まいったニャア、ニャア。大苦戦であ~る。ニャンとしたらいいものか(?_?)ちょっと古めかしい7、8年ほどまえのスキャナで、ネガスキャンしたのだけれど、6×6を全画面スキャンしてくれない。スキャナのやつ、「勝手にトリミング~~♭」なのである。基本は反射光式のフラットベットタイプのスキャナ。そこに透過光式のフィルムスキャナが組み込んである。
35mmのネガ・ポジは過去に(スキャナを買った当時)ずいぶん使っている。なにしろ、7、8年まえといえば、デジカメなど到底フィルムカメラの敵ではなかったのだから。ポジで撮影し、フィルムスキャナでスキャンしてパソコンに取り込み、ホームページを作成したりしていた時代もあった。はじめは他メーカーのフィルム専用スキャナだった。それが壊れたのでキャノンを買ったのだけれど、また買い換える必要あり・・・なのか?
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この3月4月、デジタル一眼市場がヒートアップしている。その目玉商品は、ニコンが投入したD800と、キヤノンの5D-MⅢのデッドヒートだろう。
ご存じのように、プロやハイアマに人気のフルサイズ(35mm)の最新鋭機。価格.comのレビューやクチコミを読んでみると、どちらかといえば、注目は3600万画素のD800に集まっているようである。数年前に登場したD700は、ライバル5D-MⅡに大きくリードされ、手痛い敗北を喫しているから、ニコンとしては起死回生のエースの投入なのである。さらにニコンは、D800のつぎにD800Eという、ローパスフィルターレス機の発売をアナウンスしている。発売時の価格をみると、高画素のニコンのほうが安く設定され「お買い得感」が高い。 . . . 本文を読む
このあいだ足利で初撮りしたネガカラーがあがってきた。そのネガを、キタムラのライトボックスでしげしげ眺め、時間が10年以上逆行するような軽い目眩を覚えた。66の密着はかなりの大サイズ。記憶に残っているコマがあるし、そうでないコマもある。――11日間。撮影してから、それだけの時間が経過しているので、この行為というのは、写してその場でいつも確認しているデジカメの映像とはずいぶん質がことなる。じつはこの約20,000円で買ったヤシカマット124Gには、3ヶ月間の保証期間があるが、心配だったので、ラチチュードのきわめて広いネガカラーを使用。そして、フォローのため、撮影枚数の半分はPENデジでメモしておいた。
ブローニーサイズのこのフィルムでとらえたスローライフなフィルム映像と、デジカメの映像は、似ているようで、本質的になにかが違っている。それがなにかを . . . 本文を読む
なんてことのないいつもの夕ぐれ外国の見なれないコインが二枚落ちていてぼくはそれを夢の中から拾いあげた。ふと足を踏み入れた路地の奥のような夢。コインをポケットに入れて歩き出す。それから 百日が
いやもしかしたら 数千日が経過している。もうぼくのポケットにはコインは入っていない。どこへいったのか どこへ落としたのか・・・。
もしかしたら あのコインはぼくの大切な娘と息子
その比喩のようなものだったのかもしれない。黄色信号が点滅している。
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このあいだ、前橋公園でヤシカマット124Gを使って、ブローニー120を3本撮影した。併用したのは、デジタルPEN、P3と標準ズームだった。
まるで性格のことなるこの二種のカメラを持ち歩いて撮影するのは、なまやさしいことではない。わたしはしばしば混乱し、デジタルPENを上からのぞこうとしたり、ヤシカマットのシャッターチャージを忘れたり、足許を見ずに歩いていて、こけそうになったり^^;足利撮影のときには、半信半疑で、自分で操作している感触がなかったけれど、先日はそれでも、いくらか板についてきたかな・・・と感じられて、それなりの手応えがあった。おもいがけなかったのは、この個体、アバウトながら、露出計が生きて動いていること。絞りやシャッターを操作すると、ちゃんと指針がその通りに反応する。ただ、絞り、シャッターダイアルにクリックがないから、うっかりしていると設定が動いてしまうのはいただけない。
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この人はいったいだれだろう?前橋市にあるO写真館のまえを通りかかるたびに、そんなおもいにとらわれる。もう生きてはいらっしゃらないのではないか?いや、多少老いがふかくなったとはいえ、まだまだご壮健で、どこかで暮らしている。あるいは、この写真館のおばあちゃんなのでは?
「あのう・・・ちょっとお訊ねしたいのですが、ショーウィンドウを飾っているあの上品な老齢の女性はどなたですか?」思いきってドアをノックし、単刀直入にお訊ねすればハッキリするのだけれど、それもご迷惑だろうと考えて、もう何年も、そんな疑問をかかえて、ウィンドウのまえを通る。ベートーベンかブラームスの弦楽四重奏曲が聞こえてきそうな、ほんとうに気品のある、エレガントですばらしい飾り窓である。ここを通って、広瀬川をわたると、前橋市の中心商店がある。そこへは、もうずいぶん何回も通っている。<パサージュ>
「ヒキ」の大きい写真に、豆粒のように人を入れて撮る。
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