Re: The history of "M&Y"

Team "M&Y" and "花鳥風月"
the soliloquy of the father
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雑感(プレゼンポスター)

2007-10-04 | ヒントみたいなもの

プレゼンポスターでチームのアピール

 

 
ロボカップジュニアの大会に参加するときにはプレゼンポスターを作成することになっています。 杉並区のロボットコンテスト(競技会)でも、今年から参加チームがチームのプレゼンテーションポスターを作成することになりました。 M Y も模造紙に、サインペンで書いて作成しました。 ロボカップジュニアの2006ルールにも「文書による発表」という項目があるのですが、あまり具体的な内容は書かれていません。 そこには「自分たちのチームが大会参加のためにどのような準備や努力をしてきたかを説明する。」と記述があるだけです。

 

 
杉並区のロボットコンテスト(競技会)でのプレゼンポスターは、ほとんどのチームが(M Y と同様に)模造紙にサインペンで手書きで作成したものでした。 

 

このプレゼンシートの作成はチームメンバにとっては、面倒な(やりたくない)作業のようです。 杉並区のロボットコンテストではぶうぶう言いながらも、MもYも作成しましたが、東京ノード大会の時は、ロボットの特徴や、ロボットの組み立て手順などを写真に撮り、それに簡単な解説を付けたものを PowerPoint で作成しプレゼンポスターにしました。 写真を撮るのは、チームメンバーも、嫌がらずにやりますので・・・

 

2007ルールには、プレゼンテーションについて、より具体的な項目が書かれています。 全国大会のプレゼンテーションポスターからは、なるべくこれらの項目が入るようにしています。

 

 
2007ルールに書かれているのは以下の項目です。

 

7.2.4.1. チーム名
7.2.4.2. 参加部門 (プライマリまたはセカンダリ)
7.2.4.3. チームの各メンバーの氏名と(できれば)チームメンバー全員を撮った1枚の写真
7.2.4.4. チームがどの国のどの地域から来たのかを示す情報
7.2.4.5. チームが代表する学校名と地区名
7.2.4.6. ロボットが出来上がるまでの過程を示す写真
7.2.4.7. ロボットとチームに関する情報
7.2.4.8. チームのロボットの興味深い機能あるいは特異な機能
7.2.4.9. チームがロボット工学で実現したいと思っていること

 

 
世界大会に参加して、他国のチームがどのようなプレゼンテーションを作成したのか見てみると、細かい技術の公開などをしているものは非常に少なかったです。 基本的なものとして「チーム名」「チームメンバーの写真」「チームメンバーの紹介」「地域(国や地方)の紹介」「学校の紹介」「ロボットの写真」「ロボットの紹介」程度でした。 そのかわり、写真が多様され、本当にポスターのようでした。(紙も、A1より、はるかに大きい1枚でした。 どうやって印刷したのでしょうか? 本当に印刷屋さんに頼んだのかもしれませんね。)

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雑感(ルールを読もう)

2007-10-04 | ヒントみたいなもの

ルールはしっかり読みましょう


ロボカップジュニアの競技には、きちんとしたルールがあります。 もともとは英文のようですが、ロボカップジュニアジャパンの公式サイトに日本語のルールもあります。

このルール、結構細かいところまで書かれており、A4に印刷すると、7ページにもなります。 特に、この日本語版は、理解しやすいように編集されており、前年度のルールから変更になった部分を赤色で記載されています。 ルールについては、一通り読んで理解しておくことが重要です。 せっかく大会に出場するのに、ルール違反をしていたら勿体ないし、ルールを勘違いしていたら、せっかくの努力が無駄な努力だったかもしれませんよね。 特にメンターはルールを理解し、チーム全体の意志統一をしておきましょう。

 
チーム「M&Y」は、今年初めてロボカップジュニアに参加したので、あまりルールの遍歴に付いては知らないのですが・・・ 今年の杉並区科学館で開催されたロボットコンテスト(競技会)は2006ルールに準拠しておりました。 しかし、ロボカップジュニアの東京ノード大会以降は2007ルールに従って実施されております。 そのため、2007公式ルールを何回も読みました。 先に述べたように、2006ルールからの変更点は赤色で記載されています。・・・という部分に落とし穴がありました。 2006ルールにあったけれど、2007ルールには記載されなくなったもの(いわゆる削除された項目)は赤色での記載がありません。(削除されたかどうかの記載はありません。) 

 
なぜ、これに気が付いたかというと・・・

杉並区の競技会の時には、「ロボットのプログラミングはプログラムをスタートしてから、4秒後にロボットが動き出すようにしなければならない。」というのがありました。 もちろん参加チームは全て、そのようにプログラムしており、スタートしてから4秒後に動き出すようになっていました。 ところが、2007ルールには、この「4秒後に動き出す」が無くなりました。

2007ルールの中には、「4秒後に動き出す」の記述は無くなっていたのですが、2006ルールからの変更点は全部赤色のはずだから、とメンターの私が赤色の記述の部分だけを確認していたので、「M&Y」のプログラムには「スタート後4秒待つ」がしっかり組み込まれたままでした。 このため、東京ノード大会の時に他のチームはすぐにスタートするのに、「M&Y」だけ、4秒待つようになっており、後で気が付いて恥ずかしい思いをしました。 (きっと、あのチームはちゃんとルールを理解していないな、と思われたでしょうね。 それと4秒損した!)

 
ルールの変更については、以下の2点が中心だと思います。(個人的な見解です。)

・判断や基準などであいまいな表現をより明確化する。

・技術的に難しくする。(レベルアップ)

 ⇒2007ルールから入ったRedZoneなどが良い例でしょう。

 
ルールの記述については、まだまだあいまいな部分があると考えます。 「M&Y」のロボットは、坂道は得意ですが、ギャップが苦手です。 単なる坂道であれば、失敗することはありません。 しかし、坂道にギャップがあると、ギャップで黒線を外れてしまって、壁に当たってひっくり返ってしまいます。 こうなった場合、ギャップは失敗と判断されてもしかたが無いのですが、坂道も越えられなかったと判断されてしまうようです。 世界大会の競技台は、実際に坂道にギャップがあり、審判によって判断がバラバラだったように感じました。 この坂道にギャップがある場合や、ギャップに被災者が居る場合など、ルールに明確に記載されていないものについては、競技の前に審判に確認するしかないのでしょうね。

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