世界大会2日目です。
今日もいろいろありました。
まずは、アパートで朝食と食べて、大会グッズを抱えて出発です。
相変わらず、朝は流しのタクシーを捕まえて会場に行きます。
今日は、最後にちょっとだけ渋滞している程度で30ペソ掛からずに到着しました。
50ペソを払ったら、正直者の運転手が22ペソをお釣りによこしたので、2ペソはチップとして渡しました。 (それでも200円位ですかねぇ・・・日本では考えられないくらい安い!)
会場に着いたら、まずは競技コース作りです。
レスキューTCと決めたコース作ります。
レスキューBの競技は8試合あるそうで、本日は3試合あります。
まあ、競技の初日なので、簡単なコース!
現在レスキューBには、いくつかの(いや沢山の)問題が発生しております。
・被災者がいない (電気式ヒーターは6個しか無い・・・どうするの?)
・フィールドの大きさが適当 (だから、通路の幅が微妙に違う)
・迷路を作る板が足りない
・迷路を自由に組み替えるようにできていない
レスキューのスタッフの問題ではなく、LOの準備状況がダメダメみたいです。
もう、やめたい・・・まじめに思いました。
結局、迷路は板をテープで止めて固定します。
でも、力の強いロボットがぶつかると、簡単に壊れてしまいそうです。
(事実、壊れました・・・笑)
それと、ボランティアのお兄さんお姉さんが頑張ってくれるのですが・・・
なぜか、レスキューBの審判は学校の(大学の!?)先生がやることに・・・
でも、その先生達が英語が話せなくて(いやっ私が聞き取れないだけか)役に立ちません。
今後は若いボランティアだけで結構です。
被災者は・・・電気ヒーターは6個しかないので、1個を練習フィールドに設置しました。 残りの5個をフィールド1に設置します。
フィールド2は・・・被災者なしで競技をするわけにはいかないので・・・
私が日本から持ってきた「貼るホッカイロミニ」を5個貼り付けました。
本当に、たまたま持ってきたホッカイロが役に立ちました。
これが無かったら・・・競技ができませんでした。
まあ、あれも無い、これも無い、と言っていても始まりません。
一生懸命ボランティアのお兄さん達と作りましたよ。
競技開始ぎりぎりになってやっとできました。
本当に手作りの競技アリーナです。
はっきり言って、手作り感満載の関東ブロック競技アリーナの方が勝ってます・・・(笑)
で、3回の競技の始まりです。
M&Yの1回目は・・・コースは単純ですが、走行距離が長く、全員発見したところで終了となりました。
(⇒ 後で聞いたら、いつのまにか競技が始まっていて、審判に確認したら2分が既に経過していたそうです。 あわててスタートしましたが、時間切れでした。)
2回目は・・・このコースも単純で、全員発見と終了ボーナスももらえました。
そう、世界大会で初の Full mark(満点)です!
3回目は・・・ここでも、全員発見と終了ボーナスをもらえました。
ただし、被災者の誤発見があり、満点にはなりませんでした。
この結果だけ見ると・・・凄いのですが・・・
本日は、障害物もスピードバンプ無いような単純なコースだったので時間さえかければ全員発見できるコースでした。
でも、(昨日はいろいろとあったので)結果を褒めました。
M&Yが本日のレスキューB競技の最後だったのですが、M&Yの競技が無事終ったことより、レスキューBの競技を一日実施できたことが奇跡のように思えました。
まさに、綱渡りの運営!
本日、Yの靴が破れました。
穴が空いて、靴下が見えたり見えなかったり・・・貧乏臭い・・・
競技が全て終ったので、近くのスーパーマーケットのあるビルに探しに行きました。
このときには、夕方特有の「滝のような雨」が降っていました。歩道も道路も池のよう・・・は、ちょっと言いすぎか・・・でも、凄い雨と深い水溜まりです。 靴に穴の空いたYの脚は靴下まで浸水しました。
そのビルには、スポーツ用品屋があり、ナイキなどのブランドモノの靴が展示してありました。
まあ、ちゃんとしたものだったので、大体1,000ペソ位・・・
しかし、あまりの値段にYが「さすがにこんな高いのはいらない」という貧乏人がよく言うセリフを言ってくれたので、買わずに戻りました。
M&Y母はまだ会場で仕事があるよういので、会場の近くのレストランで、食事をしました。
その後に、スーパーとは逆側のデパートに靴を探しに行きました。
450ペソの靴が20%OFFというのがあり、貧乏人は勿論そのようなありがたいものを選びます。(笑)
言葉が通じないけど、履いて大きさを確認させてもらいました。
大きさOK!
とうことで、購入し、大会会場で履き替えて古い靴は棄ててきました。
昨日の帰りは渋滞で困ったのでタクシーにはせず、メトロブスで帰ることにしました。
メトロブスは大変混んでいるようです。
バス停には沢山の人が待っています。
ちょうど来たバスは結構空いていました。
前の人達がなぜか乗らないので、人垣を押しのけて乗り込むと・・・
私の左手と左手の先のゼロハリのコスメバック・・・さらに息子のYだけがドアの外側にいました。 ドアが開きそうにないので、コスメバックを息子に渡し、息子には「次の駅で待っているから来てね」、M&Y母とMには「先に帰っていて」と声を掛けて次の駅で降りました。
次のバスを2台待っても息子は乗っていません。
ドアが開くたびに「Y、Y」と大きな声で呼びますが、返事が無い・・・ただのしかばねのようだ
Yは、3台目に、乗っていました。
私も乗って、やっと一安心。
しかし、ずっと真っ直ぐに進むはずのメトロバスが、急に大きく右に旋回しました。
・・・んっ、なんか違うぞ・・・
あわてて、次の駅で降りました。
そう、私は、メトロバスの路線が沢山あることは知っていたのですが、乗り入れていることを知らなかったです。
とにかく、来た道を戻れば良いはず・・・と、反対側に来たバスにYと一緒に乗り込みました。
・・・そこには、やっぱり行き先を間違って乗った哀れなM&Y母とMの姿が・・・・
日本から離れた遠いメキシコの町で一旦は離れ離れになったが、再会を果たした家族・・・みんな笑いました!
一時はどうなるかと思いましたが・・・
とにかく、家族全員が無事にアパートに戻れて良かったです。