Interest rate & Nikkei225・日米最後の波動比較と金利の予測

長期金利の波動は、所謂コンドラチェフの長期サイクル、私のサイクルではSupercycleに成ります。
このサイクルは長いので、経験則では見難いものと思います。やはり過去のデータを参考に
して、未来の予想をする必要が有ります。先進国間は殆どパラレルに変化しますから、
過去の他国のデータは参考になると言う事です。
この様に自然のサイクルが有ると言う事は、計画経済にとっては許しがたい事であり、実際
コンドラチェフはシベリア送りに成り、殺されています。共産主義にとっては権力が
共産党が全て決定できるのであり、又決定すべきと言う事ですから、科学は
無視され、ひたすら共産党の命令が絶対となります。勿論科学を無視する
精神構造は、科学の・自然の反撃を受けますから、当然崩壊します。
これが共産主義の馬鹿さ加減であり、恐ろしさでもあります。考えが独善的であり、柔軟性がない
宗教信者と同じで、共産主義のマルクス主義は宗教と揶揄されるゆえんです。
時代がすすめば進歩するとか、平和になるとかは錯覚です。
例えば第一次大戦の前は、大戦で多くの人が殺されるとは思いもよらず、その当時の人からは
その後の大戦は地獄そのものです。又ヒットラーが登場するドイツは共産主義や社会主義者
達の天国であり、又ユダヤ人の天国でもあったのです。所が歴史を見れば分かるように
見事に地獄が出現したのであり、時代と共に大量虐殺は普通となったのです。
第二次大戦と多くの死者、そして原爆や大量の爆弾による虐殺は起こったのです。その後、
共産中国では4000万人が殺されたとも言われています。朝鮮戦争然り、ベトナム戦争
等そして今は既に10万人弱のシリア人が殺されているとも言われています。
未来に期待するのは勿論人間心理として大切ですが、しかし単なる楽観論では悲惨な目に合う恐れが
有ります。起こりうる可能性を客観的に見ることが大切です。
此処では今後の金利と、NIKKEI225のより詳しい関係を予測してみます。特に黒田総裁の金融緩和は
マスコミでは反対意見が目白押しです。それにこたえる事は大切です。本来は独立した
民間の大きな組織などがやるべきですが、あまり見かけませんので、
過去のデータを参考に再度予測します。
大量にお金を出せば、インフレになるのは経済学のイロハです。従って日本のデフレには効果ないと
言う論は基本が間違っていると言う事です。少しの緩和では勿論効果はありませんが、ある限度以上
に成れば当然インフレに成ります。その限度を計算するのがプロの仕事です。私はプロではないので、
過去のフラクタルから、つまり米国の同様の時期から推定と言う事になります。
日本と米は92年の位相のずれがあります。と言う事は1929年の米の崩壊が1990年の日本の
崩壊とフラクタルを造ります。後はその後の株価と金利などを機械的に当てはめると以下の図の様に
成ります。つまり当分は数パーセントと思われる長期金利は、数十年のサイクルでは10%以上に
成りえる事を意味します。実際日本も1980年前後は9%前後まで上がったのであり、
今回の緩和の結果として、10%以上は簡単に起こりうると思われます。

但し、前にも書きましたが、一部の識者の言うハイパーインフレは、来ない可能性が大です。これは
中央銀行の仕事ですから、もしハイパーインフレが起これば役立たずのプロ集団と言う事に成ります。
金の市中への供給は管理できますから、たとえキツイインフレでも、ハイパーインフレにはなりません。
しかし予測図にあるように、金利の上昇と不景気が重なる時期があります。2032~2046年
の予想です。これは米ではベトナム戦争時のインフレと不景気の重なりであり、スタグフレーション
として騒がれた時です。不景気なのに物価や金利が上がれば庶民は苦しみます。
これが実は今回の緩和の最大の副作用と思われます。これはベトナム戦争だけでなく、実はその前の
金融緩和=第二次大戦が最も緩和をした時期です。その後朝鮮戦争、ベトナム戦争と緩和が続き
米はとうとう、スタグフレーションをきたしたのです。しかし米はそれを乗り切り史上最高の
株価を呈し、世界に君臨を続けました。
日本はバブルの前に金融緩和を強制され、その後の三重野総裁による恣意的なバブル潰しと、
その後のケインズ学的財政出動による膨大な借金が重なり、デフレへ突入し、
日本のハードランディングがささやかれたのです。その後に、米が日独に
追い上げられたように、日本は中韓に追い上げられて、苦しんだのです。
その後米は、金との兌換を停止して、更に金融緩和を行ってその危機を乗り切ってきました。
正に日本の状況も波動も似たような状況が、米の1929年の株の暴落後の状況とその回復
過程と同じなのです。従って金利もその時の波動がそのまま参考になると予想されます。
デフレは変わらないと言う説も、ハイパーインフレになると言う説も両極端であり、実際は
その中間が予想されるところです。つまりキツイインフレがやってきて国民が苦しむと
言う事です。だだし日本の2013~2032年は好景気が予想されますから
少々のインフレでは耐えられると言う事です。問題は2032年からの不景気は
英米仏の資本主義の崩壊が予想される時期ですので、キツイ苦しみが
世界を覆うでしょう。借金は2020年代までに、固定金利で
返すのが理想と言えそうです。


