都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

錦秋の修学院離宮を楽しむ:10人でゆったり

2021-11-17 02:13:07 | 京都

 ほぼ1年ぶりの修学院離宮。電動自転車で楽々。入口に寺田さんを見かける。売店の方からもお久しぶりとの挨拶を受ける。

錦秋の走りで山の色が多様だ。生憎、年度末まで隣雲亭が工事で70分程。案内は竹田さん10人程でゆったり。

 下離宮寿月観の葺き替えは完了していた。御庭の手入れは今一つで、中離宮へのお馬車道は松の枝で狭くなっていた。苔の張替えも多い。中離宮の楽只軒の屋根も葺き替え済みで今日から公開だそうだ。

 上離宮は工事中のため、普段通らない左側の階段を上り、迂回して谷に降りる。窮邃亭の扉にある、彫り込みは瓢箪と盃で酒を表すとのこと、初めて知った。浴龍池に蓮が多い。

 ゆっくり、川瀬さん作の「日本一長い土橋」の写真を撮る。嬉しい。

 昨日の驟雨で石や木が清々しい。遠くにハルカスも見え、空気が澄んでいる。いつもは、午後に来るが朝日の修学院も良いものだ。西浜も逆光でなく奥の山々が見渡せる。

 心が和む。良い庭を楽しむと、とげとげとしたコロナのストレスが去っていくのを感じた。来週は桂離宮だ。

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