来ばらしてるんですよね~。先生、コミックス内のコラムとは言え、それはないんじゃない ?
羽海野 チカさん 公式HP