↑ 旧奈良監獄 表門
奈良に一泊旅行に行ってきました。
目的は 旧奈良監獄の見学ツアー参加 と 安倍文殊院 の国宝渡海文殊像及び善財童子ちゃん に会いに。
東京から出掛けるツアーを見ると、奈良は3泊が多く2泊でも行きたい所と以前行ったところが混ざっているのです。
猫がいるので遠いのは分かっているけれど2泊にしたい。
ピンポイントで行きたい所だけ行きたい。
という事でホテルと新幹線をJTBさんで取って頂き、行先を絞って行ってきました。
当日は東京駅に行く電車が事故の為に遅れ、時間的には大丈夫なものの車内がめちゃ込みで勤め人時代振りにラッシュアワーを思い出しました。
早く出てきてよかった !
東京駅に着き、まだ時間が有るので地下の エキュート でお弁当を買い、アイスティーでほっと一息。やれやれ。
↓ カフェの真ん前に写真用ボード
無事に京都駅に着き、近鉄のキップを買いに近鉄の券売り場に。
窓口のお姉さんに色々教えて頂き、一番早く着く特急券を購入しました。
事前に調べてはいたのですが、自分の思い違いなどもあり予定が少々狂ったのです。
予約していた『たっぷり 約2.5時間滞在 旧奈良監獄特別公開 元刑務官が非公開エリアもご案内!』は、現地集合なので間に合わないわけにはいかないんですよ。 (/ω\)
↓ 近鉄特急初めて乗りました。
↓ 2階建てです。
近鉄特急で近鉄奈良駅に行き、奈良交通の乗り合いバスで7つ目くらいの 般若寺 で降ります。
同じ目的らしき人がちらほら。若い人もいるわ。
旧奈良監獄ホームページ → 旧奈良監獄
動画や写真もたっぷりありますので見ごたえありますよ。
ガイドによると → 奈良の観光名所、東大寺などからほど近い丘の上に佇む「旧奈良監獄」。 司法の近代化と受刑者の更生の礎となった明治の名れんが建築である。 江戸時代からの奈良奉行所の流れを組みながらも、司法の近代化を掲げて造られた「明治五大監獄」として、唯一原形を保っている。
とあります。
網走監獄など他の旧監獄建物は門などを残して解体され、記念館などもあるようですが、建築時のまま残っているのはここだけのようです。
しかも2017年(平成29年)に重要文化財に指定されると同時に、2016年(平成28年) 3月31日をもって廃庁されました。
最近まで現役だったのですね。
戦後は26歳以下の比較的若い受刑者が入っていた刑務所で、優秀な人は外に一人で仕事に出たりと、若年者処遇に先進的な取り組みを重ねていました。
今後は星のリゾートさんがホテルとして活用される予定だそうで、その前に見学を、と今大変人気だそうです。
↓ 近づいてきました。
この現地集合ツアーは、名前の「旧奈良監獄特別公開 元刑務官が非公開エリアもご案内!」の通り、閉庁までこちらで刑務官をやっていらした方が普通の見学者が入れないところまで案内してくれます。
↓ツアーが始まる前に門内の写真をパチリ 1枚目は門の裏側
↓ 庁舎。2階は講堂になっています。
↓ 他の建物
↓ 庁舎の横の入り口等
↓ 正面入り口
どれも堂々たる明治レンガ建築です。
監獄の本体をなす舎房は、第一寮から第五寮までの5棟からなり、中央看守所を中心として、45度の角度を付けて ハビランドシステム に従い放射状に配置されています。中央看守所からすべての舎房を見渡すことが出来、少ない職員で舎房を管理することが出来ます。
「ゴールデンカムイ」読んだ方、網走監獄と同じです。
↓ 内部を説明してもらっています。
↓ 受刑者が刑務官に用が有る時に出す印
写真が続きます。
↓ 奥の広場から 非公開部分です。
↓ 建物内に戻って。
↓ 地下部分への入り口
↓ 地下のボイラー施設など。
残念ながら3億円かけたこの施設は、途中で廃庁が決まり、無駄になったそうです。
