Re: The history of "M&Y"

Team "M&Y" and "花鳥風月"
the soliloquy of the father
毎日更新!

Rescue-A Rules 2011 3.4 Scoring-4

2011-01-04 | Rescue Rules 2011

まずは、ギャップです。

Rescue2010_4

ギャップのあるタイル、またはギャップの次のタイルで黒線に復帰できればギャップOKとして10点の得点になります。

しかし、それ以外のタイルで黒線に復帰しても、ギャップOKとはならずに競技進行停止になります。 (厳しい!)


次は大きな障害物です。

Rescue2011_5_2 

大きな障害物も、障害物の置かれているタイルやその次のタイルの黒線に復帰できれば、障害物回避OKで、10点の得点になります。

(ギャップと同様)それ以外のタイルで黒線に復帰しても、復帰とは認められず競技進行停止になります。


最後は、スピードバンプです。

Rescue2010_6

これも、ギャップや大きな障害物と同じですね。

スピードバンプの置かれているタイルか、その次のタイルで黒線に復帰すれば5点の得点になります。

それ以外のタイルで黒線に復帰しても、競技進行停止になります。

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Rescue-A Rules 2011 3.4 Scoring-3

2011-01-04 | Rescue Rules 2011

ルールに掲載された図

Rescue2010_1


これは、プライマリの説明ですね。

A : 缶が避難場所に完全に入り、缶が壁にもロボットにも触れていません。 また缶が正しく上向きに立っています。 こうなれば救助完了で50点の得点です。

B : 缶は完全に避難場所に入っています。 缶はロボットには触れていませんが、奥の壁にふれています。 しかし、正しく上向きに立っており(壁に寄りかかっていないので)救助完了として認められ50点の得点になります。

おそらく壁を取り去ったとしても、缶が倒れなければOKという判断でしょう。

C : 缶が完全に避難場所に入っていません。

D : 缶が壁に寄りかかっています。

E : 缶が倒れています。

F : 缶がロボットに触れています。


Rescue2010_2

今度はセカンダリの説明ですね。

G : 缶が避難場所に完全に入り、缶が壁にもロボットにも触れていません。 また缶が正しく上向きに立っています。 こうなれば救助完了で50点の得点です。

H : 缶は完全に避難場所に入っています。 缶はロボットには触れていませんが、奥の壁にふれています。 しかし、正しく上向きに立っており(壁に寄りかかっていないので)救助完了として認められ50点の得点になります。

I : 缶は避難場所からはみ出していますが、台の上に乗っていて床には触れていません。 また缶は壁にもロボットにも触れていません。 缶が正しく上向きに立っています。 救助完了で50点の得点です。

J : 缶が壁に寄りかかっています。

K : 缶が倒れています。

L : 缶がロボットに触れています。


Rescue2010_3

図は、プライマリの避難場所になっていますが、セカンダリも同様ですね。

避難場所に缶を立てても、上下が逆だと救出成功になりません。 厳しい!

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Rescue-A Rules 2011 3.4 Scoring-2

2011-01-04 | Rescue Rules 2011

「得点」の続きです。


3.4.6 Robots are awarded 20 points for successfully negotiating a ramp without any assistance.
3.4.7 Robots are penalized 15 points for each lack of progress (see section 3.6 below).
3.4.8 Robots are awarded points for a successful rescue - See figure below for graphical representation
? Primary - A rescue is completed when the victim is moved completely within the evacuation zone, in its original upright orientation. The victim must be released so that no part of the robot remains in contact with the victim - 50 points
? Secondary - A rescue is comprises two parts
o lifting the victim (no part of the victim is touching the floor) - 20 points
o releasing the victim on the evacuation platform in its original upright orientation. - 50 points (No part of the victim can be touching either the robot or the floor of the arena)

3.4.9 Ties in scoring will be resolved on the basis of the time taken by each robot (or team of robots) to complete the course. This includes calibration time.
3.4.10 No team shall receive a score below zero for any round. If a team successfully completes at least one room during a round (per rule 3.5.5) their minimum score for the round is 50.


3.4.6 ロボットは自力で傾斜路を上ることができた場合、20点の得点になります。
3.
4.7 ロボットが競技進行停止になった場合(下記3.5 を参照)は、競技進行停止になるたびに15 点の減点になります。
3.
4.8 ロボットが被災者を救出した場合は、以下の得点となります。下図を参照。
プライマリ 被災者を完全に避難場所に入れ、ロボットが被災者から完全に離れても、元にあったとおり上向きに立っていたら、救助完了で50点の得点になります。
セカンダリ 救助は以下のように2つのパートからなります。 

ロボットが被災者を持ち上げることで20点の得点になります。(被災者が完全に床から離れた状態になる)

被災者を避難場所の上に乗せて、ロボットが被災者から完全に離れても、元にあったとおりに上向きに立てっていたら、救助完了で50点の得点になります。(被災者が床や壁やロボットに触れていないこと)

3.4.9 得点が同点となった場合は、それぞれのロボット(またはロボットのチーム)の競技終了まで掛かった時間で順位が決められます。

3.4.10 チームは競技ではマイナス点にはなりません。 もしチームが競技の中で少なくとも1つの部屋を越えられたら(ルール3.4.5に従って)その競技の最低点は50点になります。

