久しぶりに映画を見て、声を出して笑ったような気がしましたよ。(笑)
前見た「アーティスト」も笑えるような所は有ったけど、この映画では並んで座っている観客がいっせいに 「ぷっ」 と笑える箇所がいっぱいありました。
主人公のジョニー・デップ扮する ヴァンパイア が甦るのが1972年の設定で、何で今じゃないの ?
と思ったら、元は1960年代後半から70年代初めにかけてアメリカで人気を誇ったTVシリーズ「Dark Shadows」の映画版なんですね。
映画の最後に元シリーズの製作者(?)に捧げるとありました。
この年代と言う設定が又、団塊の世代とその下世代(つまり私など)にはたまらないですわ~。(笑)
年増女性のヘアー・ミニスカ含むファッション・小娘の聞いてるガンガンなロックミュージック・当時流行のヒッピー男女・そういえば車も見る人が見ればよだれが垂れるものばかりかも。
200年前に建てられたという設定のお屋敷も、凝りっ凝りに手がけられていました。
こういうの見るだけでも楽しいですよ。
女優陣もいいですね。
「パーフェクト・センス」に出ていた、今回素晴らしく怪演のエヴァ・グリーン。
貫禄付いてきたミシェル・ファイファー。
「英国王のスピーチ」のヘレナ・ボナム=カーター(最初わからなかったわ)
「ヒューゴの不思議な発明」のクロエ・モレッツ等。
原作がTVシリーズということで、もっと細かいストーリーがあったんだろうな、と思わせる、えっ、そういうことだったの ? という説明不足的なところはありましたが、とにかく笑って面白く見られる映画でした。
恋愛に疲れている方には、どうぞ200年愛のお話として見てください。
愛といえども200年は続けられないトミー。