穴子は大好き、寿司では深清鮓(堺)や乃池(千駄木)、天ぷらでもみかわ(茅場町)などで賞味、蕎麦での穴子は東京 京橋の美々卯(閉店:往年は1階の勝手口に穴子の頭持ち帰りがあった)が好物だった(なぜか、赤坂、新橋、大阪(本店以外)、堺の美々卯にはなかったように思う)
閑話休題、安政元年(1854年 明治維新の直前)創業の老舗、SETビルの地下にある、前は木曽路 京都四条通店もあった記憶がある、SETのEはゑびやかもしれない
穴子蕎麦(1,360円)とかやくご飯(250円)を頼む、11時だとゆったり、四条の会報誌を読む、穴子蕎麦は穴子3切れと周りに斜切りの葱が表面を覆う、薄いが香りがあり、下に海苔を敷いてあるのは初めて、あられ蕎麦(小柱)などの作法だ
蕎麦は細目、更科系のような感じで香りや腰はない、濃いめのお味だが出汁の効いたつゆに穴子のうま味が混じりなんともうまい
穴子はほろほろと煮込まれ嫌味がない、独自な穴子だ
かやくご飯には大根の炊いたんと香の物(桜大根と胡瓜漬)がつく、薄味かつ歯ごたえのあるご飯がうまい、蕎麦と対比する
お値段は高めだが落ち着く、ホールは一人でお兄さんが頑張る、良い店だ、穴場でもある
帰りに柳馬場から錦市場を見ると観光客が一杯、ゆっくり六角を通ると高倉にコンビニの開店準備が、Flip Up!の2号店も近々開店予定