得点の続きです。

3.4.6 で傾斜路を上りきったら傾斜路得点の20点なのですが、これは今回のルールで傾斜路(部屋)をきちんと定義しているので・・・

傾斜路得点 = レッドゾーンにロボットが完全に入った

となります。

3.4.7 競技進行停止で15点の減点はこれまでと同様です。

でも、英文にある (see section 3.6 below) は、3.5章の誤りですね。

で、3.4.8 の被災者の救出が、より明確になりました。

プライマリは、ロボットが缶を移動して、避難場所に入れるのですが・・・缶を避難場所に完全に入れ、ロボットが缶から離れても、元の通りに缶が立ってなければ得点になりません。

セカンダリは、部分点ができました。

まずは、ロボットが缶を持ち上げて、缶が床から完全に離れると20点の得点です。 さらに、被災者を6cmの避難場所の上に乗せると得点なのですが・・・「缶が、元のとおりに上向きに立っていること」「缶が床や壁やロボットに触れていないこと」が条件になります。 これで50点になります。

で、これらを絵で例示してあります。

実は、この絵は私が書いたものですけど・・・(笑)

で、プライマリのB、セカンダリのHは、缶が壁に触れているのですが・・・OKです。


最後の 3.4.10 ですが、難解なルールが追加されました。

これまで、2010年ルールは、競技進行停止を連発すると、部屋得点は入らないは・・・、マイナス点がかさむは・・・で、総合成績もマイナス点というチームが沢山いました。

私も、この前の練習競技会で感じていたのですが・・・頑張って諦めずに何度もトライしたチームより、何もしないチームのほうが得点が高い! これっておかしくねえ?

ということの解決策の1つのようです。

1つでも部屋得点を取れば、最低点として「50点」が保証されるようですね。 (だから、頑張って部屋得点を取ろう!) 

部屋得点が無いと、やっぱり最低点は0点です。

つまり、何度失敗(競技進行停止)をしても、最低点は「0点」です。 マイナス点にはなりません。 部屋得点があれば、50点が最低点になります。

そうすると、きっと「0点」「50点」という得点のチームばかりになりますねぇ。 順位は3.4.9で規定したとおり競技時間で判断することになります。

そうすると、調整をなるべくせずに早く競技を開始して、すばやい判断で競技終了・・・ということになっちゃいますね。(苦笑)

英文の (per rule 3.5.5) は、3.4.5の誤りです。

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Rescue-A Rules 2011 3.4. Scoring-1

2011-01-04 | Rescue Rules 2011

次のお題は「得点」です。


3.4 Scoring:
3.4.1 The robot must attempt to follow the black line where it is present.
3.4.2 Robots are awarded 10 points for successfully negotiating each gap in the black line.
3.4.3 Robots are awarded 10 points for successfully avoiding each obstacle blocking the black line.
3.4.4 Robots are awarded 5 points for successfully completing a tile that has one or many speed bumps on the black line.
3.4.5 Robots are awarded 50 points for successfully entering a room through one doorway and exiting through the other doorway without incurring a touch penalty. Robots that do incur the touch penalty may restart that particular room (see rule 3.6.2) and still be eligible for the room completion points. The hallway, ramp and RedZone are not considered rooms for scoring purposes'


3.4 得点
3.
4.1 ロボットは黒線がある場所では、黒線に沿って進まなければなりません。
3.
4.2 ロボットは黒線にある切れ目をうまく通り抜けることができた場合、それぞれ10 点の得点になります。
3.
4.3 ロボットは黒線の上に置かれた大きな障害物をうまく避けることができた場合、それぞれ10 点の得点になります。
3.
4.4 ロボットは1つのタイル中の黒線の上に置かれた、1つもしくは複数の減速バンプをうまく乗り越えられた場合、5 点の得点になります。
3.
4.5 ロボットは入口から部屋に入り、競技進行停止のペナルティを受けることなくもう一方の出口から部屋を出ることができた場合、50 点の得点になります。
競技進行停止のペナルティを受けても、再びその部屋の入口(又はスタート地点)からスタートして(下記3.5.
2 を参照)、もう一方の出口から部屋を出ることができた場合には得点となります。  廊下と傾斜路とレッドゾーンは部屋得点がありません。


こんな感じでしょうかねぇ。

得点の前半です。

まずは、3.4.1 で「黒いラインをちゃんとたどりなさい!」ということです。

まさに、推測航法(dead reckoning)対策のようですね。

次が、3.4.2 のギャップ、3.4.3 の大きな障害物、3.4.4 のスピードバンプはこれまでと一緒です。 でも、大きな障害物の単語がちゃんと「obstacle」に変わっているあたり・・・芸が細かい!

そして、3.4.5 で部屋得点もこれまでどおりです。 ただ、部屋得点があるのは、イエローゾーンとオレンジゾーンだけで、廊下、傾斜路、レッドゾーンは部屋得点が無いことが明記されました。

英文の (see rule 3.6.2) は、3.5.2の誤りですね。

3.4.4 と 3.4.5 の赤文字awarded は rewarded からの変更です。 (なんか違うの?)


で、ルールの文字には現れていないのですが・・・後に示された絵に

障害物の回避で障害物のあるタイルの黒線か、その次の順番のタイルの黒線に復帰したら、障害物回避の得点になります。 逆に次のタイルの黒線までに復帰できなければ障害物の回避の得点が入らないばかりか、競技進行停止のペナルティになります。

これは、ギャップやスピードバンプも同様です。

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