Re: The history of "M&Y"

Team "M&Y" and "花鳥風月"
the soliloquy of the father
毎日更新!

6月21日

2012-06-22 | RoboCup2012

そろそろ曜日の感覚がマヒしてきました。


本日も様々なことがありました。


まずは、アパートでの朝食は・・・昨日の夜に買って置いたセブンイレブンのホットドックを電子レンジで温めて食べました。 とても一本6ペソとは思えない、美味しさです。

さらに・・・大量に持って来た「永谷園のお吸い物」

毎日、飲んでます。

今日も会場までは近くで流しのタクシーをつかまえて行きました。
朝は、多少渋滞するものの、30ペソで行ってしまうので、もうメトロブスに乗る気などさらさらありません。


会場に着くと早速フィールド作りです。
ボランティアのお兄さんお姉さんに指示してフィールドを作成してもらいます。
本日はもともと穴の空いているところの壁をなるべく
使えるようなレイアウトデザインです。
とにかく、簡素化しないと、競技の開始時間に間に合いません。
なんとか二つのフィールドを完成しました。
で、被災者ですけどやっぱり電気式ヒーターは6個しかありません。
またまた日本から持って行った「貼るホッカイロミニ」の出番です。
フィールド1には電気式ヒーター、フィールド2には「貼るホッカイロミニ」を5個づつ設置しました。


で・・・・このレスキュー競技の会場は・・・廊下にあるためか、うす暗いです。

練習フィールドは、ホールの中の明るい場所なので、周りの明るさに敏感なロボットは、競技前の調整が必要だと思うのですが・・・みんなあんまりやらないなぁ!?


で、競技の方は・・・

M&Yの1回目(通産4回目)は、全員発見できたものの2階からの坂道を下るところでロボットが転げ落ちて終了

2回目(通産5回目)は、1つ目の部屋の被災者を無視、廊下に掛かったところで競技進行停止を宣言しました。そうしたらリスタートポイントが廊下になってしまいました。

そこからは順調で2つ目の部屋、傾斜路、2階の被災者を全員発見・・・それで終了

ということで、なんとも中途半端な成績でした。


しかし・・・本日は、とっても大きな問題が起こりました。

昨日は、被災者の電気式ヒーターのパワーをランプ2つにしていました。(そのヒーターは温度調節としてランプ1~4で調整できます、4が最強)

しかし、ホッカイロミニとの温度差が大きいので本日はランプ1に設定して競技をしました。

大体ホッカイロミニが35度くらい

電子式ヒーターのランプ1が33度くらい、ランプ2が42度くらい

これが、逆に波乱を巻き起こしました。

ルールでは人間の体温に近い温度・・・と書かれているので、被災者の温度が低すぎる、とクレームがありました。

これについては、「温度が低くても、他の場所(被災者のいない場所)と温度差があれば問題ないでしょ」という説明で解決しました。

しかし、もうひとつ

午後の最初にやったチームが「ヒーターの電源を入れたばかりで、ヒーターの温度が安定していなかった」と、妙なクレームをつけてきました。

確かに、競技の直前に電源を入れた私のミスなんですが・・・

で、すったもんだの結果、そのチームの再競技となりました。

でも、やっぱり結果はあんまり変わりませんでした。


これについては、さらに尾ひれが付いて・・・

ランプ1のヒーターでやった競技と、ホッカイロミニでやった競技とで、発見した被災者数のを比べて、明らかにランプ1のヒーターの競技の方が数が少ないという議論になったそうです。

同じ迷路で比べたのなら、その意見はわかるのですが、違う迷路の競技で比較しても意味無いでしょう!

でも、結局・・・本日のランプ1でやった競技は全て無効試合になったそうです。

(運営した私たちの努力は・・・!?)

まあ、そう決定したのであれば、しょうがないのですが・・・

今でも全チームが同じ環境で競技をしたのだから、何ら問題は無いと思っています。

まあ、人の考えは様々ですから・・・


明日からは、この反省を踏まえてランプ2にします。

(TC/OCには、本日はホッカイロミニの温度とあわせるためにランプ1にするよ、と了承を得ていたのですけどねぇ。・・・怒り)


まあ、これも全て、被災者のヒーターをきちんと用意でいてないLOが悪いんですけど・・・

で、その肝心のヒーターは明日の競技には使えるように届くそうです。

ホッカイロミニの在庫が尽きかけていたので、ギリギリセーフですかねぇ。

(本当に、明日に間に合えば・・・ですが)


それともう一つ・・・一日目のM&Yの2回目のスコアが間違っていました。

被災者を5人発見したハズなのに、4人分しか計算されていません。

それに気付いたYが、スタッフルームに確認に来ました。

スコアシートを良く見ると、被災者の欄には確かに印が5つ付いています。

ということで、満点が認められました。


忘れちゃいけないのが・・・

昼休みにコンビニに行くついでに・・・(笑)

会場一階のリアルレスキューのフロアに行って、M&Yの恩人であるNIIT-Blueを訪問しました。

大金先生をはじめ、ニートのお兄さん(決して、「ニートな」ではない!)は、メキシコでも明るく楽しい人達です。

リアルレスキューでは、桁違いに小さいロボットで参戦しています。

このロボット、iPadでリモコン操作します。

ロボットに設置されている、カメラの映像がそのままiPadに映し出されます。

MYにも、操作をさせてくれました。

めちゃくちゃ、楽しい!

大人のラジコンだ!


本日の競技は2回だけ・・・なぜならその後にジュニアパーティがあるからです。

Mは浴衣に着替えて、バスに乗り込みます。

バスの後ろ半分はいつものポルトガルチームの一団だったので、iPadに入れたこれまでの大会の写真を見せて・・・バスの中で既に盛り上がっていました。

会場は大学です。

着くと、会場内は既に大音量の音楽で既に盛り上がっています。

ジュースや食事を貰って、一通り食べたあとに、いつもの交流です。

最後は、ロボカップとは関係のない学生さんまで一緒に写真とりました。

彼は「日本に行くのが僕の夢です。東京の秋葉原に行きたいです。日本のアニメや音楽が大好きです。」と熱く語っていました。


20時を過ぎると、急に暗くなってきました。

そろそろ帰るかと・・・出口を探すのですが、良く判りません。

いろいろ探した結果、全く反対の方向でした。

バスに乗るのも一苦労、かと思いきや、結構あっさり乗れました。

今回のジュニアパーティはボランティアの学生の主催だそうです。

ジュースや食事、交通手段の手配、誘導など、これまでになく良かったです。


バスで会場に戻ったあとは、またタクシーでアパートに戻りました。

やれやれ、長い一日が終了です。


ところで、本日は素敵なプレゼントをいただきました。

一つは、仲良しのNolte先生、Kai先生からGBGのTシャツを4人分もです!

感激!

これで、私たち家族もGBGの仲間入りだ!

それと、お菓子山ほど!


そして、もう一つが香港チームから・・・

2010年シンガポール大会で一緒に撮った写真をもらいました。

写真をもらっただけなら、それほどでも無いのですが・・・

その写真には、私たちへのメッセージとみんなのサインが書かれていました。

もう、うれしくて涙が出そうでした。

(こうやって、思い出しながらブログを書いて書いているだけで、ジ~ンとします。)


本当に今回も、世界大会に参加できて私たちは幸せです。

コメント (1)
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