↑ コミックでなく小説集です。
萩尾 望都 「音楽の在りて」㈱イースト・プレス 2011年4月29日 第一刷発行
著者が20代の頃に執筆した「奇想天外」掲載のSF小説の書籍化です。
12の短編プラス掲載されている小説「ヘルマロッド殺し」と対を成すマンガ「左ききのイザン」も収録されています。
この二つ、比べちゃいけないかも知れないけど、ペドロアンドカプリシャスの「ジョニィへの伝言」と「五番街のマリーへ」みたいにお互いの考えがわかって面白い。
内容は全然違いますけどね !
若い頃に書かれたこれらは、全体に レイ・ブラツドベリ の影響が多いように思います。
私も中学の頃ブラッドベリ好きだったから、読んでいると伝わってくるんです。
萩尾 望都さんはブラッドベリの「みずうみ」とか「ウは宇宙船のウ」などをコミック化していますから、本当に好きなんでしょう。
実は私も高校生の頃、拙い絵で「みずうみ」と「ロケットの夏」をマンガで描いたんですよ。
後年、萩尾さんの「みずうみ」を見て、主人公に自分の描いたと同じようなポーズをさせているのを見てびっくりしたもんです。
そのうち引っ張り出してここに出してみようかしら。(笑)
その後のマンガ作品の元がいっぱい詰まっていて、興味深い小説集でした。
萩尾 望都 「音楽の在りて」㈱イースト・プレス 2011年4月29日 第一刷発行
著者が20代の頃に執筆した「奇想天外」掲載のSF小説の書籍化です。
12の短編プラス掲載されている小説「ヘルマロッド殺し」と対を成すマンガ「左ききのイザン」も収録されています。
この二つ、比べちゃいけないかも知れないけど、ペドロアンドカプリシャスの「ジョニィへの伝言」と「五番街のマリーへ」みたいにお互いの考えがわかって面白い。
内容は全然違いますけどね !
若い頃に書かれたこれらは、全体に レイ・ブラツドベリ の影響が多いように思います。
私も中学の頃ブラッドベリ好きだったから、読んでいると伝わってくるんです。
萩尾 望都さんはブラッドベリの「みずうみ」とか「ウは宇宙船のウ」などをコミック化していますから、本当に好きなんでしょう。
実は私も高校生の頃、拙い絵で「みずうみ」と「ロケットの夏」をマンガで描いたんですよ。
後年、萩尾さんの「みずうみ」を見て、主人公に自分の描いたと同じようなポーズをさせているのを見てびっくりしたもんです。
そのうち引っ張り出してここに出してみようかしら。(笑)
その後のマンガ作品の元がいっぱい詰まっていて、興味深い小説集でした。