2月8日にロボット杉並21のロボットコンテストが開催されました。
私も杉並区民代表として規定競技(レスキュー)の運営スタッフとして参加しました。
都立高専の「LINK」と「M-4」も、本日はレスキューの主審として参加です。
(世界チャンピオンが主審をしてくれる大会なんて・・・杉並区の子供達は本当に恵まれてますよねぇ。 みんな知らないと思いますけど・・・。)
自由演技(ダンス)の方は中島先生が運営の中心で、都立高専の「P2」が審査員です。 さらに、杉並区民代表として「team-i」のお父さんが審査員として参加しました。
勿論、渡辺館長を含めて、杉並区立科学館のスタッフ全員の協力です。
レスキューの方は、15組のエントリがありましたが、結局キャンセルもあり、9組の参加となりました。
杉並区の競技会は、午前と午後に1回ずつの競技があり、2回の得点の合計で競います。
しか~し、9組のうち2組が車検を通りませんでした。 どうもライントレースができません。
でも、なんとか頑張って、1組は午後の競技に参加できました。 残った一組は、やっぱり車検が通らなかったのですが、(参考記録として)競技することはできました。
やっぱり、22cmの大きさに収めることと、単にライントレースするのも難しいですね。
さて、競技の方は、「ロボロボ」が部屋1を通過、廊下も越えて、部屋2の被災者、ギャップまでパーフェクトで得点を重ねていたのですが、次の障害物で障害物に突進してしまい、光センサーがポロンと取れてしまいました。 審判が競技進行停止で障害物の先に置き直したのですが、さすがにセンサーが機能しなければ黒線をたどることは不可能と言うことで、途中棄権となってしまいました。
このチームは杉並区の競技会は5年目の参加で、さすがにもう貫禄といった感じです。
午後の競技でも、1階は被災者一人と障害物がダメだっただけでした。 傾斜路も難なく登りきり、2階のレッドゾーンでも一人発見し、ゴールしました。 素晴らしい!
200点満点のコースで134点でした。 (総合得点219点で優勝でした。)
このチームのロボットは、ロボット前部にタッチセンサーが2種類装備されており、一つは障害物用、残りは壁用と使い分けができるようになっていました。 (壁の低い科学館専用ですけどね。)
それでは、今週のビックリドッキリメカ ぱふぱふ!
チーム「向陽ロボット」のロボットです。 ロボット後部に斜め下向きに超音波センサーが取り付けられています。
これは何?
傾斜路の検出をしているとのことでした。 傾斜路に入ると、ロボットが大きく傾き、床が近くなるので、超音波センサーの値が小さくなることで傾斜路が分かるらしいです。
これもアイディアだなぁ。 (ただ、2回目はより確実にということで、急遽タッチセンサーに変更してしまったとのことでした。 このタッチセンサーが誤検知して、途中で傾斜路プログラムに変わってしまって、途中棄権となってしまいました。 残念!)
このチームは「特別賞」を受賞しました。
その他のチームも、一回目よりも良い成績を残せるように、昼休みも頑張っていました。
優勝 「ロボロボ」
2位 「KENZI」
3位 「ストライク」
特別賞 「向陽ロボット」
一方、Yが出場しているダンスの方は・・・
今回は3組がエントリしていました。
Yは、4年生の時の運動会でやった踊り(大江戸舞祭り)をロボットと一緒にやりました。 といっても、ロボットはタイミングに合わせて左右に体を振るくらいのものです。 音楽にあわせて踊るYと、通信を使って2台が同期して動くようにしました。
音楽を何回も聴き、タイミングを計り、プログラムの中でタイマーの数値を何度も調整した甲斐があったのか、優勝できました。
2位になった「タークス」は、昨年東京ノードで2位になった、実力者です。
今年のテーマは「テニスの練習」だそうです。 ロボットが「ランニング」と「素振り」と「球出し」をします。 すげ~なぁ。
ピッチングマシンのように、ボールを打ち出します。
ロボットはLEGOで作られていますが、ちゃんと服を着ており、デザインなども素晴らしかったのですが、本番で玉が引っかかってしまい?「球出し」ができませんでした。
そのため、中途半端な終わり方になってしまったようです。
でも、ブラッシュアップすれば・・・いけそうだなぁ。
優勝 「P2.5」
2位 「タークス」
3位 「サウンドアーム」