猫とマンガとゴルフの日々

好きな物を題名に↑ 最近はゴルフとグルメお出かけ主体に。以前は1960年~70代マンガを紹介していました。ネタバレ有り。

映画 「紙の月」

2014年11月19日 11時11分37秒 | 映画
 ↑ 映画館で見るときに配っていた、感想投稿キャンペーンのチラシ。


トップ写真の、宮沢りえさん顔写真のお札まがいもリアルでしょう。
全編緊張感漂う、良い映画でした。
簡単なあらすじとしては、子供はいないけれど平凡な主婦が、契約社員として働いている銀行でお客のお金をちょっと借りてすぐ返した事と、年下の恋人が出来たことでだんだんと横領の深みにはまっていく。
昔、地方銀行で女子事務員の横領事件が有りましたよね。
特別新しいストーリーというわけでもないです。
ですが、なにより見ているこちらが、こんなこと長く続くわけない、いつ破綻が訪れるのか、とハラハラドキドキ、主人公 梅澤梨花 の気持ちが乗り移ってしまいます。
宮沢りえさんが上手いんでしょうね。

他の俳優さんたちも達者揃いです。
上手い人ばっかりですよ。
裕福な独居老人の平林(石橋蓮司)
厳格なベテラン事務員の隅より子(小林聡美)
梨花が逢瀬を重ねる大学生の光太(池松壮亮)
妻に関心が薄れているけれど優しい夫(田辺誠一)
典型的な中間管理職で梨花の上司の井上(近藤芳正)
そして、
若くちゃっかり者の窓口係・相川恵子(大島優子)
これ、いろんな意味でいい役どころです。
大島優子ちゃんAKB独立して始めての映画出演としては良い映画に出演したんではないでしょうか。

最初のシーンが後で効いて来る伏線もしっかりしている。
梨花の子供の頃のエピソード場面なんですが、個人的に好きな賛美歌「グロリア」が流れていて嬉しかったです。
ところが ! 
最後の方のシーンにも流れるんですが、ここで流れるの~ ! 
と個人的に悲しかった…。
それと、梨花が選んだ衝撃の結末は ! なんて予告編などで煽っていた割には… ?


             紙の月 | Movie Walker




            久し振りに映画を見たので又続けて見たいトミー。




コメント
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