コンテナの値は残る
題名だけだとが意味不明ですが・・・
「M&Y」は、ロボットのプログラミングにROBOLABを使用しています。 これは、杉並区のロボットコンテストでLEGOのセットを貸し出すときに、一緒に貸してくれたものを使用したのがきっかけです。
ROBOLABのアイコンの中にビンのような形をしたものがあり、「コンテナ」と呼ばれています。 これはプログラムの中の、いわゆる「変数」で、ビンの中に数字を入れたり、中の数字を読み出したりできます。
このコンテナの中の値は、電源を切っても保持されているようです。 また、複数のプログラムで同じコンテナを共用しています。
このコンテナを活用しようというのが、今回の雑感です。
例えば、プログラム3で、赤コンテナに「10」を入れた後に、プログラム4で赤コンテナの値を見ると「10」が読み出されます。
これを使って・・・プログラム3で、光センサーで「黒色を計って赤コンテナに入れる。」「白色を計って青コンテナに入れる。」とします。 プログラム4で赤コンテナの値と青コンテナの値の真ん中の数値(平均)を計算して、それをライントレースの数値として使用することが出来ます。 こうすればパソコンが無くても、現地での光センサーの調整をすることができます。 (現実的には、現地で調整する部分はたくさんあるので、パソコン無しでは無理ですが・・・まあ1つのアイディアとしてです。 似たようなことが「P2」のプレゼンポスターに書かれていました。)
プログラムを実行した後のコンテナの値はパソコンの画面上に表示することができます。
ROBOLABのプログラムを作成するウィンドウのツールバーの「プロジェクト」に「RCXを調べる」があります。 この中に「Other」というボタンがあり、このボタンを押すことで、コンテナの中身を知ることができます。