海外の都市に行ったときに、その都市の慣れ具合を・・・
私は、バスを乗りこなせているか・・・で判断しています。
駅が固定されている鉄道や地下鉄、イスタンブルにあったメトロブスも・・・乗れてあたりまえ。
駅に行って、切符を買えば乗れます。 駅には必ず止まるので、駅名を見て降りることも簡単です。
でも、バスは難しい!
バス停を探すところからはじまります。
そして、次のバスは何時来るのか・・・
5分後なのか、はたまた1時間後なのか?
それを理解して、待つべきなのか、諦めるべきなのかを判断します。
次に、バスが来た時に、「これははたして、私たちが乗るべきばすなのか?」を瞬時に判断しなければなりません。
乗るバスなら「乗るアピール」、乗らないバスなら「乗らないアピール」
運良く、乗るべきバスが来て、乗り込んだ後には「料金はどうやって払うの?」
すぐに払うのか、降りる時に払うのか?
現金で払うのか、お釣りは出るのか、どうやってお釣りを貰うのか・・・
そして、最大の問題は、どうやって降りるのか・・・です。
バスは、全部の停留所に止まるわけではありません。(当たりまえ。)
乗る人が居る、または、降りる人が居る停留所にだけ止まります。
つまり、
・今、自分達がどこに居るのか
・次の停留所はどこか
・降りたいという意思をどうやって運転手に伝えるか
・降りる時にどういうアクションが必要か
これらを全てクリアしないと、バスを使えません。
ということで、バスって大変レベルの高い乗り物だと考えます。
東京でも・・・良く知っているバス路線以外は(乗れなくはないけど)出来れば乗りたくないです。
(やっぱり、鉄道を使っちゃいますよねぇ。)
私が普通にバスに乗れるのは、香港とシンガポールくらいでしょうか。
香港では、初日にバス路線図を買って、それを見ながらバスに乗っていました。
シンガポールでは、ネットでバス路線を確認して乗っていました。
スリや強盗に合うかも・・・というリスクはあるのかも知れませんが・・・
その国の文化を体験する一番手っ取り早い方法が、公共交通機関に乗ることなんじゃないかなぁ。
メキシコでも機会があれば挑戦してみたいです。
香港のバスは、オクトパスカードを使って支払いますが・・・
現金で支払う場合には、お釣りが出ません。
だから、ぴったりの料金が無い場合には、バスの入口に立って、次に料金を払う人からお金を受け取って、自分用のお釣りを作って、その人と自分の分の料金を払うんだそうです。
(これを、実際に見たことはありませんが・・・)
バスに乗ったら、知らない人が入口に立っていて、料金箱に入れようとしたお金を横取り(じゃないけど・・・笑)したら、びっくりすると思いますがねぇ。