↓ 工事中、猫ちゃんが入って足跡残していきました。(笑)
↓ 調理室へ行く途中。
↓ お豆腐も作っていたそう。
↓ 調理人も受刑者ですが、毎日お風呂に入れたそう。専用の風呂場。
↓ 刑務官の部屋
↓ 外に出ます。
↓ 壁にある部屋番号の9の下に漢数字の九が
↓ 塔
↓ 非公開の場所は5年の間に草が伸びてすさまじくなっています。
↓ ブラスバンド部の練習場。
大変有名だったらしく、近くの学校や大阪の方まで演奏に行っていたそうです。
↓ もう一人の案内人の方は若く、お茶目。
↓ 映画 「るろうに剣心」の撮影に使われた場所。
オリはその時に作ったものだそうで、監獄っぽいからそのままにしてます、だって。(笑)
↓ 階段で上に行きます。
↓ 個室など
↓ 工場へ。
↓ 三角トラスの柱無し。
柱の陰に隠れられないようにとのこと。
↓ 2階からの眺め
↓ 2階廊下
↓ 部屋番号
↓ 比較的新しい部屋のドア
↓ 講堂入口
↓ 塔への階段
↓ 講堂
↓ 所長室。唯一冷房が有りました。
↓ 又降りて
↓ 他の建物を見に行きます。
外のドアになぜか阪神Tigers ?
↓ 調剤室、医療室など
↓ 売店に来ました。
函館刑務所の人気の 獄印エプロン 買いました。(*´∀`*)
↓ 当時の制服
↓ 当時の模型
↓ 看守が居た中央看守所
↓ 一番怖い独房、重屏禁房 丸い形なのでマル房と呼ばれていたとか。
分かりにくいでしょうが、丸い小部屋で下に食事を入れる穴しかなく中は真っ暗、こんな中に3日もいれば気が狂いますわ。
案内してくれた刑務官さんがいた時は使われたことがないとか。
↓ 天井
↓ 見学を終わり、外に出ました。
↓ 般若寺はすぐ側。
出来たらコスモスで有名な 般若寺 も行きたかったのですが、お寺の見学時間に間に合わず行けませんでした。
次回は2日目に行った、安倍文殊院編です。
奈良に一泊旅行に行ってきました。
目的は 旧奈良監獄の見学ツアー参加 と 安倍文殊院 の国宝渡海文殊像及び善財童子ちゃん に会いに。
東京から出掛けるツアーを見ると、奈良は3泊が多く2泊でも行きたい所と以前行ったところが混ざっているのです。
猫がいるので遠いのは分かっているけれど2泊にしたい。
ピンポイントで行きたい所だけ行きたい。
という事でホテルと新幹線をJTBさんで取って頂き、行先を絞って行ってきました。
当日は東京駅に行く電車が事故の為に遅れ、時間的には大丈夫なものの車内がめちゃ込みで勤め人時代振りにラッシュアワーを思い出しました。
早く出てきてよかった !
東京駅に着き、まだ時間が有るので地下の エキュート でお弁当を買い、アイスティーでほっと一息。やれやれ。
↓ カフェの真ん前に写真用ボード
無事に京都駅に着き、近鉄のキップを買いに近鉄の券売り場に。
窓口のお姉さんに色々教えて頂き、一番早く着く特急券を購入しました。
事前に調べてはいたのですが、自分の思い違いなどもあり予定が少々狂ったのです。
予約していた『たっぷり 約2.5時間滞在 旧奈良監獄特別公開 元刑務官が非公開エリアもご案内!』は、現地集合なので間に合わないわけにはいかないんですよ。 (/ω\)
↓ 近鉄特急初めて乗りました。
↓ 2階建てです。
近鉄特急で近鉄奈良駅に行き、奈良交通の乗り合いバスで7つ目くらいの 般若寺 で降ります。
同じ目的らしき人がちらほら。若い人もいるわ。
旧奈良監獄ホームページ → 旧奈良監獄
動画や写真もたっぷりありますので見ごたえありますよ。
ガイドによると → 奈良の観光名所、東大寺などからほど近い丘の上に佇む「旧奈良監獄」。 司法の近代化と受刑者の更生の礎となった明治の名れんが建築である。 江戸時代からの奈良奉行所の流れを組みながらも、司法の近代化を掲げて造られた「明治五大監獄」として、唯一原形を保っている。
