都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

グランフロントの商業は大きい、動線が複雑、まとまりがない、The Lab.は秀逸

2013-04-25 06:06:12 | 都市開発

 内覧会は大混雑、全部見るのに2時間かかる。商業は2階デッキが貫通し、南館では両側に二分され、北館ではキャニオンとアトリウムになりショッピング・センターみたいだ。色は無彩色で華やかさがない。商業は8階までで9階は屋上テラス・ガーデン、その上にメガ・トラスがあり内部が機械室となりその上がオフィス・タワーとなる。オフィスは9階のスカイ・ロビーで乗換という駅前のノース・ゲートや阪急タワーと同じ形式。下の商業層と上のオフィス層は分離しMXD(用途混合)ではない印象だ。<o:p></o:p>

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 1.5万坪の商業集積はフル・ラインのデパートと同じ規模だ。但し、エスカレーター動線がバラバラで回りにくい。また裏動線もあり、見るのに疲れる。ゾーンのテーマ統一もいまひとつだった。<o:p></o:p>

 レストランは行きにくいRevoなどは便利になるが、目新しいのが少ない。オフィス・ワーカーのお昼もターゲットにしているからだろう。サントリーのお店やビール博物館は面白そうだ。<o:p></o:p>

 商業ではアウトドアやスポーツ関連が目立った。さらにショールーム(一部準備中)も楽しめそうだ。伊東屋(銀座の本店は建て替え2015 春)は万年筆と雑貨で画材とか無く残念。<o:p></o:p>

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 俄然面白いのはThe Lab.だ。TOPPANでフェルメール「牛乳を注ぐ女」を立体化して視点を移動できるのはついつい遊んだ。その他に大学やヴェンチャー企業もありもっと大きくすれば良いのにと思った。このエリアは開発の矜持だ。<o:p></o:p>

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 デザインは古いテイストで単純な空間だが複雑な動線だ。複雑な空間で単純な動線が好みだ。<o:p></o:p>

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コメント
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