ヤエコの遺骨袋。
縦横5・5センチセンチ。
妹のきんかんが早々と毛糸で可愛い遺骨袋を作ったがなかなかできないでいた。
数日前腰が痛くなったりと体の調子がおかしい。
もしかしてと数えると49日目の日に腰痛が始まっている。
49日の法要は35日法要で済んでいる。
亡くなっても49日は仏さまになる修行のためこの世にいるらしい。
修行が終えたので仏さまの世界へ行くよと知らせに来たようだ。
あわてて遺骨袋を創作し遺骨を納めありがとう仏さまと並べて掛ける。
今きんかんとヤエコの残した着物を思い出話をしながら解いているのでその着物地で創作。
着物は嫁入り前に作ったらしく長い袖を縫いこんでいた。
色合いがヤエコのイメージの赤紫だったので使用。
裏地に使われていた白い絹布で遺骨をくるみ紫の胴裏で表の5角形と同じ袋を縫い白い絹布でくるんだ遺骨を入れ赤紫の着物地で作った5角形をモスグリーンの糸で閉じた。
紫の胴裏で作った中袋がモスグリーンの糸の間から少し見える。
ヤエコなので8角形にしようかと思ったがきれいにわれる偶数のイメージではないので奇数の5角形にした。
世の中にさほどいい人も悪い人もいず合うか合わないかだと常々思っているがヤエコとは合わなかった。
これからは理解しあい仲良く付き合うために私が好きなグリーン系の糸をステッチ糸としてあえて使用。
掛け仏になったヤエコの置き場所だが柱の間のくぼみにブラインド越しに朝日が当たる場所がいいと思ったがすぐ近くに花を置く場所がない。
ヤエコは花が好きで部屋に数か所花を生けていた。
ありがとう仏さまの前にはいつも花を生けている。
それで並んで掛けることにした。
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