とあります。
網走監獄など他の旧監獄建物は門などを残して解体され、記念館などもあるようですが、建築時のまま残っているのはここだけのようです。
しかも2017年(平成29年)に重要文化財に指定されると同時に、2016年(平成28年) 3月31日をもって廃庁されました。
最近まで現役だったのですね。
戦後は26歳以下の比較的若い受刑者が入っていた刑務所で、優秀な人は外に一人で仕事に出たりと、若年者処遇に先進的な取り組みを重ねていました。
今後は星のリゾートさんがホテルとして活用される予定だそうで、その前に見学を、と今大変人気だそうです。
↓ 近づいてきました。
この現地集合ツアーは、名前の「旧奈良監獄特別公開 元刑務官が非公開エリアもご案内!」の通り、閉庁までこちらで刑務官をやっていらした方が普通の見学者が入れないところまで案内してくれます。
↓ツアーが始まる前に門内の写真をパチリ 1枚目は門の裏側
↓ 庁舎。2階は講堂になっています。
↓ 他の建物
↓ 庁舎の横の入り口等
↓ 正面入り口
どれも堂々たる明治レンガ建築です。
監獄の本体をなす舎房は、第一寮から第五寮までの5棟からなり、中央看守所を中心として、45度の角度を付けて ハビランドシステム に従い放射状に配置されています。中央看守所からすべての舎房を見渡すことが出来、少ない職員で舎房を管理することが出来ます。
「ゴールデンカムイ」読んだ方、網走監獄と同じです。
↓ 内部を説明してもらっています。
↓ 受刑者が刑務官に用が有る時に出す印
写真が続きます。
↓ 奥の広場から 非公開部分です。
↓ 建物内に戻って。
↓ 地下部分への入り口
↓ 地下のボイラー施設など。
残念ながら3億円かけたこの施設は、途中で廃庁が決まり、無駄になったそうです。
↓ 工事中、猫ちゃんが入って足跡残していきました。(笑)
↓ 調理室へ行く途中。
↓ お豆腐も作っていたそう。
↓ 調理人も受刑者ですが、毎日お風呂に入れたそう。専用の風呂場。
↓ 刑務官の部屋
↓ 外に出ます。
↓ 壁にある部屋番号の9の下に漢数字の九が
↓ 塔
↓ 非公開の場所は5年の間に草が伸びてすさまじくなっています。
↓ ブラスバンド部の練習場。
大変有名だったらしく、近くの学校や大阪の方まで演奏に行っていたそうです。
↓ もう一人の案内人の方は若く、お茶目。
↓ 映画 「るろうに剣心」の撮影に使われた場所。
オリはその時に作ったものだそうで、監獄っぽいからそのままにしてます、だって。(笑)
↓ 階段で上に行きます。
↓ 個室など
↓ 工場へ。
↓ 三角トラスの柱無し。
柱の陰に隠れられないようにとのこと。
↓ 2階からの眺め
↓ 2階廊下
↓ 部屋番号
↓ 比較的新しい部屋のドア
↓ 講堂入口
↓ 塔への階段
↓ 講堂
↓ 所長室。唯一冷房が有りました。
↓ 又降りて
↓ 他の建物を見に行きます。
外のドアになぜか阪神Tigers ?
↓ 調剤室、医療室など
↓ 売店に来ました。
函館刑務所の人気の 獄印エプロン 買いました。(*´∀`*)
↓ 当時の制服
↓ 当時の模型
↓ 看守が居た中央看守所
↓ 一番怖い独房、重屏禁房 丸い形なのでマル房と呼ばれていたとか。
分かりにくいでしょうが、丸い小部屋で下に食事を入れる穴しかなく中は真っ暗、こんな中に3日もいれば気が狂いますわ。
案内してくれた刑務官さんがいた時は使われたことがないとか。
↓ 天井
↓ 見学を終わり、外に出ました。
↓ 般若寺はすぐ側。
出来たらコスモスで有名な 般若寺 も行きたかったのですが、お寺の見学時間に間に合わず行けませんでした。
次回は2日目に行った、安倍文殊院編です。