河野美術館へ来るとまず柿の木庵の庭へ行く。
今年は一個も柿が付いてない、山小屋の柿も同じ。
でもいつものように展示物はよかった。
今年はウバメガシの木が目に付いた。
毎回目に付く木が違う。
毎回収蔵作品の中から数点表具を新しくするそうだ。
新しく表装された作品。
この作品は横の筋が多いが表装されたのにはない。
大河ドラマ光る君を意識した作品が目立った。
女大学が女子教訓書と知っていたが実物は初めて見た。
前の席に男子が座り仕切りの後ろに女子が座っている。
伸びやかな書だと思いながら見た。
書の紹介。
祇園梶子の名前は知らなかったが実力のある女性は江戸時代でも才能を発揮したようだ。
女性画家の絵も数点展示されていた。
桂川甫周の書の説明書きを写していたが帰ってすぐ読んだ”ロシアの暮らしと文化を知る60章”の中で甫周の名前が出てきた。
今まで知らなかった人だったがなんだか身近に感じ始めた。
帰りは湯浦温泉四季の湯へ。
入口のタイルに雨で貼り付けられたモミジが鮮やかだった。
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