今年はつゆ草の元気がよくて、2m四方ほどの大群落ができている。
玄関から出てすぐの左側(・´ω`・)
ミカンの大木が2本あったのに、それが5月ころ枯れてしまった。これまでいばっていたものがなくなったせいだろう。
少々見飽きたなあ、だけど、鮮やかなマリーン・ブルー、胸に沁みますねぇ♪ . . . 本文を読む
ふむむ、すんばらしい一冊であ~る(^^)/~~~
蕪村ファンなら、絶対に読み逃すべきではない。とはいえ、ファンなら皆さんすでに読んでいるだろう。
ウィキベディアで藤田真一さんを調べたら、著作はすべて蕪村のもの。
蕪村の専門家なのだ。
なにがすばらしいといって「春風馬堤曲」の解読ですよ、これで、長年の疑問がほぼすべて氷解。
なるほど、こんな詩だったのか。
全文を掲げてみよう。
春風馬堤曲 (謝 . . . 本文を読む
裏藪へいくと、ツマグロヒョウモン♀がいた。
♂も2-3頭いたけど、逃げ足が早く、カメラで追跡しきれない。
こんなのがわが家周辺にはたくさん飛翔している。
一昨日はアカボシゴマダラもきていた。
しか~し、難敵はなんといっても蚊の大群(~o~)
防虫スプレーがないのでもたもたしているうち、10カ所は食われてしまう。 . . . 本文を読む
(2019年3月 前橋市)
現実はそうはいかない。
そうはいかないものが現実なのだから。
落葉樹の下にいるとうなじに秋の訪れを感じることができるんだ。
このあいだ山頭火が教えてくれた。
街角から消えたものがあるってえのに
だれも消えたことに気がつかない。
シアワセであること
フシアワセであること。
あざなえる縄のごとき日常の底辺を
とゆりこうゆり揺られ歩く。
たしかに山頭火 偽山頭 . . . 本文を読む
空の高みで風鈴が揺れて、涼しげな音を奏でていた、雲一つない青空を背景に(^^♪
美しき色ガラス。
風がやってきたことを「まあ、うれしい」といわんばかりの美声で報せる。
短冊が風を受けて舌(ぜつ)を揺らし、舌が外身に当たって音が出る。
神社の通路を色とりどりの風鈴にみちびかれて、少し歩いた。 . . . 本文を読む
(2016年2月 高崎市 ペンタックスSP&ネオパン400)
たくさん書いてきた。
白紙に向かってことばを埋葬してきた。
契約書や重要事項説明書。
ことばはいっさい逆らわない。
いうままにうなずく。
四ページ五ページ
もっともっと長い書類をこしらえた。
逆らわないことをいいことに。
逆らったらどうなる
天才が茶碗に 茶碗が戦車に・・・
悪夢というのはそういうものだろう。
だけど文字 . . . 本文を読む
(2019年5月 高崎市)
最初の一行が大事なのだ。その一行がつぎの一行をつれてくる。
それは霊感のようにやってくる。
昔なら原稿用紙に向かったとき、いまならパソコンの画面を前にしてキーボードに向かったとき。
もちろん失敗することもある。わたしの場合は、半分近く失敗する。その場合、つぎの一行が指先からしたたり落ちてこない。五~六行で立ち往生、あるいは十行以上書いたのにボツ。
その判断は . . . 本文を読む
裏に猿田彦の石碑がある。そのあたりは夏でも深い木陰になっている。
写真はそこで毎年世代交代をくり返しているサトキマダラヒカゲ♪
柿の木が2本あり、落ち柿が腐ってとろとろになる。
それが彼らのご馳走なのだ。
渋柿なのだけど、きっと甘味もあるのだろう。
花に止まることはない地味なわが家のチョウ。 . . . 本文を読む
(2016年1月 前橋市)
暗夜にカモメが啼いている
あれはいったいどうしたというのだろう。
遠いかなたに燈台がある。
ぼくらはあそこまで歩かねばならない。
潮がすっかり満ちてくる前に。
まにあわなかったら
砂州で溺れ死ぬ。
荷物が肩にくいこんできた。
ぼくらは他国の人びとと争い
追放されたのだ。
あそこに辿り着けなければ
全員が溺れ死ぬほかない。
カモメの群れ
あれはなにを啼 . . . 本文を読む
古書店で買った「山頭火の秀句」(上田都史著 潮文社新書)の中で、昨夜こんな句と出会った。
「石にとんぼはまひるのゆめをみる」。
このとんぼはハグロトンボだそうである。
ロマネスクな詩情が漲っている。なにしろ、9千句とも1万句ともいうからいろいろと作っているのだ(^^)/ 本書は評伝として読める。
出版社も著者もわたしははじめて。新書版「山頭火著作集」全7巻のうち一冊。
ほかに上田都史著「俳人山 . . . 本文を読む