東京へ帰る日は台風の影響で、今にも雨が降りそうな曇り空でした。
この場所へはミニバイクで20分程走れば来られます。
海にも山にも近くいつも煙突に煙たなびく製紙の町です。
どうしても歩きたい場所、座りたい場所、バイクで走りたい場所が有るので、雨が降り出せばひき帰そうと思って出かけました。
長さは100メートル位で大人が歩いて通れる高さです。
右側に金砂湖を眺めながらですが、落葉樹に覆われていたり、竹林に覆われていたり、見晴らしがよかったりと変化にとんでいます。
左側はツタ、苔、木々の生え茂る絶壁です。
倒木が有ったり、きのこが生えていた時もありましたが足に優しいホカホカした道です。
雨も降る事はなく低くたなびく雲は神秘的で、思わず足が止まります。
今回で5回目になりますが、行きかう人にあった事は有りません。
一度、人家が建っていたであろう石垣や井戸のある場所で家族がくつろいだ感じで竹を切っているところに出くわしました。
昔ここに住んでいて立ち退いて行った家族でした。
何もかも浄化してしまったような風景の中にも色んな出来ごとかありますが、我を忘れて一時間ほどあるき、折り返し地点の赤い釣り橋の上でゆっくりと熱いお茶をいただきました。
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