Re: The history of "M&Y"

Team "M&Y" and "花鳥風月"
the soliloquy of the father
毎日更新!

6月20日

2012-06-21 | RoboCup2012

世界大会2日目です。

今日もいろいろありました。


まずは、アパートで朝食と食べて、大会グッズを抱えて出発です。

相変わらず、朝は流しのタクシーを捕まえて会場に行きます。

今日は、最後にちょっとだけ渋滞している程度で30ペソ掛からずに到着しました。

50ペソを払ったら、正直者の運転手が22ペソをお釣りによこしたので、2ペソはチップとして渡しました。 (それでも200円位ですかねぇ・・・日本では考えられないくらい安い!)


会場に着いたら、まずは競技コース作りです。

レスキューTCと決めたコース作ります。 

レスキューBの競技は8試合あるそうで、本日は3試合あります。

まあ、競技の初日なので、簡単なコース!


現在レスキューBには、いくつかの(いや沢山の)問題が発生しております。

・被災者がいない (電気式ヒーターは6個しか無い・・・どうするの?)

・フィールドの大きさが適当 (だから、通路の幅が微妙に違う)

・迷路を作る板が足りない 

・迷路を自由に組み替えるようにできていない

レスキューのスタッフの問題ではなく、LOの準備状況がダメダメみたいです。


もう、やめたい・・・まじめに思いました。

結局、迷路は板をテープで止めて固定します。

でも、力の強いロボットがぶつかると、簡単に壊れてしまいそうです。

(事実、壊れました・・・笑)

それと、ボランティアのお兄さんお姉さんが頑張ってくれるのですが・・・

なぜか、レスキューBの審判は学校の(大学の!?)先生がやることに・・・

でも、その先生達が英語が話せなくて(いやっ私が聞き取れないだけか)役に立ちません。

今後は若いボランティアだけで結構です。

被災者は・・・電気ヒーターは6個しかないので、1個を練習フィールドに設置しました。 残りの5個をフィールド1に設置します。 

フィールド2は・・・被災者なしで競技をするわけにはいかないので・・・

私が日本から持ってきた「貼るホッカイロミニ」を5個貼り付けました。

本当に、たまたま持ってきたホッカイロが役に立ちました。

これが無かったら・・・競技ができませんでした。


まあ、あれも無い、これも無い、と言っていても始まりません。

一生懸命ボランティアのお兄さん達と作りましたよ。

競技開始ぎりぎりになってやっとできました。

本当に手作りの競技アリーナです。

はっきり言って、手作り感満載の関東ブロック競技アリーナの方が勝ってます・・・(笑)


で、3回の競技の始まりです。

M&Yの1回目は・・・コースは単純ですが、走行距離が長く、全員発見したところで終了となりました。

(⇒ 後で聞いたら、いつのまにか競技が始まっていて、審判に確認したら2分が既に経過していたそうです。 あわててスタートしましたが、時間切れでした。)

2回目は・・・このコースも単純で、全員発見と終了ボーナスももらえました。

そう、世界大会で初の Full mark(満点)です!

3回目は・・・ここでも、全員発見と終了ボーナスをもらえました。

ただし、被災者の誤発見があり、満点にはなりませんでした。

この結果だけ見ると・・・凄いのですが・・・

本日は、障害物もスピードバンプ無いような単純なコースだったので時間さえかければ全員発見できるコースでした。

でも、(昨日はいろいろとあったので)結果を褒めました。

M&Yが本日のレスキューB競技の最後だったのですが、M&Yの競技が無事終ったことより、レスキューBの競技を一日実施できたことが奇跡のように思えました。

まさに、綱渡りの運営!


本日、Yの靴が破れました。

穴が空いて、靴下が見えたり見えなかったり・・・貧乏臭い・・・

競技が全て終ったので、近くのスーパーマーケットのあるビルに探しに行きました。

このときには、夕方特有の「滝のような雨」が降っていました。歩道も道路も池のよう・・・は、ちょっと言いすぎか・・・でも、凄い雨と深い水溜まりです。 靴に穴の空いたYの脚は靴下まで浸水しました。


そのビルには、スポーツ用品屋があり、ナイキなどのブランドモノの靴が展示してありました。

まあ、ちゃんとしたものだったので、大体1,000ペソ位・・・

しかし、あまりの値段にYが「さすがにこんな高いのはいらない」という貧乏人がよく言うセリフを言ってくれたので、買わずに戻りました。


M&Y母はまだ会場で仕事があるよういので、会場の近くのレストランで、食事をしました。


その後に、スーパーとは逆側のデパートに靴を探しに行きました。

450ペソの靴が20%OFFというのがあり、貧乏人は勿論そのようなありがたいものを選びます。(笑)

言葉が通じないけど、履いて大きさを確認させてもらいました。

大きさOK!

とうことで、購入し、大会会場で履き替えて古い靴は棄ててきました。


昨日の帰りは渋滞で困ったのでタクシーにはせず、メトロブスで帰ることにしました。

メトロブスは大変混んでいるようです。

バス停には沢山の人が待っています。

ちょうど来たバスは結構空いていました。

前の人達がなぜか乗らないので、人垣を押しのけて乗り込むと・・・

私の左手と左手の先のゼロハリのコスメバック・・・さらに息子のYだけがドアの外側にいました。 ドアが開きそうにないので、コスメバックを息子に渡し、息子には「次の駅で待っているから来てね」、M&Y母とMには「先に帰っていて」と声を掛けて次の駅で降りました。

次のバスを2台待っても息子は乗っていません。

ドアが開くたびに「YY」と大きな声で呼びますが、返事が無い・・・ただのしかばねのようだ

Yは、3台目に、乗っていました。

私も乗って、やっと一安心。

しかし、ずっと真っ直ぐに進むはずのメトロバスが、急に大きく右に旋回しました。

・・・んっ、なんか違うぞ・・・

あわてて、次の駅で降りました。

そう、私は、メトロバスの路線が沢山あることは知っていたのですが、乗り入れていることを知らなかったです。

とにかく、来た道を戻れば良いはず・・・と、反対側に来たバスにYと一緒に乗り込みました。

・・・そこには、やっぱり行き先を間違って乗った哀れなM&Y母とMの姿が・・・・

日本から離れた遠いメキシコの町で一旦は離れ離れになったが、再会を果たした家族・・・みんな笑いました!


一時はどうなるかと思いましたが・・・

とにかく、家族全員が無事にアパートに戻れて良かったです。

コメント (3)
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