↑ 薄いけれど、大きな虹です。
ゴールデンウィーク前半、東北に行ってきた私でしたが、お目当ての桜に振られました。
しかし、捨てる神あれば拾う神有り。
「人生はあざなえる縄の如し」(大げさ)
小さな幸せも有りました。
其の1
トップの写真、2日目の大半を乗っていた高速道路上でずっと見えていた 虹 です。
東北自動車道、西根インターチェンジ付近から1時間以上 虹 と並走していました。
薄くなって消えたかな、と思うと又大きく出てきて、幸せな気分になりましたよ。
其の2
仙台から乗った地元バス会社のバスガイドさんが見るからにベテランのアラフォー女子でお話が面白かったですね。
東京から添乗して来た、旅行会社の添乗員さんが22歳の若い女性だったので、取り合わせの妙が面白かったですよ。
添乗員さんがぼんやりして変な受け答えするとすかさず
「あなた天然 ?」
とか突っ込んで、皆の笑いを取ってたり。
バスガイドの晴れ姿、旗を持って客の先頭を立ち観光地を案内するときは、背を伸ばしビシッと決めた8センチは有りそうなピンヒールでカツカツと歩く。
一転、奥入瀬の湿った渓流沿いの歩道を歩くときは、しっかり長靴持参。
いろんな点でプロでした。
見てていいな~、こういうプロ意識のあるキャリア女子。
結婚なさっているかは聞き漏らしましたが、まだまだ、しっかり定年まで働いて欲しいです。
其の3
次は、写真に撮れなかったですが、移動中のバスの中から秋田新幹線こまちと遭遇したこと。
秋田新幹線は奥羽山脈を越えるためトンネルが多く、地面を走っている姿そのものがあまり見られない。
それに単線区間が多いせいか、1時間にたぶん4~5本も走っていないんじゃないかと思うのです。
前述のバスガイドさんもここを走っていても5回に1回くらいしか見られないと言ってました。
しかも上の道路から下の新幹線がちらっと見える程度とか何とか。
それが !
場所は奇跡的に線路と道路が並走している場所でした。
場所柄ガイドさんが こまち について説明していたところ、
まず運転手さんが
「来た !」 と一言。
この段階では乗客は気づかず。
ついで、それに気がついたガイドさんが
「来た~~~こまち !」と大声で叫び、
お客が皆右側の窓に注目すると、真っ暗なトンネルの中から光が二つ!
凄い勢いで近づき、3Dの映画を見るようにトンネルから こまち(古いほうでしたが) が飛び出してきた~ !
乗客のひゃ~、うお~、という絶叫とともに過ぎ去っていきました。
これはかなりラッキーじゃね ?
其の4
かどうか ?
十和田湖を一望できる 発荷峠 という峠を通る行き帰りは 真冬 を経験できました。
↑ バスの窓の外はこんなです。
折からの霧が粉雪の吹雪のように見え、ここはどこ ? まさか 八甲田山死の彷徨 ?
てな雰囲気。
仙台の桜から、東北の一方の花 雪 まで見られる旅となりました。
ご一行様の皆様も良い人ばかりで、それが一番ラッキーだったかなと思うトミー。