長期金利の波動は、所謂コンドラチェフの長期サイクル、私のサイクルではSupercycleに成ります。
このサイクルは長いので、経験則では見難いものと思います。やはり過去のデータを参考に
して、未来の予想をする必要が有ります。先進国間は殆どパラレルに変化しますから、
過去の他国のデータは参考になると言う事です。
この様に自然のサイクルが有ると言う事は、計画経済にとっては許しがたい事であり、実際
コンドラチェフはシベリア送りに成り、殺されています。共産主義にとっては権力が
共産党が全て決定できるのであり、又決定すべきと言う事ですから、科学は
無視され、ひたすら共産党の命令が絶対となります。勿論科学を無視する
精神構造は、科学の・自然の反撃を受けますから、当然崩壊します。
これが共産主義の馬鹿さ加減であり、恐ろしさでもあります。考えが独善的であり、柔軟性がない
宗教信者と同じで、共産主義のマルクス主義は宗教と揶揄されるゆえんです。
時代がすすめば進歩するとか、平和になるとかは錯覚です。
例えば第一次大戦の前は、大戦で多くの人が殺されるとは思いもよらず、その当時の人からは
その後の大戦は地獄そのものです。又ヒットラーが登場するドイツは共産主義や社会主義者
達の天国であり、又ユダヤ人の天国でもあったのです。所が歴史を見れば分かるように
見事に地獄が出現したのであり、時代と共に大量虐殺は普通となったのです。
第二次大戦と多くの死者、そして原爆や大量の爆弾による虐殺は起こったのです。その後、
共産中国では4000万人が殺されたとも言われています。朝鮮戦争然り、ベトナム戦争
等そして今は既に10万人弱のシリア人が殺されているとも言われています。
未来に期待するのは勿論人間心理として大切ですが、しかし単なる楽観論では悲惨な目に合う恐れが
有ります。起こりうる可能性を客観的に見ることが大切です。
此処では今後の金利と、NIKKEI225のより詳しい関係を予測してみます。特に黒田総裁の金融緩和は
マスコミでは反対意見が目白押しです。それにこたえる事は大切です。本来は独立した
民間の大きな組織などがやるべきですが、あまり見かけませんので、
過去のデータを参考に再度予測します。
大量にお金を出せば、インフレになるのは経済学のイロハです。従って日本のデフレには効果ないと
言う論は基本が間違っていると言う事です。少しの緩和では勿論効果はありませんが、ある限度以上
に成れば当然インフレに成ります。その限度を計算するのがプロの仕事です。私はプロではないので、
過去のフラクタルから、つまり米国の同様の時期から推定と言う事になります。
日本と米は92年の位相のずれがあります。と言う事は1929年の米の崩壊が1990年の日本の
崩壊とフラクタルを造ります。後はその後の株価と金利などを機械的に当てはめると以下の図の様に
成ります。つまり当分は数パーセントと思われる長期金利は、数十年のサイクルでは10%以上に
成りえる事を意味します。実際日本も1980年前後は9%前後まで上がったのであり、
今回の緩和の結果として、10%以上は簡単に起こりうると思われます。

但し、前にも書きましたが、一部の識者の言うハイパーインフレは、来ない可能性が大です。これは
中央銀行の仕事ですから、もしハイパーインフレが起これば役立たずのプロ集団と言う事に成ります。
金の市中への供給は管理できますから、たとえキツイインフレでも、ハイパーインフレにはなりません。
しかし予測図にあるように、金利の上昇と不景気が重なる時期があります。2032~2046年
の予想です。これは米ではベトナム戦争時のインフレと不景気の重なりであり、スタグフレーション
として騒がれた時です。不景気なのに物価や金利が上がれば庶民は苦しみます。
これが実は今回の緩和の最大の副作用と思われます。これはベトナム戦争だけでなく、実はその前の
金融緩和=第二次大戦が最も緩和をした時期です。その後朝鮮戦争、ベトナム戦争と緩和が続き
米はとうとう、スタグフレーションをきたしたのです。しかし米はそれを乗り切り史上最高の
株価を呈し、世界に君臨を続けました。
日本はバブルの前に金融緩和を強制され、その後の三重野総裁による恣意的なバブル潰しと、
その後のケインズ学的財政出動による膨大な借金が重なり、デフレへ突入し、
日本のハードランディングがささやかれたのです。その後に、米が日独に
追い上げられたように、日本は中韓に追い上げられて、苦しんだのです。
その後米は、金との兌換を停止して、更に金融緩和を行ってその危機を乗り切ってきました。
正に日本の状況も波動も似たような状況が、米の1929年の株の暴落後の状況とその回復
過程と同じなのです。従って金利もその時の波動がそのまま参考になると予想されます。
デフレは変わらないと言う説も、ハイパーインフレになると言う説も両極端であり、実際は
その中間が予想されるところです。つまりキツイインフレがやってきて国民が苦しむと
言う事です。だだし日本の2013~2032年は好景気が予想されますから
少々のインフレでは耐えられると言う事です。問題は2032年からの不景気は
英米仏の資本主義の崩壊が予想される時期ですので、キツイ苦しみが
世界を覆うでしょう。借金は2020年代までに、固定金利で
返すのが理想と言えそうです。
